2022年5月3日火曜日

ウッドデッキ修復完了

 本の修繕ボランティアと雨が重なり、昨日はDIY系外作業を完全に休んだ。というよりも、時間的に何もできなかったのだ。
 初対面の人と長時間接し、慣れない作業に打ち込んだせいか、帰宅後に遅い昼食をとったら急に睡魔に襲われ、17時半までコンコンと眠ってしまった。

 よく休んで今日は体調も復活。ずっと取り込んでいるウッドデッキ修復作業を再開する。柱や梁の主要構造部の修正は終わっていて、残るはスノコ板、つまりは床板の修復だけだった。
 床板には幅10センチほどのヌキ板を小梁の上に15ミリほどの隙間をあけて敷き詰めてあるが、経年で腐蝕が進むため、交換や裏返しを適宜する必要がある。
 まだ使える部所が残っている場合、傷んだ箇所だけ切り捨てて、残りは再利用する。


 事前の見繕いで、1820長のヌキ板(272円)を7枚買ってあった。表面が平滑に仕上がったKD材を当初は使っていたが、価格が高い。構造用なら半値で買えるので、数年前からはこちらを使っている。
 ただ、表面が粗いためそのままでは使えず、紙ヤスリなどで均す必要がある。今回は3年前の車庫建替え時に古い梁の汚れ取りで活躍した電動グラインダーで均すことにした。


 電動グラインダーに専用のディスク型紙ヤスリを装着し、ヌキ板表面のバリを除去してゆく。平坦なプレーナーと違ってムラができやすいのが欠点だが、効率よく平滑化がかなう。

 終わるとただちに腐蝕予防としての木酢液を原液で全面に塗る。園芸用なので安くて塗りやすく、その効果はすでに実証ずみ。
(多くの木酢液には有害なホルムアルデヒドが含まれています。使用は各自の判断でお願いします)


 乾燥後、交換するヌキ板と再利用するヌキ板とを仮配置。方針の決まったヌキ板から寸法を正確に切り、順にビス固定してゆく。
 劣化の激しいビスは廃棄し、再利用可能なビスは油に浸すなどし、新しいビスの使用は最小限にとどめた。

 この日も18時20分まで延々作業し、予定していた床板の交換と補修をすべて終えた。取り外した床板の廃棄分と再利用分の振り分け作業は、後日ゆっくりやりたい。