2025年7月31日木曜日

アリとの闘い

 早い年は1月から家の中に姿を見せるアリが、今年は5/18に初めて1匹が出現。その後は週に1匹程度しか見かけない。
 床下のアリの巣撤去や超音波式害虫駆除機の設置、ホウ酸団子などの各種対策が効いていると喜んでいたら、6/19と7/28に10数匹がまとまって現れた。
 このときは甘い食べ物のカスが床に放置されていて、清掃とホウ酸団子撒布によってアリは消えた。

一時期活躍した超音波式害虫駆除機
乾燥中のホウ酸団子(顆粒にする前)

 一時は2セットを長期間設置していた超音波式害虫駆除機は、今年はまだ使っていない。
 2023年から試しているホウ酸団子はよく効くが、小さなアリにはかみ砕くのが難しいという情報を得て、昨年6月以降は顆粒状に砕いてアリの出没する隙間などに適宜撒いている

 昨年5月には米びつ内にアリが20匹ほど出没したが、最終的には米びつ外部の隙間にホウ酸団子を撒くことで消え、今年はまだ米びつ内には現れていない。


顆粒状にしたホウ酸団子

 アリの出没数は日々カレンダーに記録していて、以前にあった日に100匹を超す大量発生はなくなった。
 2023年は2〜10月の累計で約820匹。2024年は4〜7月の累計で約480匹と半減。特に5月が280匹と突出していた。
 今年はここまでの累計で約40匹。昨年は8月以降にアリは見かけず、仮に今年も同じ傾向なら、アリとの闘いはほぼ決着と考えてよい。アリ激減の理由は、顆粒状に砕いたホウ酸団子に尽きる。

(ホウ酸団子は毒性が強く、ペットや子供の口にふれない配慮が必要です)

2025年7月26日土曜日

誕生日家族会

 孫娘の誕生祝いをかねた家族会を我が家でやった。
 いつもは8月のお盆前後に次男の帰省にあわせ、BBQ家族会をやることが多いが、あいにく今年は長男のお嫁さんが九州の実家に孫娘を伴って夏帰省するため、前倒ししてやることに決まる。
 いつものパターンで、はま寿司のテイクアウトに合わせ、最寄りのスーパー駐車場で14時に待ち合わせ。別ルートで自転車でやってくる長男と自宅で合流となった。

 誕生日プレゼントはすでに希望の品をネット通販経由で届けてあり、「ひみつのアイプリ」なるカードの交換ゲームのようなもの。持ってきてあれこれ説明してくれたが、理解するのは難しかった。
 しかし本人は満足していて、「クリスマスには、この別バージョンをお願いします」と、早くもおねだり。ついこの前まで別のキャラに夢中だった気もするが、子供の興味はあっという間に移り変わる。


 前日までの猛暑が一転して小雨模様の天気。気温も久しぶりに30度を下回った。長男が買ってきたボタ餅を中心に、到着早々おやつタイムに突入した。
 ケーキがあまり好きではない孫娘。誕生ケーキは不要と事前に連絡があり、リクエストのあったラズベリーアイスをふるまう。
 早い暑さの到来で時期が早まった庭のラズベリーは、当日朝に収穫した分が何とか130gあり、ボウルに入れて自由に食べてもらった。
 オヤツよりも寿司がいいと訴える孫娘をなだめつつ、17時にようやく回転寿司の夕食となる。
 実は回転寿司の受取時にちょっともめた。いつもはレジで店員から直接受け取るが、今回はメールに添付のQRコードを店舗内の「PickUpショーケース」なるものにかざし、自分で冷凍ケースから受け取って欲しいという。
 予約の2時間前に「本日が受取日です」の案内メールは届いていたが、QRコードの添付はない。押し問答のすえ、結局いつもの手作業で受け取った。

 あとで調べたら、予約10分前に別メールが届いていて、そこにはQRコードの記載が確かにある。最近、店舗の改装があって、セルフ受取方式に変わったらしい。
 QRコードによるレジ操作はメルカリ&メルペイで最近習得したばかり。まさか寿司のテイクアウトにまで及ぶとは。


 ともあれ、主賓である孫娘に寿司は好評で、一人で14個も平らげたらしい。
 このところ成長著しく、クラスでは後ろから3〜4番目の背丈とか。好き嫌いは激しいが、肉より魚が好物なのは健康面では望ましいかも。

 19時前にお開きとなり、たくさん採れたときに冷凍しておいたラズベリーをお土産に持たせ、最寄りの地下鉄駅まで送ってゆく。夏の家族イベントがひとつ終わった。

2025年7月24日木曜日

酷暑が続く

 3日続きの猛暑日サッポロ。7月に入って30度を超す日が計15日間にも及ぶ。爽やかな北の夏はいったいどこへ?

