2008年9月20日土曜日

手製デジカメケース

 新しく買ったデジカメのケースを作った。一番最初に買ったデジカメにはケースがついていたが、2台目からはついてこなくなった。
 買うと結構高く、今回のPENTAX製のは安い物でも2,000円近くする。2台目に買ったデジカメのケースは、使っていないマイクのソフトケースを自分で作り直し、いまでも使っている。
 今回はこれまでの中で最も薄くて小さいが、ケースなしで持ち歩くのは不安がある。せっかく本体を安く買ったのだから、2台目同様、ケースも自分で作ることにした。

 引き出しの中をひっくり返し、ケースに転用出来そうなものを探す。マイクケースはもうひとつ残っているが、同じケースでは芸がなく、そもそも見分けがつかない。
 キルティング製の大型ペンケースを見つけたが、布なのでいかにも安っぽく、色もイマイチ。古いカメラやストロボのケースを漁るが、適当なものが見当たらない。そうするうち、ずっと使ってない細いペンケースを見つけた。


 どこかのバーゲンで100円くらいで買ったはずだが、やはりパソコンの普及で、このところの出番はほとんどない。合成皮革だが、裏にフェルトの裏打ちがあり、カメラケースには向いている。色や質感もなかなか具合がよろしい。
 そのままだととてもカメラは入らないが、全体をバラし、縦に二つ折りにして作り直せば、ぴったり収まりそうな感じがした。
 さっそく行動開始。本体とファスナーを分解し、カメラ本体をあてがいながら適当に裁断。得意のミシンを使って、1時間ほどで完成した。
 写真の上が途中まで分解した元のペンケースで、下が出来上がったデジカメケース。サイズもぴったりで、ほぼイメージ通りだ。

 ファスナーの握り部分に手ごろな鎖でストラップを連結してある。ケースから出して撮影中もそのままケースがぶらさがり、失くしたり、しまう場所に困ったりしない。
 いまどきのデジカメは本当に軽いので、今後は手持ちの長いストラップも併用し、首から提げて使うこともあるかもしれない。ともかく、今回も買わずに済んでよかった。