訪問ライブを始めた4年前にも同様の木製スタンドを作り、数回使ったことがある。しかし、介護施設では必要ないことが分かり、部屋の片隅で眠ったままだった。そのスタンドを一部改良した。
今回作ったのはあくまで試作品で、実際に歌う場合に必要な高さ、折りたたみの要領、足りない材料の見極めなどが目的だ。
試行錯誤の結果、写真のように高さ190センチほどの二つ折り構造にし、支える台の重しには、2.5Kgのレンガ1個があれば、だいたい使えることが分かった。
現状ではレンガはただ上に置いてあるだけだが、基礎となる台の木材に完全固定したほうがぐらつかず、持ち運びにも便利だろう。
二つ折りの部分は、手持ちのボルトナットで2カ所を止めれば問題なく、折畳むとちょうど軽自動車の後ろトランクに、ぴったり格納できる。
スタンド自体はもちろん市販されているが、かなり高い。自分で作れば、新しく買う材料は300円ほどで済みそうだ。
こんな物をわざわざ作るのは、もちろん目的があってのこと。昨日の占いにもあるように、「新しい直感」が当面のキーワードなのである。実際に使う機会があるのかないのか、はっきりするのは半年後という、気の長い話なのだ。