 エアコンは相変わらずないが、自己流での暑さ対策は万全。すでに窓外へ張り終えた遮光ネット5枚のほか、外気温や室温を見ながら、断続的に冷風扇やパッシブ冷房装置を稼働させている。
 おかげで室温は28度を維持。このところTシャツ&短パンで過ごすせいか、日が落ちると肌寒く感じるので、消費電力の多い冷風扇→パッシブ冷房の順にシャットダウンさせている。
 早朝から開け放っている窓は1階から順に閉め、全閉は寝る直前。


 庭のアジサイは暑さで元気がないが、マメに水やりしているグラジオラスの美しさが救い。

 家庭菜園の山東菜も暑さでグッタリしているため、今日は気温が下がった夜9時ころに浴槽の残り湯を4度に分けてバケツで汲み出し、まとめて散布した。
 予報によると酷暑は明日までだが、その後も雨は小雨程度しか期待できない。今後も折を見て人力での大量水やりを続けたい。

2025年7月23日水曜日

種が実った山東菜

 昨秋に根を抜き忘れた山東菜から新しい芽が吹き、春先に何度か食べたことはすでにふれた。
 芽はどんどん育って花が咲き、ついには花も葉も一緒に食べることになったが、そのうちに枯れた花に実がなり始めた。実は細長いサヤに収まっていて、まるでインゲンやエンドウ豆のよう。

 もしやと思って調べると、実はそのまま育つと種となり、取り出して植えれば翌年また芽吹くらしい。
 以前に枝豆(大豆)のサヤが枯れたのち、中の種を取り出して翌年蒔いたことを思い出した。まさか同じことが山東菜でも起きるとは。

6/24の冬越し山東菜
7/21の冬越し山東菜

 春先に蒔いた種からは新しい葉が育っていて、食べるに不自由しない。冬越しして種になりつつある山東菜は、そのまま育てて来年用の種を採取することに決めた。

 古い実からじょじょにサヤが枯れ始め、中で種が育っている様子。そのうち一部のサヤが割れて種がはじけ始めたので、あわててサヤごとハサミで切り、バケツに投入して種を取り出すことにした。


 室内の陽当りのいい場所で数日乾かしたのち、サヤをひとつずつ割って順に種を取る。ホームセンターで買ったときと同じ形状の種が、かなりの数取り出せた。
 ザルで細かいゴミを取り、容器にまとめた。菜園にはまだ青いままの実が残っていて、もう少し取れそう。


 予定としては来春に蒔くつもりで、冬越しした根から育った種なので丈夫なはず。過去の経験では、2年経った種でも芽吹いてくれた。しばらくは種を買わずに済みそう。
 ちょっと気になるのは、採取時期が遅れたせいで、はじけた一部の種が勝手に芽吹いてしまう可能性があること。もしそうなっても生命力の証しと考えて対処しよう。

2025年7月22日火曜日

パッシブ冷房運転

 朝から気温がぐんぐん上がり、直近の石狩アメダスでは9時に30度を突破。昨夜は今年最初の熱帯夜だったとかで、今後もしばらくは酷暑が続く予報である。

 エアコンや扇風機なしでも比較的涼しい我が家でも、1階居間温度が午前中から28度を超えた。最後の暑さ対策となる「床下パッシブ冷房」を運転する時期到来だった。
 過去の記録を調べると、だいたい同じ時期に設置&運転している。


 2022年から夏季限定で運転を始め、安価な費用と維持費でそれなりの冷房効果が得られる。普段は2階吹き抜け上にある暖気循環用の換気扇をダクトごと取り外し、1階居間の床下に設置する。
 設置といっても、単純に本体を土間コンクリート上に置き、運転はコンセントに差すだけだ。これにより床下土間コンクリートに蓄熱された冷気が、ユルユルと1階室内に流れてくる。

 12時半から運転開始。この時点での外気温は30.2度。1階室温が28.7度で、1階床下温度(ダクトの吹出し口温度)が23.8度。過去のデータとほぼ同じである。


 換気扇の仕様は、風量60m³/h〜5.7W。昨年買った冷風扇よりも非力だが、弱設定でも消費電力31Wの冷風扇より、維持費は格段に安く、ほどよく冷たい風が下から流れてくる。結局外気温がやや下がり始めた23時まで運転させた。
 運転中に1階室温が29度を超えることはなかったが、万一そんな猛暑が今後やってきたときは、冷風扇とのダブル運転も頭に入れておこう。

