2012年9月19日水曜日

中華Padを直付に

 修理に出して新品になって戻ってきた中華Padに搭載した電子譜面を使い続けるうち、(もしかして譜面台そのものが不要なのでは…)と思い立った。
 これまでは紙筒を利用したホルダーを作り、マイクスタンドの縦パイプ上部に通して、その中に譜面台の一番上の部分だけを差し込んで一体化させ、使ってきた。

 しかし、中華Padは手製のホルダーに入れてもかなり小さく、譜面台の左右と上が大きく余っている。フットワークをより軽くするべく、日々努力しているが、譜面台そのものがもし不要となれば、さらなる軽量化が図れる。マイク周りはさらにすっきりし、見映えもよくなる。
(ライブに見映えは大事である)


 真っ先に思い浮かんだのは、事務用の目玉クリップだった。以前にライブ録音用のICレコーダーをマイクスタンドに固定する手段に使ったが、非常に強力である。
 100円ショップダイソーで4個入りの品を洗濯物固定用に買ったばかり。(65ミリ幅)さっそく試してみると、マイクスタンドのブームパイプにがっちり止まる。これは使える。
 スケッチを描き、木材の端材を見繕って中華Padホルダーの裏側に木ネジで止め、6ミリの蝶ナットを目玉クリップの穴に通して固定。好きな場所に移動でき、角度変更も自在。(液晶の反射があるので、角度調整は重要)これまでよりむしろ使いやすくなった。


 ちょっと困ったのは、カポやピックの置き場。これまでは穴を開けた小さな棚板を譜面台の下端に通して固定していたが、これが使えなくなる。いろいろ試したが、いい方法が見つからない。
 以前のようにカポはポケット、ピックはギターの一部に取り付けたポケットに入れる方法に戻そうかととも考えたが、出し入れに時間がかかるのが難点だった。これではスピード化の基本方針に逆行する。
 中華Padホルダーの下端が空いていることにふと気づく。ここに薄い木片を固定し、受け枠にしてやれば、小物類は置けるのではないか…?
 さっそくやってみると位置が譜面のすぐ近くなので、素早い脱着が可能。いい感じである。ピックを複数枚置いておき、割れたときに咄嗟に持ち替えることもできそうだ。


 これまで譜面台に吊るしていた譜面隠しは、中華Padホルダー上端に小穴を2ヶ所あけ、ここにヒモを予め通しておくことで対処した。これで万事OKだ。
 あれこれやって、減った分の機材の重量を量ってみたら、約500g。ストリートライブ移動時に、この差は大きい。機材の組立てや撤収の時間も、より短くなりそうだ。
 譜面台を単独で使うイベント系ライブの場合、譜面台の一番上に中華Padを直接つける必要があるが、方策はすでに立ててあって、中華Padホルダー裏面の木片には、そのための固定穴が開けてある。
(譜面台上段と同じ径10ミリのパイプの手持ちがなく、作業は後日)

 万が一の電子譜面動作不良に備え、最低限の印刷譜面はいつも持参しているが、仮にそんな不測の事態が起きた場合、写真のように別の丸型クリップで中華Padホルダーに直接固定する予定。
 電子譜面に比べて入れ換えに時間はかかるが、風にも強く、非常時の対策としては有効であろう。

2012年9月18日火曜日

浮きガエル

 昨日の訪問ライブレポで、終了後に「次に行くところがある」と記したのは、実はカエルヤ珈琲店のことだった。毎年恒例の「第4回カエル自慢コンテスト」が先週から実施中で、過去3回は皆勤だったが、暑さと多忙でこのところすっかりご無沙汰。うかうかしているとエントリーしそびれてしまう。
 昨日歌った介護施設がたまたまカエルヤの近くで、このチャンスを逃してはならじと、手持ちのカエルグッズのひとつを握りしめ、終了後ただちに向かった。

 しかし、こんな企画が4年も欠かさず続くことに驚く。やるほうもやるほうだが、出すほうも出すほうで、毎年60を超えるカエルがエントリーされるのだ。双方のあくなきアソビ心がなければ、とても続くものではない。


