2008年9月2日火曜日

採れ過ぎた枝豆

 暑いな…と思ったら、外の温度計も室内の温度計も、ちょうど29度。どうりでね。いわゆる残暑でザンショ。
「暑さも峠を越したから、麦茶はまた来年ネ」なんて言ってたはずの妻が、いつの間にか麦茶のペットボトルを買ってきている。布団もフツーの肌布団にまた戻した。あれこれあわただしく、まだまだ油断ならぬ。

 この暑さに追い立てられるように家庭菜園のトマトや枝豆がどんどん採れていて、食べるのに追われている。トマトは朝昼晩の食卓に連日並び、どんどんさばけているが、問題は枝豆だ。
 こちらは毎日食べても食べきれず、今日はとうとう採りそびれた一株が黄色くなってしまった。仕方なく、このまま育てて来年の種用にすることが、早くも決定。


 枝豆は時期をずらして3回に分けて植えるので、いつもならヤリクリがうまくゆく。ところが今年は1回目と2回目の間が気温が低く、間隔をあけた割には、1回目の育ちがあまりよくなかったらしい。
 結果として、1回目と2回目の分が食べごろになる時期がほぼ同時。つまり、得意の「時間差攻撃」が今年に限っては、失敗したということ。今年は春先にいろいろ用事が重なり、庭の手入れは一番後回しにされた。たぶんそのツケに違いない。
 枝豆が採れ過ぎたことは過去にもあったが、対処方法としては全部ゆでてしまい、冷凍する方法がまずある。あとは前述のようにそのまま大豆にしてしまうのが無難だが、我が家では大豆は食べないし、来年の種豆としては、豆100個もあれば充分だ。
 冷凍すると味がやや落ちるので、我が家では写真のように葉や根がついたままの状態で濡れた新聞紙でくるみ、ビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜ボックスに保存しておく。つまり、枝豆を低温で仮死状態にしてしまうのだ。

 この状態だと、ほぼ採れ立ての味が7~10日は持続する。菜園に植えた枝豆とうまくヤリクリすれば、新鮮で美味しい枝豆に、延々とありつけるというわけ。
 植える時期をずらすのが「時間差攻撃」なら、こちらは「低温だまし攻撃」ということにでもなりますか。