「塗装日和」=「洗濯日和」なのでもあった。
洗濯も干し終わり、さて部材の塗装に取り掛かろうかと作業場であるウッドデッキをふと見ると、床板の一部の腐食がひどい。
こまめに塗装補修しているとはいえ、しょせんは木材で、数えてみたら、作ってからはや9年目である。これまで全く交換なしで済んでいたことが、むしろ不思議なほどだ。
屋根の雨だれが風で流れて、ちょうどデッキに落ちる箇所の傷みがひどい。塗装作業は一気にやったほうが何かと効率的なので、この際、デッキ床板も交換することに決めた。
デッキ床材には、ごく普通のヌキ板(18×105)を使っているので、材料のやりくりがしやすい。以前に居間テーブル天板に使っていたヌキ板を保管してあったので、それを再利用することにした。
車庫&アプローチのころび止め部材にビス止用の穴をドリルで開けたあと、まとめて塗装作業を終える。乾燥時間のロスが惜しいので、デッキ材はただちにビス止めを実施。足場がいいので、これでも問題ない。(写真左は交換前の古い部材)
乾燥には最低でも1時間は必要なので、空いている時間を使い、車庫屋根の端部部材の一部撤去と移動をする。いろいろ難しい問題が起きてしまい、上から取り去ることはあきらめ、脚立に昇って下からノコで少しずつ切り取ることにした。
上向きの姿勢で難儀したが、どうにかきれいに除去することに成功。ドライバーで波板のビス止めをする途中、残りビスが10本ほどでドライバーのバッテリ切れ。ううむ…。
充電には1時間弱かかる。時計は午後4時近いが、お茶を飲んで気を取り直し、灯油タンク底の水抜き作業をやることにした。
まるで無関係の作業のようだが、塗装に使ったハケの洗浄には、灯油が最適。専用の洗浄液も売ってはいるが、灯油が一番安くて手っ取り早い。しかも、冬がくる前のタンク水抜き作業はこれまた必須。一気に仕事が片づくのだ。
そうこうするうち、ようやく充電が完了。高いドライバーを買えばバッテリが最初から2個ついていて、この種の時間ロスはない。でも、古いけどまだまだ使えるしな~。
その後、位置と直角を調整しつつ、ころび止め部材を慎重に取りつける。昨日のうちに部材に番号をつけ、位置は決めてあったので、作業はスムーズに進む。
腐った梁の残骸をゴミ袋に詰め、全て終わったころにはあたりは暗くなり始めた。やれやれと思ったとたん、屋根の波板のビス止めが残っていたことを思い出し、疲れた身体にムチ打ってまた屋根に昇る。
道具を片づけて家に入ったら、時計は7時を回っていた。金物塗装作業は日没サスペンデッドで、明日以降に持ち越し。写真は全作業終了後に載せます。長い一日でありました。