2009年11月2日月曜日

衣替え無用

 朝食を作っていると、窓の外を「バサ」と音をたてて何かが落ちた。また鳥が窓ガラスにぶつかったかいなと確かめると、何と鳥ではなく、屋根からの雪。慌てて外に出てみると、いつの間にか庭にうっすらと雪が積もっている。
 どうやら昨夜遅くにも降ったらしく、気温は終日1度前後で、夕方には氷点下まで下がった。真冬なみの寒気到来とかで、早めの5時には暖房をつけた。


 終日家に閉じこもっているつもりが、先週末とは別の取引先から連絡があり、10月下旬に納めた仕事の請求書をすぐに送って欲しいとのこと。重なるときは重なるもの。ありがたく書類をまとめ、寒風吹きすさぶなか、歩いて出しに行った。
 冬用ジャンパーを着ていったが、それでも寒いほど。身体がまだ秋だと思っているので、急な寒さは堪える。

 我が家は「衣替え」という面倒な作業をしなくてよい仕組みにしてある。夏物も冬物も同じクローゼット、同じタンスに並べてしまってあるからで、いつでも瞬時に必要な衣類を取出せる。
 それを可能にしているのは、シンプルで少ない衣類の絶対数と、「シーズンが終わったら、すぐに洗濯してしまっておく」というルール。無用な欲を捨て去れば、ユルユルと身軽に暮せる。
 夕食前、例によって弾き語りの練習中、楽譜にメモする必要に迫られ、ギターを壁のフックにかけたとたん、ギターストラップがピンから外れ、ギターが床に倒れた。その反動でネックがモニタースピーカーにぶつかり、ネックの塗料が一部はがれ、モニタースピーカーも少しへこんだ。
 原因は、やや大き過ぎるギターストラップの止め穴で、小さく補修しようしようと思っていた矢先の出来事。何事も先送りはいけない。

 どちらも機能には差し支えないが、ギターは買ったばかりなので、かなりショック。塗料は黒で、手持ちがある。何とか自分でリペアしようと画策中。とりあえずトラブルの元となったギターストラップの止め穴を小さく補修したが、まったくねぇ。