2025年7月21日月曜日

格安駐車場サービス

 昨日参加した路上イベントでは、このところの気力体力面の低下を考慮し、初めて自宅から車で直接会場へと向かった。
 結果はすでにライブレポにも記したように、公共交通での移動に比べて乗り換えがなく、歩く距離も大幅に減って、天候の影響も受けない。出発時間が遅くて済み、早く戻れる。いいことずくめだった。

 車での移動は当初から考えていたが、最大の問題は駐車場。依頼型のライブなら先方に必ず駐車場の用意がある。これが自由参加型となると自分で駐車場を探すか、公共交通を使うかしかない。
 イベント会場周辺駐車場の最安値が60分400円で日最大料金が1,000円。イベントは3時間を超えるため、1,000円必要となる。
 このほか、自宅から会場まで片道9kmあり、往復のガソリン代が110円ほど。(実燃費から6円/kmで試算)併せて1,110円が車移動に伴う諸費用となり、公共交通利用による移動費と、ほぼ一致する。


 車による移動費の節約を図るなら、駐車場費用の削減が必須で、会場周辺の駐車場をあちこち検索した結果、「アキッパ」と称する空きスペースを有効活用した仲介形式の駐車場サービスを見つけた。
 予めネットからアカウント登録しておき、利用したい駐車場をネットで探して事前予約するシステム。費用はカード決済で、前日までならキャンセルも可能だ。
 今回のイベント会場周辺を探したら、徒歩15分の場所に適当な駐車場があり、2週間前から予約可能だった。
 料金はサービス料こみで575円。周辺一般駐車場に比べて半分ほど。前向き駐車必須で、貸出時間の制限もあったが、熟慮のすえ11日前に予約をとった。
 当日は問題なく利用できて、次回以降も利用する可能性大。駐車料金や駐車場利用条件は場所によって異なるため、事前の十分な調査が必要。

 大雨の場合はイベント自体が中止なので、前日キャンセルとなりそう。この場合、駐車料はかからないが、サービス料(今回は75円)は戻ってこない。年に一度は雨で中止となるため、この程度の負担はやむなし。
(この種の駐車場には「特P」という別のサービスもあるようです)

2025年7月20日日曜日

省エネ対応ライブ

 雪のないシーズンの第3日曜日、区内の市民広場で開催される自由参加型路上イベントの日である。
 イベント自体は今年3度目だったが、6月は他ライブの予定が立て込んでいて、翌日が本修繕ボラの作業日という過密スケジュール。気力体力面から参加を断念した。

 今回はスケジュールに余裕もあって当初から参加の予定でいたが、体力面の問題が完全に解消されたわけではなく、調整は手探り状態。
 上旬に通算600回目となる節目の依頼型ライブを終え、持病に関わる胃&大腸内視鏡検査も無事に乗り切った。慢性的な痛みに悩まされていた腰痛も、このところ小康を保っている。
 あくまで参加は自由で、出る出ないか自分次第だったが、どうにか演れそうな感じになり、数日前から1日2曲限定の練習だけは細々とやっていた。


 体力面を考慮し、今回は自宅から車で直接会場近くまで行くことに方針変更した。駐車場から多少は歩くが、公共交通のような乗り換えが一切なく、腰への負担や暑さの影響も少ない。
 所要時間を検討したすえ、出発は10時半過ぎとした。最寄りの駐車場着が10時55分。そこから約1km歩いて、会場到着が11時10分。これまで最も遅く家を出て、最も早く着くという効率のよさだった。
 それでもエントリーは11番目。(今日も参加者が多いのかも…)と思いきや、最終エントリーは12組という少なさ。小雨模様で30度を超す真夏日予報が出ていたことが影響していたのか?

