2014年3月5日水曜日

3度目の大腸内視鏡検査

 通算3度目の大腸内視鏡検査の日。昨晩9時に飲んだ下剤の効果で、明け方2時と5時にトイレで起こされる。前日の検査食にはだいぶ慣れてきたが、下剤は何度やっても慣れない。しかも、今回はこれまでよりも効き目が早いように感じる。
 ウトウトしてたら、6時に再度目覚ましで起こされる。検査用の錠剤を飲む指定時間で、その1時間後に別の下剤を飲む決まりになっていたが、結局眠れずにそのまま起きていた。

 7時ちょうどから1時間半かけて最後の下剤1.8Lを飲む。(前夜に飲む下剤は0.3Lで、量は少ない)飲み始めて20分ほどで猛烈な便意。間に合わない可能性があるので、飲むのはトイレのある1階だ。
 何とか飲み終えたあと、居間のベンチで横になっていたら、いつの間にか眠っていたらしく、10時に病院からの確認電話で起こされる。すぐに身支度して家を出て、指定された10時半に病院到着。諸準備のあと、11時から検査は始まった。
 20分ほどで検査終了。今回は12月の手術跡のチェックと、他の部位の新たなポリープ発生がないかのチェックである。内視鏡は大腸を一巡し、右の盲腸まで完全に挿入して行われれた。
 最初の検査もそうだったが、帰宅が早く、車が使える麻酔ナシを選択したので、特に左上の角を曲がる際に少し痛みがある。
(人によって入りづらい箇所には差があるらしい)

 術後の経過は問題なかったが、患部周辺の平坦な部分にガンの病巣が隠れている可能性があるというので、青い着色剤が注入され、組織の一部を鉗子で採取された。
 その後待合室で2時間待たされ、13時半にようやく主治医と面談。1週間前のCTスキャンと血液検査の両方を照らし合わせた結果、多臓器への転移はない、との判断である。採取した組織は再度病理検査にかけるそうで、結果は2週間後に判明する。
 今日で全てがはっきりすると期待していたので、ちょっとガッカリした。しかし、疑わしいものは徹底的に検査してくれるのだから、ありがたく思わねば。

「今回の病理検査で問題なければ、その後は年1回ペースの内視鏡検査になります」との医師の言葉。大腸の他の部位に2ミリと3ミリの小さなポリープがあり、つまりはガン予備軍のような存在。
 ただ、こちらはまだ切除対象とはならず、「要経過観察」とのこと。大腸ガンとの闘いは、生涯終わりそうにない。
 治療費は10,170円。空腹でヘトヘトになり、帰宅後20時間ぶりに卵ウドンを食べたら、一気に睡魔に襲われた。16時まで寝て、起きてからまた桜餅を2個とパンケーキを1個食べる。毎度のことだが、内視鏡検査後は、ある種のガキ道に襲われるようだ。