2009年11月3日火曜日

根本的解決

 昨夜ブログを書いたあと、トンデモナイことが起こった。誤ってぶつけてしまい、一部塗料のはがれたギターを修復しようと、手持ちの塗料を細いデザイン筆で塗っていたとき、壁のベンチに置いてあったギターが、グラリと傾いた。
 またぶつけてはならぬと、寸前で受け止めたが、その反動で同じベンチの上に置いてあった黒い塗料の缶がモロに床の上に…。

 以降、阿鼻叫喚の騒動となり、ギターの修復よりもまず、床の清掃とベンチマットの洗濯を優先させることになる。どうもこのところ、天中殺状態にあるらしい。
 明けて今日、あいかわらず寒波が居座っていて、寒い。こんな日は家でじっとテレビでも見ているべきだろう。何せ、天中殺なのである。
 しかし、こりずに動いた。しかも、「当分控える」と言っていたはずのDIYである。


 諸悪の元凶は、弾き語りの練習でギターの一時的置場に使っていた木製フックの不備である。本来はモニタースピーカーをかけるために作ったもので、ギター用ではない。それを応急のギター置場にしたのが問題の発端。
 ギター置場なら、専用ギタースタンドがあるじゃないか、と思うだろう。もちろんちゃんとある。
 しかし、それを練習用マイク前に置くわけにはいかない事情がある。冬場の昼間は、太陽の恩恵を最大に受けるべく、ブラインドは全開状態。マイクの前は、深く傾いた冬の陽射しの影響をモロに受ける。ギターに直射日光はイカンでしょう。

 練習の都度、スタンドごとギターを移動するのもかなり面倒なので、根本的解決として、マイク横の壁にこの際、ギターハンガーを取付けてしまおうと考えた。
 既存の木製フックを改造し、写真のように低い位置に設置した。以前に作ったものと基本的には同じ構造で、これで問題は解決されるはず。ヤレヤレ。
 その後、キズのついたギターの修復をする。手持ちの黒い塗料を薄く3度塗り、はみ出た部分を400番紙ヤスリで研磨。さらにコンパウンド代用として、歯磨き粉を綿棒につけ、少しずつ研磨。最後に楽器用のオイルで全体を磨いた。
 苦労のかいあって、キズの部分は「言われてみてば分かる」程度にまで回復。音には関係のない部分なので、これでよしとしよう。