 エントリー締切5分後に演奏順の発表がある。私の出番は、これまた過去最も早い2番目。
 この日は地元紙の取材が入っていて、開始前から記者やカメラマンが忙しく動き回っていた。ライブ撮影は前半に集中すると予想され、新人よりはある程度の場数を踏んだ者が適当、と代表のMさんが考えたのかもしれない。


 定刻ぴったりの12時に開演。オープニングは代表Mさんによるサキソフォン独奏で、小雨対策として透明楽譜カバーを準備していたら、始まったとたんに小雨がピタリやんで、青空が広がり始めた。
 これ幸いと、紙譜面のままで歌い始める。

 河は呼んでいる」(シャンソン)
 万里の河」(J-POP)

 この日のテーマは「河」で、どちらも3カポのストローク奏法。転換は最小限でスイスイ進んで、喉の調子もまずまず。8分弱で無難に歌い終えた。体力面で一抹の不安があり、デリケートなアルペジオ奏法の曲を避けて正解。
 参加者が中心の聴き手は20名ほど。取材のカメラマンはステージの横から会場と背景にある路面電車をねらっていて、歌唱中は全く気にならなかった。歌い手としてはトップとなる場の役目は果たせたと思う。


 その後、持参のサンドイッチを食べつつ、残り10組の演奏をゆっくり堪能。早い出番を終えた者の特権だった。

 この日は弾き語りが7組、楽器演奏が4組、ボーカルが1組という内訳。弾き語りはギター単体が4組と少なめで、ウクレレやアコーディオンなど、複数楽器によるコラボ演奏が多かった。
 特筆すべきは、ミュージックベルと鼻笛の演奏。どちらもかなり前に他の場でご一緒した方だった。長く音楽活動を続けていると、この種の再会がよくある。
 初参加は2組でグループ参加が3組(いずれも2人組)。男女比は10:5といったところ。


 途中から気温が上がって30度を突破したが、その後雨の気配はなく、順調にプログラムを消化して、14時30分に終了となった。
 参加人数が少なめのせいか、3曲演奏する方が6〜7組はいた。参加人数や自分の体力に応じて柔軟に対応できるよう、予備曲の準備もしておくべきだったかも。

 後片付けを終えて自宅に戻ると、時計はまだ15時20分。こんなに早い帰宅も記憶にない。歩数計は公共交通を使った前回の7,800歩より40%減の4,700歩。
 この日は直前の喉飴を忘れ、腰コルセットもせずに済ませた。現状の気力体力に合わせた省エネ的対応だったと思う。

2025年7月17日木曜日

ダブル内視鏡3度目

 胃と大腸のダブル内視鏡検査の当日。0時半近くに床につき、眠ったとたんに前日飲んだ下剤による便意で起こされた。まだ2時半だったが、以降眠る間もなく断続的にトイレに走る。
 3〜4回行ったあたりで6時となり、指定の吐き止め薬4錠を飲む。1時間後の7時からは最後の下剤ニフレックを2Lの水に溶き、時間をかけて少しずつ飲む。
 30分後くらいから再びトイレに走ることになり、この下剤によるトイレ通いが大腸内視鏡検査の大きなストレスだった。


 1時間ほど経って1Lほど飲み進んだところで、便はお茶のような状態になり、残渣もなくなる。下剤服用の終了である。
 予備寝室でウツラウツラしていたら、9時15分に病院から状態確認の電話。下剤がまだ半分近く残っていることを知ると、全部飲めないか?と尋ねてきた。
 今回で13回目の大腸内視鏡検査だが、下剤を最後まで飲み干したことは一度もないと告げると、結局中断してよいことになった。

 指定された検査時間は13時で、前回より1時間遅い。早く済ませたかったが、予約が混んでいてやむを得ない。そのまま2時間ほど眠った。
 12時40分に病院で受付。早めのつもりでいたが、午後からの検査が混んでいて、5人中の4番目。そのまま待って13時40分に一般待合室から検査待合室へと案内された。
 大腸内視鏡検査なので病衣に着替えてじっと待つが、外は34度近い酷暑でも、院内は冷房で寒いほど。
 14時30分にようやく検査室に呼ばれ、胃の洗浄液を飲んだり喉の麻酔剤をなめたりして準備。検査は14時40分くらいから始まった。


 最初は胃内視鏡検査から。担当医と挨拶を交わすと、1週間前にエコー検査で会ったばかりの方だった。
 途中で組織を取る気配もなく、10分ほどで簡単に終了。今回も鎮静剤は使っていない。直後に担当医から、「3年前の手術痕も含め、特に問題はありません」と説明を受けた。

 そのまま検査ベットの上で姿勢を反転し、続けて大腸内視鏡を受ける。前回は短時間で始まった気がしたが、今回は少し時間がかかって15時過ぎから検査開始。
 今回は検査の途中で「胃腸の活動を抑える」という注射を初めて打たれた。内視鏡が大腸の角を曲がる際、多少の痛みを感じて訴えたせいかもしれない。

