2014年3月7日金曜日

γ-GTPが気になる

 チカチカパフォーマンス時に常用しているギターのギグバッグ(ソフトケース)内側の痛みがひどい。ヘッド部分のペグが当たる部分で、巻きつけた弦の端部が突き刺さり、布を突き破って内部のウレタンが一部飛び出している。
 このまま放置すると外側まで貫通しかねないので、補修を試みた。

 破れた部分をボンドで固定し、内側から1ミリ厚の薄い透明アクリル板を当てることにした。四隅に穴を開け、糸で止める単純な手法。写真のように、オベーションのペグの配置は左右非対称なので、穴もいびつになる。それに合わせてアクリル板も少し傾けた。
 使う側の希望としては、最初からこの種の対策を施しておいて欲しいが、もしかして私の弦端部の処理方法が甘いだけなのかもしれない。


 先日のCTスキャンによるガンの転移検査では、同時に採取した血液検査とも突き合わせて検討を行ったが、ひとつだけ指摘されたのが、肝臓機能に関わるγ-GTPという数値。なんでもアルコール摂取量と密接に関わっているそうで、これが基準値50よりも高く、88という値。
「晩酌してますか?」と問われ、ガン告知以来半分に減らしたが、禁酒はしていない旨を告げると、一層の節酒を勧められた。

 γ-GTPが100を超えると禁酒は必須、150を超えると肝臓系ガンの危険性大などと、物騒な情報がネット上に飛び交っている。他の肝機能要素を示すGOT、GPTなる数値は基準値以下なので、緊急度は高くないが、どうやら肝臓関連の臓器も丈夫ではないようだ。
 実は亡くなった父も胆石症を患っていた。遺伝形質を受け継いでいる可能性は充分にある。しかし、半減させたはずのアルコール量をもっと下げろというのが、いまひとつ納得できない。
 1年前の札幌市検診の結果を確認すると、γ-GTPは67。基準値よりやや高いが、いまよりはずっと低い。3年前の結果では、これが59である。さらに古い記録では、概ね50~60の値を示している。

 節酒をすでに始めているのに、γ-GTPがこの1年で20近くも上昇。これがちょっと気になる。γ-GTP値が突然倍になると、胆道系の障害が非常に疑わしいとの情報もあるので、今後も節制を重ね、半年後に市検診を再度受けることにする。