2008年9月8日月曜日

整理分類のツボ

 土曜日に入った仕事に励む。このところずっと休みなしだが、例によって仕事のあるうちが華。車の買い換えも近いので、どんどん働きます。

 午前中、ある取引先から電話。
「過去1年分の○○ハウス関連の画像を、全部まとめて欲しいのだが…」
 どうやらメーカー側の要請らしい。

 かなりのお得意さんなので、調べてみたら去年1年で23棟、今年の分だけでも、すでに20棟もある。もちろん画像は先方でも保存してあるが、物件毎に他のファイルと混じっていて、パースだけを取り出すのが、かなりの手間だとか。
 私の場合、資料は取引先毎、ハウスメーカー毎に細かく分類整理してあり、整理台帳ソフトに「○○ハウス、2007」などとキーワードを入れてやると、必要な分は瞬時に取り出せる仕組みになっている。
 結局いまの仕事が一段落したあと、まとめてCDに焼いて送ることになった。

再び花を咲かせた「天空の植木鉢」

 仕事の分類は原則として1棟につき1番号を割り当て、頭2桁には西暦の年号を付加している。たとえば2008年に受けた35棟目の仕事なら、「08-035」といった具合。この方式は開業以来26年、変えていない。
 通し番号にしたのは、その時点での受注数(仕事量)が一発で分かるから。バブル景気の頃は受注数が軽く3桁を越えたが、ここ数年はそんな年は稀。しかし、何とか路頭に迷わずにやっている。

 この基本番号はデータベースで作った仕事台帳にまず割り当て、同じ番号を画像ファイル名や、提供された図面などにもすべて使っている。料金を請求する際の請求書番号も同じだ。もし画像が複数になった場合、基本番号のあとに数字を順に足してゆく。(「08-0351、08-0352」など)
 こうしておくと、のちのちの検索が非常に楽で、10年以上前にやった仕事の情報でも、簡単に探し出せる。
 同じ方式はデジタルカメラで撮った写真の分類にも使っていて、たとえば2008年9月8日に撮った5枚目の写真なら、「080908_05.jpg」といった具合に名前をつける。(年表記は西暦、月日の表示は2桁が必須)
 こうしておくとファイル名の重複はあり得ず、フォルダの中の写真が撮った順に表示されるので、やはりのちのちの検索が非常に楽。

 いずれもごく単純な数字の羅列だが、ファイル名を見るだけでおよそのことが推し量れるという利点があり、サラリーマン時代から図面の分類にずっと使っていた手法を応用した。整理分類は単純なほうが長続きする。