 20分くらいで検査終了。こちらも「12年前の手術痕も含め、特に問題なし」と医師がその場で診断。
 検査後に別の医師から来年以降の検査について説明があり、胃はピロリ菌治療後の悪影響の可能性がまだあり、1年後に再検査を継続。大腸は次回から3年以上間を空けてよいとの診断だった。
 検査の負担としては大腸よりも胃が軽い。無事に生きていたとして、3年後は78歳。どうやらガンに関わる各種検査はイノチとの闘いにもなりそうだ。 
 記録によると、今回で胃内視鏡検査は16回目、大腸内視鏡検査は13回目となった。(手術を除く)2つを同時にやるダブル内視鏡検査が3回目。検査費用は3,390円(1割負担)だった。

2025年7月16日水曜日

大腸内視鏡検査食

 2年に一度やっている大腸内視鏡検査と毎年やっている胃内視鏡検査が明日に迫った。
 2013年に大腸ガンの手術をして以来、翌年から毎年内視鏡検査をやっていて、途中で新たに発生したポリープを除去(組織検査では良性)するなどし、2021年からは2年に一度に検査回数が減った。
 2021年からは胃と大腸の検査を同じ日に続けてやるやることになり、明日がその3度目となる。

 検査前日の検査食は当初、病院支給の味気ない検査食を強いられたが。2023年からは病院から提示されたリストに記載された食品を元に、自分で作って食べてよいことになった。
 基本は「消化のよい食べ物」「カスが胃腸内に残らないもの」で、今回もその記録を元に、オリジナルの検査食を作って臨む。



朝食
 食パン1枚(耳なし)、蜂蜜、バナナ、アセロラジュース、プリン
昼食
 冷凍うどん(溶き卵&麩)、高野豆腐煮物、黒豆茶

オヤツ
 珈琲、ビスケット3枚、マシュマロ2個、プリン、バナナ
昼食
 冷凍うどん(溶き卵&麩)、高野豆腐煮物、マッシュポテト、黒豆茶


 普段の朝食にはチーズと卵スープが加わるが、乳製品はNG。卵スープは椎茸入りで、キノコ類もNGである。いつもよりバナナを増やし、プリンを足した。
 昼食と夕食の煮物にはNG食品の人参と切干大根も入っていて、高野豆腐だけ選んで食べた。
 夕方から気温が30度を越え、夕食のうどんは冷たいザルうどんで変化をつけた。(具材は同じ)オヤツに飲んだ珈琲はNG食品ではない。

 食事は19時半に終え、21時には最初の下剤を飲んで明日に備える。

2025年7月13日日曜日

ベリー属と暑さ対策

 植えて5年目にして初めて花が咲き、実がなって7/3には初収穫した庭のジューンベリー、4日後にはラズベリーの実も熟して食べ頃となって、2つのベリー属の食べ頃が完全に重複する事態となった。
 量が多くて傷みやすいラズベリーを優先収穫し、ジューンベリーはしばし放置状態だったが、調べると、8割近くの実が完熟状態。
 このままでは自然落下して地面を汚すことが情報でわかっていた。そこで一気にまとめて収穫することに。


 まず鳥害対策として覆った防鳥網と遮光ネットを取り外す。結果的に鳥の被害はゼロ。散歩コースに1軒だけジューンベリーの木を植えた家を見つけたが、鳥対策は特にやってなく、自然落下した実が地面を覆っていた。
 思っていたほど、この辺りの鳥は関心を示さなかったということか?もしかして、防鳥網そのものが不要なのかもしれない。

 ともかくも熟れた実を収穫して重さを量ったら、およそ200gあった。20年以上も経って一度に500g近くも採れるラズベリーには遠く及ばないが、初年度としては上出来である。ひとまず冷凍しておき、いずれジャムにでもしようと思う。


 このところ腰の状態がよく、外仕事のついでに、夏に向けての懸案事項のひとつだった南側窓外の遮光ネット張をやる気になった。例年7月中旬には張っているので、タイミング的にはちょうどよい。
 大型の脚立ハシゴを最大長に伸ばし、2階の寝室窓から張ってゆく。高所作業となるため、腰コルセットとヘルメットを装着して作業。

 窓全体を外側から覆う方式にしたのは2022年からで、微修正を加えつつ、現状のスタイルに落ち着いた。2階に続き、1階居間南側窓外の遮光ネットも張った。改良を重ねて着脱の簡単な方式にしてあり、ごく短時間で終わった。
 庭のタチアオイの花も先端近くまで咲き誇り、夏も本番を迎える。残った暑さ対策は、居間床下のパッシブ換気扇設置だけとなった。

