2007年12月28日金曜日

暮れの猥雑

 昨日は終日、暮れ特有の雑事処理に没頭したので腰がダルく、今日は昼近くまで寝ていた。以下、昨日やったこと。

・ユーティリティ内に木製のバーを設置
 これは来客が入浴中、別の誰かがトイレを使うことができないという問題を解決するためのもの。脱衣室やトイレ、洗面所、洗濯乾燥室が一室となっている我が家特有の空間構成の、数少ない欠点である。
 ユーティリティの浴室側とトイレ側の境界にバーを設け、来客が入浴するときだけカーテンを臨時に吊す。「仕切りはあまりないほうが好き」という妻の意向も尊重し、普段は木製のバーそのものも外せるように工夫した。
 冬にシーツ等の大物を大量に洗濯した時に、臨時の物干としても利用可能だ。

・以前に作った麻雀卓に脚をつけた
 そこらの椅子を臨時の台にしようかと迷っていたが、自宅コンサートに使ったコーヒーテーブル&増設テーブルの脚が、そのまま使えることに気づく。
 それぞれに鉛筆でマークをつけ、ビスの取り外しでいつでも相互に利用可能なようにした。両方が同時に使うことはあり得ず、両方使わないときはそれぞれバラしてしまい、ベットの下などにしまっておく。


 腰の様子をみつつ、大掃除もいよいよ本格化。今日はまず2階から攻めた。ホコリは上から下へ落ちるので、吹き抜けが多い我が家では、上から順に掃除するのが鉄則。
 2階天井を走っている梁の上には、かなりのホコリが積もっていて、毎年この時期にしか掃除しない。脚立を組み、掃除機を左脇に抱え、右手でハタキを持ってホコリを落とし、間髪を入れず掃除機で吸い取る。
 これが今年思いついたやり方だが、ホコリの多くは空中で吸い込まれ、かなり有効なやり方だと分かった。

 狭いと思っていた家も、掃除を始めると結構な広さがある。ほとんど休みなしで働き、合間には台所で包丁を3本研ぐ。
 包丁は結婚以来、ずっと自分で研いでいる。先日の地元新聞や、今日のNHKテレビでも「自宅で研げる包丁」の特集を組んでいたが、要は慣れである。数百円で買った砥石だが、30年近くもよく働いてくれている。
 研ぎ方は大工だった父がいつもやっているのを見て、自然に覚えた。最近では腕も上がり、切れ味が1年近く持つようになった。
 ちょっと動き過ぎて、夕方6時にダウン。腰痛の再発が怖いので、1階は明日やることにし、郵便物を出しに近所のスーパーまで行く。
 あちこち下見をし、妻から頼まれていた正月用のお供え餅を2個買う。1階居間と2階の仕事部屋の分で、開業以来25年、欠かさず飾ってきた。ひとつ295円だが、こればかりは省くことは出来ない。

 今年からミカンは生ではなく、樹脂製のマガイ物。あのノシ袋も本来はノシアワビを使っていたが、いまや単なる紙のマガイ物と化した。縁起物なので、徐々に形骸化してゆくのは仕方がないことだ。肝心なのは「飾る」という具体的行動だろう。