2007年12月30日日曜日

忘年家族ライブ

 昨夜は早く寝るつもりでいたが、何気なくチャンネルを合わせた「アメリ」というフランス映画がやたら面白い。2時間半の長い映画だが、ぐいぐい引きつけられ、つい最後まで見てしまった。
 今日になって妻に話すと、「私、それ以前に観たわよ」。見損ねたが、以前に衛星放送でもやったようだ。

 調べてみたら、フランスでは大評判の映画だったらしい。以前からフランス映画は好きだが、CGを一部使った画面構成や、目線が低く、ズームを多用するダイナミックなカメラアイに、これまでのフランス映画にはない新しさを感じた。
 ラストで老人が「人生はガラスのようにもろいものじゃないよ。勇気を持っていきなさい」と、若いヒロインを励ますシーンでは涙がこみあげた。


 そんなわけで昼近くに起きたら、いつの間に戻ったのか、予備室で息子が寝ていた。深夜バスで明け方近くに函館から札幌に着いたらしい。
 独身なので特急を使えばよいものをと思ったら、車の調子が悪いので、来春買い替えるとか。それでまずは節約、というわけだった。
 夕方、息子と二人で忘年家族ライブの音合わせをする。ユニットで歌うのは2年振りくらいで、二人とも一部のアレンジを忘れていたが、何度かやるうち徐々に勘を取り戻した。オリジナルも含め、あれこれ10曲近くも歌う。
 まだリハの段階だが、聴いていた妻から拍手喝采をいただく。ハーモニーがビタリ決まるとなかなか爽快な気分で、これがソロでは絶対に得られない面白さだ。