2025年7月11日金曜日

今年2度目の草刈り

 天気がよい割に最高気温が25度と程よく、微風もあって、つまりは絶好の草刈り日和である。前回やったのが5/22で、なぜか50日も間隔が空いた。
 昨年は5月から9月まで、月1回ペースでやっている。あまりに暑すぎても雑草の伸びは抑制されるのか?理由は定かではないが、いつものように腰コルセットや保護ゴーグルで備えたのち、13時50分から作業を始めた。


 昨年試して使い勝手のよかった草刈りブレードを引き続き使用。ずっと使ってきたチップソー(回転刃)の出番は、もうないかもしれない。
 40分作業して最初のバッテリーが充電切れ。予備バッテリーに交換後、休憩なしで作業を続け、建物周辺の目立つ区域を終えた40分後に、予備バッテリーの充電も切れる。

 腰の状態によっては2日に分けるつもりでいたが、1時間25分続けて作業して、今回も1日で終わらせた。草刈りブレードの要領もつかんだせいか、5月に比べて作業時間も大幅短縮できた。


 15時15分に撤収し、図書館から帰宅した妻と珈琲タイム。

 作業後の清掃点検で気づいたが、酷使のせいかブレード刃に欠けが目立ち始めた。今回で作業4回目、このあたりが限界らしい。刃を裏返して装着し直し、次回に備える。
 表裏で8回使えるとして、予備の刃がまだ2枚残っており、新品が1枚120円で買える。研ぎ直しする必要もなさそう。

2025年7月9日水曜日

腹部エコー検査

 月曜に予約した腹部エコー検査の日。大腸ガン&胃ガンの手術に伴う転移検査で、大腸ガンを手術した翌年の2014年以降、年1回この時期に受け続けている。
 胃や小腸、大腸はもちろん、肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓の全消化器系臓器、腎臓、膀胱、前立腺などの泌尿器系や腹部大動脈に至るまで、広い範囲で検査してくれる。
 数年前には泌尿器系統に影が見つかり、紹介された泌尿器科で精密検査を受け、前立腺結石が発覚したこともある。CT検査と違って放射線リスクもない。

 2013年の大腸ガン手術以降、2022年の胃ガンを含めて長く診てくれた医師が退職し、今回から別の医師が担当することになった。以前は水曜日限定だった診察日も選べるようになったが、たまたま空いていた同じ水曜に予約がとれた。
 時間は選べて、昨年より30分早い9時半を選択。早めに来てくれと言われ、9時10分に受付を済ませる。この時間でも駐車場は混んでいて、屋根のない3F屋上まで回された。


 問診票に記入後、診察室に呼ばれたのは10時過ぎ。過去のカルテは引き継がれていて、これまで通りの流れで、まず採血から始まった。
 25分待って、10時45分にエコー検査室に呼ばれる。15分ほどで終了し、結果が出るまでの時間に、持参したサンドイッチと珈琲を誰もいない談話コーナーで食べる。(前日の夕食から絶食中)

 持参の本や読み残した朝刊などをスマホで読んで時間をつぶすうち、12時15分に再び診察室に呼ばれた。予約を早めたせいか、昨年より30分以上も早い。
 結果は「大きな問題なし」。肝臓、腎臓、前立腺には昨年と同じく嚢胞(液体や半固体の固まり)が見られるが深刻なものではなく、今後も経過観察という診断。延々続く腰痛に代表される最近の体調不良で悪い予想もしていたが、ひとまず安心した。


 転移検査が終わると術後患部の再発検査となり、続けて胃と大腸の内視鏡検査の予約をとった。
 以前は1ヶ月後という長い間隔が空いたが、今回は8日後という短いスパン。医師の指定がなくなって日程が自由に選べるよう変わった。
 ちょうど昼休みの時間帯のせいか、その後45分ほど待たされ、2年ぶりに受ける大腸内視鏡検査の実施説明を延々と聞く。
 会計(1,790円)を済ませ、下剤等の薬を受け取ったら、時計は昨年と変わらない13時半になっていた。これなら朝が楽な10時の予約でもよかったかも。

 その後、朝に摘み取ったラズベリー300gを長男のマンションに届け、ディスカウント店2ヶ所と図書館まで回って、帰着は15時過ぎ。
 この日も30度を超す暑さでぐったり疲れたが、5月の市集団健診から始まった検診シリーズの2つ目を無事に乗り切った。