 今回のエントリーはセトモノで出来た灰皿風のカエルで、3人の子供の誰かから貰った。灰皿には見えるが、それにしては小さい。まあ、1~2本だけのライトスモーカー用だろうと勝手に思い込み、エントリーシートにもその旨記入した。
 ところが公開用の写真を撮るため手にした店主のU子さん、「これ、もしかしてウキじゃありません?」
 ウキって?と思わず問い返すと、水に浮かべる飾りですよ、とU子さん。同様の品を以前に目にしたことがあるという。コンコンと叩き、ほら、中は空洞ですよ、浮きますよ、これ、と自信ありげ。

 そう言われるとそんな気がしないでもない。家に戻り、さっそく金ダライで試してみると、見事に浮きました!水底にオハジキなんぞ沈めてみると、なかなか風情がある。ちょっとした振動でス~イスイと水面を動き、いかにも気持ちよさげ。
 さっそくU子さんにメールで報告。暑い日に玄関口にでも飾ればよいアクセントになりそうだが、持っていかれるのが怖いので我慢。たまに台所洗い桶かバスタブに浮かべる程度にしておこう。
 事務局からメール連絡があり、先日受けたチカチカパフォーマンスに合格したことを知った。11組受験中合格は9組で、弾き語り系は3組受験して、合格したのは私だけだった。
 対してジャグリングなどの他ジャンルは全員合格で、音楽系には厳しい結果である。

 今回の結果に関して自分なりに分析してみたが、あくまで「通りを行く一般市民」に向けたパフォーマンスなのだから、何かしらのサービス精神がなくてはならず、たとえ技術的なレベルが合格点でも、そこが合否の分かれ目なのではあるまいか?と思ってしまった。
(全パフォーマンスを見届けたわけではないので、あくまで推測である)

 特にジャグリング系パフォーマーの場合、すべてのパフォーマンスは外に向かっていて、そのサービス精神ぶりは徹底している。
 音楽系パフォーマーの世界は得てして自己陶酔、つまりは内へと向かいがち。ジャグリング系と全く同じことは無理としても、曲の構成やMC、歌うスタイルなどである程度のことは可能ではないか。いつまで続けられるかは分からないが、今後もこうしたサービス精神を見習い、忘れずにいたいと思う。

2012年9月17日月曜日

30分で13曲

 全国展開の介護施設のひとつで実施された敬老ライブで歌ってきた。最近急増するネット経由での依頼だが、場所は先日小学校同期会をやったホテルのすぐ近くで、車で30分弱の距離だ。
 一昨日の掛け持ちライブで消耗した直後でもあり、気力体力面でかなりの不安があったが、中一日で充分な休養をとったせいか、どうにか回復。冒険はせず、定番曲を中心に無難な構成で臨んだ。

 事前にグーグルストリートビューで充分なイメージ調査をしてあったので、迷わずたどり着けたが、当初は13時40分から開始だったはずのイベントが、10分早まったという。
 到着は13時20分だったので、大きな問題はない。5分で機材の搬入と設置を終わらせ、用意された控室で出番を待った。
 冒頭の挨拶等があり、13時35分からライブ開始。職員を含めて、およそ40名ほどの聴き手である。窓を背にしたステージだったので、やや顔が見にくかったかもしれないが、顔は二の次で問題は歌であろう。
 50代の若年性認知症の方がいるとのことで、少し新しい曲も歌って欲しい、との要望が事前にあり、ほかにも数曲のリクエストがあって、結果として以下の13曲を30分で歌った。(※はリクエスト)

「月がとっても青いから」「さんぽ」「高校三年生」「二人は若い」「草原の輝き」「夕焼け小焼け」「紅葉」「赤とんぼ」「北国の春※」「知床旅情」「丘を越えて※」「故郷※」「炭坑節」


 この日のプログラムは4つあり、合計2時間のうちのトップバッターが私である。後半には職員さんの出し物も予定されていて、ライブ中も人の出入りが激しく、ややざわついた雰囲気の中でライブは進んだ。
 あまり好きではない状況だったが、こんなこともある。ストローク系の曲を多めに用意したので、そんな喧騒を吹き飛ばす勢いで歌い進んだ。

