2009年11月9日月曜日

音切れ犯人判明

 ライブのPAとして使っていたMDコンポの「右チャンネル音切れ」の犯人が、ついに分かった。
 ずっとMDコンポそのものに問題があると思い込んでいたので、取扱説明書に記載のビクター・サービスセンターに電話した。症状を告げると、悪いのはMDコンポとは限らない、と先方の技術員は言う。
 AUX端子にマイク(ミキサー)をつないで片方の音が出ないのなら、経路にある、あらゆるものを疑ってみる必要があるそうで、もっともな説だった。
 言われた通り、順にテストした。まずは普通のCDをかけてみる。ずっとPA代わりに使っていたので、CDをかけるのも久しぶり。すると、ヘッドホンでもスピーカーでも、ごく普通に聞ける。スピーカーやスピーカー端子には問題ないことがこれで分かった。

 次にAUX端子にミキサー以外の音源として、手近にあった妻のウォークマンをつないでみた。すると、こちらも何ら問題なく音が出る。犯人はおそらくAUX端子とニラんでいたので、拍子抜けした。


 となると、犯人はMDコンポではないことになる。となると、アヤしいのは中間にはさんで使っているミキサーかエフェクターか?
 それぞれ単独でつなぎ、試してみたが、どちらも問題ない。となると、残るはマイクと接続ケーブル。3本あるマイクはどれも問題ないことが分かっているので、あとは2本使っているピンケーブルしかない。

 それぞれ単独で接続し、試してみると、40年近く前に買った一番古いケーブルからの音が出ない。念のため、100円ショップで買った電池チェッカーをテスター代わりにし、経路を調べてみると、右チャンネルに使っている赤ケーブルの外側が断線していた。ついに犯人発見である。
 その後、ビデオ用のピンケーブルで仮接続し、試してみたら、何ら問題なく音がでる。

 電話でMDコンポの修理費概算を聞いていたが、6,000円~1万円くらいとのことだった。ピンケーブルなら100円ショップでも売っている。修理に出す前に、電話で相談してみてよかった。