2025年7月8日火曜日

待望の山東菜

 生育不良で一時は収穫さえ危ぶまれた山東菜だったが、このところの高温とこまめな水やり、さらにはナメクジ対策の効果か、じょじょに葉が育ち始め、ついに収穫の運びとなった。
 いつものように最も生育のよい葉をハサミで切って採る。根は抜き取らずに残し、次の新芽の生長をじっと待つ。

 さっそく夕食の味噌汁に入れて食べたが、菜っ葉から出る出汁がよく効いて美味い。これぞ初物の味だ。

 これほど収穫が遅れた理由ははっきりせず、連作障害を想定して新たに東西方向に蒔いた種は、6/24という時期のせいもあってか、順調に芽を出して育っている。
 もしかすると、単に種を蒔く時期が早すぎた気がしないでもない。来年はあせらずに6月に入って充分に気温が上がってから種を蒔くよう心がけたい。

東西方向に新たに蒔いた種の生育は順調

2025年7月7日月曜日

冷風扇の初運転

 本修繕ボランティアの活動を終え、家に戻って昼食をとると、ミスをやらかしたこともあって、どっと疲れが出た。

 この日も33度に迫る暑さで、7月に入ってからの札幌アメダスは、計5度の真夏日を記録。胃ガンの1年検診の予約をしたのち、15時近くから夕方まで仮眠(ふて寝)したが、起きてもまだ暑さは続いている。
 普段は涼しい家も2階は31度に迫り、1階でも29度を突破。あまりの暑さに、昨年メルカリで4,400円で買い、試運転だけで終わっていた「山善冷風扇FCT-D-406」を、初めて本格運転する気になった。


 2階押入れの奥から取り出し、1階居間中央の壁際に置く。最初に下段にある水タンクに注水。水は冷たいほうがよかろうと、氷を入れて冷やした。(取説にはない独自の判断です)
 18時半から運転開始。概要は以下の通り。

18:30開始時》冷風スイング運転、風量:中
・タンク内水温:24.2度
・室温:29.4度/吹出し口温度:25.0度

19:00》冷風スイング運転、風量:中
・室温:29.1度/吹出し口温度:24.2度

19:30》冷風スイング運転、風量:弱
・室温:28.7度/吹出し口温度:23.6度

20:00終了時
・タンク内水温:21.8度
・室温:28.3度/吹出し口温度:22.9度


 初めて使った感覚として、局所的な冷房手段としてはかなり涼しい
 各種数値にもそれが現れていて、運転開始1時間後には妻が「ちょっと寒い」と訴え始め、冷風扇の向きを妻から外し、風量設定を「弱」に下げた。

 計1時間30分で運転を終了。水タンクへの氷投入は最初だけだが、時間経過と共に水温と吹出し口温度は下がっている。最初の氷投入そのものが、不要なのかも?
 実は床下冷気を室内に導く「パッシブ冷房」は、まだ稼働させていない。こちらの消費電力は5.7Wで、今回試した冷風扇は「強」設定で42W。パッシブ冷房がはるかに省エネなので、今後の冷風扇の出番は、1階が30度に迫った酷暑時限定となりそう。

暑さで昨年より早くラズベリー400gを収穫。

ボンド処理に失敗

 新年度5度目の地区図書館〜本修繕ボランティア活動日で、9時25分に図書室到着。各人の都合で時間差はあったが、結果として6名が活動に参加した。
 最初に前回修理を済ませた本の検本をする。計5冊のうち4冊は問題なく、「作業完了棚」に収めたが、過去2回に渡って修復した小型絵本のノド(ページの谷間)部分に小さな剥離を発見。再度ボンドを流し込み、クリップ固定して「作業終了棚」に収めた。
 次回の確認まで完了とはならず、なかなか手が離れない。


「修理対象棚」から新規に絵本を取り出して修復にかかる。
 4つの折丁に別れた本体のうち、3つの折丁で糸が緩んでいて、ページがいまにも外れそう。ボンド修理だけでは長持ちせず、係員と相談のすえ、糸を綴じ直すことになる。

 くけ針に糸を通し、折丁は分解せずにそのままの状態で針を差し、縫い合わせてゆく。端部まで縫ったら折り返し、元の場所までに縫い戻す。ミシンのような縫い方で、非常に手間がかかる作業だった。