 全体的には大人しい方が多かったが、乗りのいい方が数人いらして、かなり助けられた。例によって中盤には聴き手参加型の「二人は若い」を歌う。たいていは事前にかけ声を練習してから本番に進むが、これで場は一気に乗る。非常に便利な歌である。
「さんぽ」「草原の輝き」は若い方むけに選んだが、高齢者にも問題なく受ける曲であることは分かっている。「フォークも歌って」との要望から、本当は松山千春の「大空と大地の中で」も予定に入っていたが、場の雰囲気から無理と判断。無難な「知床旅情」へと咄嗟に差し替えた。
 今回も電子譜面を使ったが、背後の窓からの光が予想外に強く、電池消耗を抑えるため輝度を下げた設定にしてあったので、やや液晶が見にくかった。ミスはなかったが、途中で設定を変更すべきだったかもしれない。
 中盤の童謡3曲はキーをカポなしで統一し、譜面も1画面に3曲入れて、MCなしのメドレーで一気に歌った。唱歌系の短い曲ならこの技が使える。30分で13曲は普通は歌えないが、こうした工夫と電子譜面があれば不可能ではない。

 終了後、珍しく数名の男性利用者の方から声をかけられた。どの世界でも同じだが、元気がよいのはおしなべて女性。介護施設でも例外ではないが、ここは違っていた。
 残りのイベントも見届けたかったが、次に行くところがあったので、途中退出。この日も真夏のような暑さで、歌いながら汗が噴き出たが、喉の調子はピークに近く、途中一度も水を飲むことなく乗り切った。

2012年9月15日土曜日

酷暑の掛け持ちライブ

 31度に迫る酷暑のなか、日に2本という掛け持ちライブを久しぶりにこなした。弾き語り活動を本格再開した時期に1~2度やった記憶はあるが、心身に多大なストレスを伴うので、還暦を過ぎてからは意図的に避けている。
 しかし、今回は断れない条件がそろってしまった。まずは1年間続けた札幌駅地下歩行空間でのチカチカパフォーマンス・オーデションである。一度合格しても、必ず1年毎にライセンスを更新する必要があり、受けないと資格を失う。再開するには、半年後にゼロから受け直すことになる。
 チカホではこの1年で17回のパフォーマンスをこなし、延べ300曲以上は歌っている。多くの出会いがあり、新しい発見があり、自分の歌の幅も大きく広がった。
 集客面でも限界値と言われる60名に数回迫り、ある程度の達成感はある。このまま受けずに流してしまう考えもあったが、熟慮のすえ、もう一回だけ更新してみようかと思い直した。
 仮に半年後に受け直しても合格する保証はなく、やるなら実績が残っているいまのうちだ。


 日程はかなり前から決まっていたが、「敬老月間」である9月中旬と聞いて、(もしかして何かの訪問ライブと重なるのでは…)との不安があった。しかし、調整してうまく避けたつもりでいた。

 ところが数日前になって地元社福協の責任者から電話があり、依頼を忘れていたが、週末の敬老会のラストに出演していただけないか、という。聞けば、日程も時間も全く同じである。
 指定された懐メロ系の曲を歌いながらリードし、会場の方と一緒にシングアウトするという大事な役割で、過去2年続けて出演している。カラオケやピアノは使いにくく、ギターが手っ取り早い。すでにプログラムも印刷し終えており、代役はいないという。
 日頃お世話になっている方なので断りにくい。義理は大事である。チカチカの事務局に事情を話し、オーデションの順序を極力早い時間に調整してもらうことにした。


 オーデションの順序は11組中のトップで、13時10分開始である。この時間なら終了後に何とか地元に戻って、敬老会のラストに間に合う。
 当初は10分の持ち時間だったが、3回目となる今回は受験者が半減し、急きょ20分に増えた。直前の決定だったので、予定通り10分でもよいとのことだったが、目一杯を使うことにする。長く歌えば聴き手は徐々に増える傾向にあるので、パフォーマンスとしては正解だと判断した。
 とはいえ、20分間には転換時間も含むので、実質17分前後に収める必要がある。この1年の総集編のような位置づけで、ジャンルの異なる以下の5曲を歌った。

「サン・トワ・マミー」(シャンソン)「エーデルワイス」(唱歌)「季節の中で」(フォーク)「つぐない」(演歌)「聖母たちのララバイ」(昭和歌謡)

