27度を超す陽気が続いたと思ったら、一転して冷たい雨の降る肌寒い日々。この2日間、寝る前には数時間、暖房を点けている。関東では35度を超す猛暑日を記録したと聞くが、日本は広い。
雨の合間に散歩に出ると、近隣の自然公園では藤の大木が満開だった。我が家の裏庭でも、アイリスがひとつだけ開花。スズランも咲き始めたが、豪雪の影響か今年は花が小さくて数も少なめ。
雨で家庭菜園がほどよく湿っているため、いいタイミングと判断し、花や野菜の種の第一弾を蒔いた。種まきの基準となるカッコウの初鳴きは1週間ほど前に聞いていたが、いまひとつ踏ん切りがつかずにいた。
まず鍬で菜園全体を均したのち、軒下のブロック通路沿いにスターチスの種を蒔く。
2年続けて百日草を育てた場所で、妻の求めで今年は別の花にした。一年草か宿根草かは不明だが、切り花、特に仏花に向いていることは間違いない。
続けて菜園東端に山東菜の種を蒔く。種は昨年買って余った分だ。芽を出せばもうけもの。
アブラナ科の山東菜は免疫力を高める効果があり、春蒔き秋蒔きどちらもOK。12月まで採れ続けて、いまや我が家には欠かせない貴重な自家製食材になっている。
輪作にも強いが、昨年は菜園の西端で育てたので、今年は逆の位置に変えた。まだ種は買ってないが、枝豆は西端に蒔く。
今日はそのほか、敷地南西角で自生していたタチアオイを居間の前に移植し、昨年採取した種を周囲に蒔いた。
河畔で自生していた白い花の咲く木(エゾノコリンゴ?)も移植。遅れていた屋外の園芸作業、ようやく動き出す。