 ようやく終わって、糸の端部と共に折丁の背を表紙にボンド固定したが、ここで大きなミスをした。
 最初の折丁でつけすぎたボンドがページ内にはみ出したことに気づき、あわててスクレイパーで削ったらボンドが固まり始めていて、本文の一部に穴が空いてしまった。
 ボンドを少なめにし、折丁毎に接着を確認しつつ進めれば防げただろう。ひとまず全部を終わらせてクリップ固定し、穴の処理は次回に持越しとなった。

 その後、ページ外れの漫画本の補修を2冊やったところで、終了時刻到来。長い作業時間の割に効率が上がらず、なんとも後味の悪い結末となってしまった。

2025年7月4日金曜日

節目のライブを終える

 4月に知人の紹介で初めて歌ったグループホームに、再び歌いに行った。依頼は前回ライブの終了直後にあり、わずか3ヶ月後という間隔の短さが気になったが、最終的にはお受けした。
 6月下旬に知人経由で、12曲分のリクエスト一覧が届く。曲順の指定があり、一部レパートリーにない曲もある。冒頭2曲がシャンソンという、通常の介護施設にはない難しさを感じたが、変更の余地はなさそうだった。

 別の問題が、6月上旬から引きずっている体調の悪さ。充分な休養で倦怠感からはどうにか解放されたが、風邪のような症状からくる声枯れは延々続いていた。
 毎日の黒豆茶による養生のほか、直前1週間の練習を1日15分以内にとどめる苦肉の策まで講じた。当日は発声練習のみとし、喉用の漢方薬と龍角散喉飴を飲んで備える。


 ライブは14時開始で、50分かけて先方到着。会場は前回と同じ2階の食堂だった。
 狭いことがわかっていたため、PAは小型の「ヤマハMS101-2」を使用し、軽量のアルミ製三脚に固定。エフェクターは持参せず、生音に近い感覚を心がけた。

 予定を5分早めてライブ開始。35分で12曲を歌う。
(すべてリクエスト)(※は初披露)
「ろくでなし」「サン・トワ・マミー」「高校三年生」「リンゴの唄」「四季の歌※」「証城寺の狸囃子※」「あんたがたどこさ※」「川の流れのように」「青い山脈」「蛍の光※」「荒城の月」「東京ブギウギ」

 調整がうまく運んだか、喉は最悪だった2週間前の有料老人ホームライブから、かなり回復していた。
 ただ、ここ数日でまた腰痛がぶり返し、移動距離が長いこともあって状態は悪い。腰コルセットを装着してかばいつつ進めたが、水を飲もうと床に屈むと、ビリビリ痛んだ。
 聴き手は20名ほど。場の嗜好はニギヤカ手拍子系で、冒頭2曲が手拍子のとりにくいシャンソン。場がようやく馴染んだのは、手拍子の合わせやすい3曲目の「高校三年生」からだった。
 5曲目の「四季の歌」で、ちょっとした異変が起きた。叙情的な曲調に静まり返った場のあちこちで、涙をぬぐう姿が目に入る。人前で歌うのは初めてで、自分には向いている曲だと反応を見て思った。
 あやうく流されそうになるのを、聴き手から極力目をそらすことでどうにか回避。歌い終えてただちに次のニギヤカ系の曲へと移行し、気分を一新させた。
「川の流れのように」以降は共に歌う声が途切れず、要望通り14時半に全リクエストを歌い終えた。前回と同様、場が求めていてもアンコールはナシ。

 活動を始めて20年、大きな節目となる累計600回目のライブを無事に終えた。
 今後のことは明確ではないが、心身の衰えを自覚し、強いストレスに苛まれると思い知った依頼型のライブはやめる方向。負担の少ない自由参加型か、近隣での完全ボランティアが活動の中心になりそう。

2025年7月3日木曜日

初物ジューンベリー

 植えて5年目にして念願の花が咲き、やがて実になり、そして色づいたジューンベリー。熟す前に防鳥ネットを張って鳥の食害にも備えた。ここ数日の暑さで赤い実が黒くなり始め、ようやく食べ頃に。
 心配していた鳥害は皆無で、黒い実を中心に摘み取り、初めて食べてみた。ラズベリーとサクランボの間のような上品な甘味が口に広がる。


 ネット情報によれば、「アントシアニンや、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれており、老化防止、骨の健康維持、生活習慣病予防などの効果が期待」(グーグルAI)とある。
 同じベリー属であるラズベリーとほぼ同じ効能で、庭のラズベリーが食べ頃となる7月中旬まで、絶好のつなぎになりそうだ。