 ほぼ予定通りにライブは始まったが、冷房がないので地下も外と変わらぬ暑さ。歌い始めたとたん汗が吹き出した。写真の顔が妙に上気しているのは、上がっているのではなく、暑くて体温が上昇したせいである。
 トップなので、100席近くある会場はまばら。気楽といえば気楽だが、やはりたくさん集まってくれたほうが張り合いがあるというもの。
 いつものペースで無用なMCは省き、中華Padによる電子譜面で曲間の切換えも瞬時。サクサクと歌い続けるうち、じわじわと聴き手も増えてきた。ラスト2曲あたりでは、最前列に座る方もかなり出てきて、8分ほどの入り。
 パフォーマンスとして弾き語りの集客力はいまいちなのが日頃の活動から分かっているので、これだけ集めれば充分。オープニングアクトとしての役目は果たせたと思う。

 実績ある曲ばかりなので無難にこなしたが、モニターが足元にないので、ほとんど勘で歌わざるを得なかった。持参したPAを真横に置く普段のスタイルのほうがむしろ歌いやすい。
 ラストの曲の最後のストロークで、ハイコードAmの押さえがやや甘く、音がぶれた。暑さによる集中力の欠落だが、もったいないことをした。しかし、実質時間は練習通りに17分ぴたりで収めた。
(練習ではMCも擬似的に入れるので、ズレはまずない)

 会場で偶然、知人のSさんに出会う。ライブハウスで知り合った方だが、今回初めて受けるのだとか。妻が仕事でこれなかったので、写真はそのSさんにお願いした。
 終了後、ただちに地元の地区センターへと向かう。Sさんのステージは後半なので、見届けることはできない。駐車場へむかう途中、さすがに疲労感を感じたが、もうひとがんばりである。


 酷暑の掛け持ちライブの1本目を何とかこなし、オーデションの結果を確かめる暇もなく、すぐに機材をかついで駐車場へと戻る。普段と違ってPAとマイクスタンドがないその分、いくらかは楽だが、とにかく暑さのなかで歌うのは体力を消耗する。
 ひとまず車を出して木陰に停め、持参したバナナとクッキーを水で流し込む。こんな日に歌うには、マラソンでもやるような準備が必要だ。
 ひと息ついたのち、次のライブ会場である自宅近隣の地区センターへとむかう。ここで13時から地元社福協主催の敬老会が進行中である。自宅に戻る時間はなく、機材は出掛けに積み込んであったが、実はこの機材が曲者で、2つのライブで微妙に種類が違うのだ。
 チカチカパフォーマンスの機材は、常用するオベーションのエレアコに太めのシールド、そして電子譜面搭載の中華Padと譜面台である。ところが、地区センター敬老会ではエレアコが使えず、いつもはモーリスギターを持参してマイク録りをしていた。
 今回もそのつもりでいたが、最近になってモーリスギターの音ズレがひどく、カポを移動するごとにチューニングするような状態。ギターを2台持参する煩わしさもあり、今回は両方のライブを同じエレアコでやることにした。

 エレアコでのマイク録りもやれなくはないが、常用する乾電池式のPAを持参し、ギターの音だけをこれで出すことにした。予算の関係で敬老会には専任の音響スタッフが不在。やむを得ない選択である。


 15時過ぎには会場に着き、まずは責任者のMさんに到着の挨拶。急な依頼で気をもんでいたようで、しきりに恐縮された。
 私の出番は15時45分だったが、プログラムを見ると持ち時間が10分に減っていて、しかもラストで歌うはずだった「故郷」が、なぜか「青い山脈」に入れ替わっている。
 急きょMさんと打合せたが、Mさんの意向が印刷側に届いていなかったらしい。中華Padに全譜面が入っているのでどちらでも歌えたが、結局はプログラム掲載の「青い山脈」で行くことになる。持ち時間は多少伸びても、予定曲を全部歌って欲しい、とのことだった。

 中華Padをとりにいったん駐車場に戻り、「青い山脈」のコードを確認。他の3曲は印刷譜面でやるつもりでいたので、その場でプログラムの歌詞にコードを書き写す。時間ロスを最小限にするべく、控えのロビーでPA用の三脚や譜面台を組立て、シールドも移動が楽な細くて短いタイプをPAにつないで準備した。
 節電のため、地区センターにも冷房はない。出番がくるまでロビーの椅子に座っていたが、暑さと疲れでついウトウトしてしまう。
 少し遅れて、15時55分からライブ開始。ギターを肩から背負い、PA一式は両手で抱えて舞台袖の階段からステージに上る。譜面台とマイクスタンドだけは係員の方に運んでもらった。電子譜面を使わなかったのは、この舞台袖からの移動時に慣れない係員が中華Padを落下させてしまう恐れがあったから。
 素早くシールドをつないでPAのスイッチを入れてスタンバイ。この間、たぶん1分以内である。
 季節外れの暑さと3時間近いイベントのラストということで、150席ある会場は半分ほどの入り。聴き手の多くが扇子やウチワを使い、さすがに疲れが目立つ。こんな展開も予想していたので、選曲は元気がよくて短めの懐メロ系でまとめた。

