2014年3月4日火曜日

花咲くチカチカ

 3月最初のチカチカパフォーマンスに参加。介護施設イベントで一昨日歌ったばかりだが、オーディションのある3月は会場の割当て枠が少ない。自分の裁量でやれるチカチカパフォーマンスを今年はなるべく増やしたいという思惑もあり、前日になって急きょエントリーを決めた。
 実は翌日に通算3度目となる大腸内視鏡検査を控えていた。前日から病院支給の検査食以外は食べられず、カロリーが極端に少ない。長丁場は無理と判断し、ワンステージ限定のつもりで臨んだ。

 前回、駐車場探しに奔走させられた教訓から、今回は最寄り地下鉄駅駐車場に車を停め、そこから地下鉄で都心に向かった。指定店で買物をし、3時間以内であれば駐車料金はかからない。ガソリン代と地下鉄代を合算すると、短時間であれば総費用に大差なく、雨や雪の心配がないので、その点ではむしろ楽である。


 今回も会場は北4条広場。車で都心に乗り込むよりも早く着いた。この日の昼枠は久しぶりに私一人だけがエントリー。予想外に会場が寒いので、持参した携帯カイロを腰に貼る。14時ちょうどに歌い始め、予定通り15時ぴったりで歌い終えた。
 前半30分は叙情的な曲を中心に9曲、後半30分は昭和歌謡を中心に8曲歌ったが、聴き手の流れが途切れるのが嫌で、途中の休憩は全く入れなかった。

《前半30分》
「カントリー・ロード」「涙そうそう」「仰げば尊し」「さくら(直太朗)」「青葉城恋唄」「サクラ咲く(オリジナル)」「花~すべての人の心に花を」「時代」「なごり雪」
《後半30分》
「パープルタウン」「バス・ストップ」「ブルーライト・ヨコハマ」「白いブランコ」「赤いスイートピー」「男と女のお話」「抱きしめて(オリジナル)」「グッドナイト・ベイビー」
 この日は全般的に手応え抜群だったが、集客のピークは前半の「花」から「なごり雪」あたり。特に「なごり雪」では通りに人が溢れるほどで、40名近くはいたように思う。「なごり雪、よかったよ!」などと、曲間で声をかけてくれる方も多数いた。
 聴き手に押されるように喉の調子もじわじわと向上。集客に伴ってCDが飛ぶように売れ、案内状も前半でなくなった。終わってから集計してみたら、過去の売上げ記録をあっさり更新していた。
 まさに「一足早く春の到来」といった感だったが、こうした背景には天候とか曜日、他のイベントとのからみなど、いろいろな要素があるように思える。「こうだからこうなる」と、簡単に推し量れないところが路上ライブの妙味か。

 反省としては、昭和歌謡でまとめた後半の集客がガタッと減ったこと。最初からずっと聴いていた方が、曲調が変わったとたん、さっと姿を消した感じだ。まあ、これはこれで仕方がない気もするが。
 内視鏡検査前日という、やや強行スケジュールだったが、短時間集中方式でも十二分にやれるという自信になった。