2025年7月22日火曜日

パッシブ冷房運転

 朝から気温がぐんぐん上がり、直近の石狩アメダスでは9時に30度を突破。昨夜は今年最初の熱帯夜だったとかで、今後もしばらくは酷暑が続く予報である。

 エアコンや扇風機なしでも比較的涼しい我が家でも、1階居間温度が午前中から28度を超えた。最後の暑さ対策となる「床下パッシブ冷房」を運転する時期到来だった。
 過去の記録を調べると、だいたい同じ時期に設置&運転している。


 2022年から夏季限定で運転を始め、安価な費用と維持費でそれなりの冷房効果が得られる。普段は2階吹き抜け上にある暖気循環用の換気扇をダクトごと取り外し、1階居間の床下に設置する。
 設置といっても、単純に本体を土間コンクリート上に置き、運転はコンセントに差すだけだ。これにより床下土間コンクリートに蓄熱された冷気が、ユルユルと1階室内に流れてくる。

 12時半から運転開始。この時点での外気温は30.2度。1階室温が28.7度で、1階床下温度(ダクトの吹出し口温度)が23.8度。過去のデータとほぼ同じである。


 換気扇の仕様は、風量60m³/h〜5.7W。昨年買った冷風扇よりも非力だが、弱設定でも消費電力31Wの冷風扇より、維持費は格段に安く、ほどよく冷たい風が下から流れてくる。結局外気温がやや下がり始めた23時まで運転させた。
 運転中に1階室温が29度を超えることはなかったが、万一そんな猛暑が今後やってきたときは、冷風扇とのダブル運転も頭に入れておこう。