「月がとっても青いから」「高校三年生」「青い山脈」「世界の国からこんにちは」

 どの曲も2分ほどで終る曲だが、場の反応によってはさらに切り詰めるつもりでいた。しかし、「月がとっても青いから」の反応が案外よいので、珍しく3番まで省略せずに歌った。
 遅れて着いたのでほとんど観ていないが、プログラムによるとギター弾き語りの出演者は私一人。ポップ系の懐メロも皆無だった。多数が出演するこの種のイベントは、「他があまりやりそうにない選曲」というのがポイントのように思われる。

 ラスト2曲は主催者指定のシングアウト用の曲で、まずは無難にこなした。真横に置いたPAから響くギターの音はよく聞こえたが、ボーカル用マイクの音は高い位置にあるスピーカーから出るので、ステージからはほとんど聞き取れず、勘で歌わざるを得ない。
「モニターなし」「リハなし」「時間や曲は直前でよく変わる」毎度のことだが、この種のステージでは、こうした悪条件がごく普通であり、それらをうまくさばく技量が求められる。過酷だが、自分のスキルは間違いなく向上する。

2012年9月14日金曜日

DIY三昧

 昨日よりもさらに暑く、昼近くでほぼ30度。暑い中で汗まみれになって歌うのはまっぴらだが、DIYならば何とかやれる。まずは残っていたポリカーボネート波板の端材を、使えそうな窓に合わせて切断。
 だんだん作業にも慣れてきて、切った寸法もドンピシャ。単に押しつけるだけでぴったり収まる。下部が一時的に結露する居間のテラス窓にも、波板を横に使えば下部60センチくらいはこの方式でカバーできることが分かった。車庫に面する玄関横の窓にも別の端材がぴったり収まった。ここの結露はごく軽微なので、もしかすると波板だけでも効果があるかもしれない。

 どちらの窓にも目隠しは不要で、常時カバーをする必要はない。ひとまずは外してしまっておき、12月頃に本格的に装着しようと思う。


 その後、北側に立ててあった外部温度計の移動工事をする。台所窓のすぐ外側に1.8Mのタルキを立て、上端内側に温度計をネジ止めして、外部気温を室内からチェックしていたが、昨冬から窓にプチプチ目隠しを貼り、さらにはポリカ波板も今回重ねて貼った。結果として目隠し断熱効果は抜群だが、温度計の目盛は非常に見にくい。

 室内温度や日光、雨雪の影響を受けず、しかも見やすい場所を探した結果、東側の車庫に面する窓の外に、車庫の梁から吊るしてやればよいことに気づく。
 窓の開閉に支障があってはならず、高さと壁からの離れ、左右からの位置を慎重にチェックして、最適の位置を割り出した。


 室内側から見た写真と道路側から見た写真は上の通り。少し邪魔な感じはするが、まあこれくらいなら我慢できる。早朝は直接陽が当たる場所だが、背中側なのでそう大きな影響はないだろう。この位置でしばし様子をみたい。

 その後、温度計の柱に使っていたタルキを60センチに切り、先端をナタで削って北側隣地の境界杭に使うことにする。
 タルキを直に打ち込むとすぐに腐ってダメになるので、まずは45センチに切った足場パイプを土中に打ち込み、その上に差し込むようにする。写真の真中がそれで、最近まで灯油タンクがあった場所だが、東に移動したので、境界杭が1本新たに必要になった。
 足場パイプは普通の鋼管に亜鉛メッキしたものだが、他の境界杭を見て分かるように、土中に埋めて13年経っても大きな腐食はない。試験的に使ってみたが、こんなに持つとは思わなかった。
 むしろ上に差し込んだタルキのほうが腐食が進んでいる。順次交換する必要があるかもしれない。


