2020年12月31日木曜日

流れるままに

 喧騒の2020年が終わろうとしている。振り返ってみると、あっという間だった気がしないでもない。

 新型コロナパニックと母の死がほぼ同時にやってきて、春先からその対応に追われた。弾き語り活動は2月末を最後に、ぷっつり依頼が途切れた。結果として今年の総ライブ数は5本という、活動開始以来の最小を記録。
 リモートライブやコロナ対策ライブを散発的に企画したが、いずれも不発。再開のメドは立たず、このまま活動中止の可能性もなくはない。


 新たな活動として新聞の投稿を再開したが、こちらは投稿5本中の4本が採用。弾き語りライブの中断による喪失感は意外に少なく、逆に喉の不調を日々恐れる不安から解放され、心身は穏やかさを取り戻している。
 人生で残された時間はそう長くはなく、当面は流れるままに日々を過ごしたい。

 毎日書くつもりでいたこのブログも、過去10年での最小記事数を記録しそうだ。ライブ関連の記録が激減し、大規模なDIY作業もなくなったのが直接的な要因。
 単なる「出来事記録」だけでなく、「日々の思いを書き留める」という原点に還りたいと思っているが、果たしてどうなるか?
 大晦日は例年通り、長男一家と次男による越年となった。感染リスクを抑えるべく、次男に車でマンションまで長男一家を迎えに行ってもらった。
 18時から宴を始める。同居家族を抜かしたメンバーは4人。メイン食材がカニなので、各自無言で黙々と食べ続ける。目安となる2時間で、ほぼ食べ終えた。

 食後は孫娘の主導で、ゲームやお絵かきに熱中。10時ころに次男が持ってきた信州そばをすする。控えめだったが、今年もどうにか家族で年を越せた。