2008年9月6日土曜日

カミナリの後始末

 カミナリ騒動に関わる諸問題は、70%ほどが解決。
 昨夜遅く、テラス外の電灯のスイッチを入れたが、一向に点灯しない。今日になって新しい電球に交換したら点いた。外した電球の口金が少し焼けていた。
 玄関側にも同じライトがついているが、こちらは被害なし。よく考えると、落雷を受けたらしいBSアンテナの直下にある。これもカミナリの被害ということか。

 今回の被害はまとめると、以下の通り。

・インターネットモデム(無料交換)
・BSアンテナ(火災保険の対象)
・留守番電話(自己負担)
・テラスのライト(自己負担)
_今日の午前、手配中だったヤフーの新しいモデムが到着し、ようやくネット環境が通常に戻った。

 今日の午前に納品予定だった仕事用の画像ファイルは、実は昨夜すでに送信済み。夜遅くの回線が空いている時間を見計らい、ダイヤルアップ接続で送信したら、うまくいった。
 合計2.8Mのファイルが、13分ほどで送信終了。いつも使っている8MのADSL回線だとせいぜい1分で送信できるので、10倍以上はかかったことになる。それでも、不都合なく送ることができたので、非常時の予備回線としては、充分使えることが今回分かった。

 BSアンテナは、知り合いの工務店から紹介された電気屋さんと相談中。アンテナ本体についている変換器がやられている可能性が高いとのことで、おそらくは本体丸ごと交換になるだろうとのこと。
 工事は来週水曜日以降で、しばらくはBS放送が見られない。こちらはもう少しのガマンである。

 新しい電話機は、各種設定や住所録の入力がすべて終了。氏名表示が漢字になり、非常に見やすい。これまでの電話はちょうど10年前の製品だったから、性能の進歩は著しく、しかも価格は半分以下。文明の恩恵はしっかり受けている。


 午前中、弾き語りシンガー仲間の長崎のいちろうさんから電話があった。お見舞いとカミナリに関する情報で、いちろうさん宅も以前に住んでいた家で、何度かカミナリ被害にあっているとか。
 エアコンの室外機もやられるケースが多く、冷房を使っていない時期だと、その被害を見逃してしまうことがあるらしい。

 今回、最も費用がかかりそうなBSアンテナの交換は、火災保険の対象になることが分かった。エアコン室外機ももちろん保険対象だが、被害届の手続きは一括提出が原則なので、あとで気づいた場合、泣き寝入りとなる次第。そのことを気づかっての電話だった。
 幸いに我が家にエアコンはなく、そちらの心配はなかったが、ありがたい心遣いである。
_今回、必要迫られて5年ぶりにダイヤルアップ接続の「ゆっくりネット」を体験したが、接続時間を気にしつつ、素早く必要なサイトを巡回し、メールやブログも事前にテキストエディタで文章を充分に練ってから接続し、ただちに送信、という手順をとった。
 いまとなっては時代遅れの手法だが、これはこれで無用な情報にダラダラとしばられる必要もなく、時間を有効に利用できて、決して悪くはない。

「一度進んだ文明は、二度と元に戻すことはできない」と、よく言われるが、決してそんなことはないと思う。あればあるなりに、なきゃないなりに、人間はあれこれ工夫してヤリクリするものだ。
 文明の恩恵はほどほどにしておき、余ったエネルギーと時間と金を、もっと別のことに使ってみませんかね?