 残暑の盛りに冬にむけたDIY作業に余念がないが、この種のことは気分が乗っているうちに片づけてしまうに限る。やっていてつくづく思うが、自分は本当に手仕事が好きななのだ。
 やれる手仕事が山のようにあるうちはシアワセである。

2012年9月13日木曜日

冬の備えに追われ

 長雨がようやく止んだとたん、また30度近い暑さがぶり返した。札幌の今日の気温平年値が22.9度なので、7度近くも高いことになる。予報では明日も30度を越すとか。
 こうも暑いと、やはり温暖化は進んでいるのかも?と思ってしまう。それが二酸化炭素によるものかどうかは別にして。

 暑いが、午後から実家方面に行く。ずっと延ばし延ばししてきた用事が溜まっている。最寄りの区役所に行き、高額医療費の書類を提出。郵送でもよかったが、実家近くにあるので、ついでである。
 その足で実家に行き、姉と合流してあちこち点検。いろいろ頼んであった雑務にかかった費用を清算する。母が施設のお世話になっているので、施設関連の費用や実家の維持に要する費用の管理は、全て長男の私の役目。子供の誰がやってもよいのだが、やはり長男がやるのが波風がたたぬ。
 塗装の時期がきていた実家の外壁に関し、業者に見てもらったところ、誰も住んでなく、今後どのような所有形態になるか分からない家に、大きな補修費用をかけるのはいかがなものか?と言われた。
 新築後およそ9年が経ち、大修繕の時期がきているのは間違いないが、業者の言い分ももっともで、非常に良心的なアドバイスだった。考えなおしてひとまずは対症療法でやり過ごすことにした。

 高所の壁の補修は長いハシゴを持つ義兄に依頼。1階屋根端部の雨しぶきがかかる場所で、最も傷みの激しい箇所だったが、ひとまず穴は塞がっていた。
 今日は残ったパテで可能な限り傷んだ部分を埋めた。しかし、1階屋根の雪が2階壁と接する部分はパテ補修が不可能。別タイプの補修材を使うか、さらに表面を雪に強い材料、たとえばポリカーボネート板で覆うなどの対策が必要だ。
 自宅の冬の備えと併行して、実家の面倒も見なくてはならない。9月は殺人的なライブスケジュールに追われているので、本格的な対策は10月か。さすがに暑さは去っているはずだが。

2012年9月12日水曜日

端材のリサイクル

 先週末に移動工事を実施した灯油タンクに関連し、事前に上部のDIY木製ガードを撤去した。部品は分解し、再利用できそうな木材は保存。傷みがひどいものは切断してBBQ用の薪か、燃えるゴミとして処分する。
 ちょっと迷ったのが、屋根に使っていたポリカーボネート波板。元々は車庫屋根に使っていた端材だが、度重なる再利用であちこちにビス穴があき、こちらも細かく切って捨ててしまおうかと一時は思った。


 久しぶりに晴れたので、ウッドデッキでひとまず汚れを落とし、乾かしているうちに、いいアイデアが浮かんだ。(1階北側窓の内側に貼ってあるプチプチ緩衝材の押さえとして使えるのでは…?)

 昨年冬から、1階北側窓には内側から梱包用のプチプチ緩衝材を貼ってある。北側隣地に家が建つことになり、透明ガラスだった窓に何らかの目隠しが必要だったことがまずある。
 ついでに厳冬期における窓下端部の結露防止対策にもなるのでは?との甘い期待もあったが、結果としてそのどちらもが立派に機能した。
 梱包材の余り物なので基本的にはタダだが、唯一の問題は一冬で両面テープがはがれてしまうことだった。ガラス側は常に冷気にさらされ、水蒸気で内側がわずかに曇るので、これはやむを得ない。
 暖かくなってから両面テープを貼り直していたが、プチプチ緩衝材の室内側に何らかの透明板をはめ込んでやれば、両面テープなしでも保持できるのでは?と考えた。

 試しに余り物のポリカーボネート波板をガラス内側と同寸法に切り、はめ込んでみると、波板に前後幅があるため、ちょううどいい按配に枠に固定される。少なくとも脱衣室側の窓は、このままで充分に使える。
 台所側の窓は少し大きく、端材の波板では足りない。こちらは明るくて目立つので、新品を使うことにする。2度ならず、3度利用できる端材。とことん使って無駄なく暮らす。