サラリーマン時代と同様、現金支給日(つまりは給料日)である月末一日前の今日をもって、すべての会計を締めた。
食費用の空き缶に残った現金は、およそ4,500円。「保留分」として保存してあった何枚かのレシートの大半が清算でき、ぴったり40,000円で収まった。
保留分のひとつに、発泡酒2,780円があった。発泡酒は24缶入をいつも買っているが、毎日1缶飲むと、月に6~7缶不足する。試算すると年に15箱必要で、つまりは2箱買わねばならない月が3回あるということだ。
始めた今月がその「年に3回のうちの1回」に当たってしまったわけで、当初から妻と、(この分は月4万の食費からの捻出は難しいだろう…)と話しあっていた。
ところが蓋を開けてみると、ちゃんと予算内に収まった。妻が日々愛飲するウィスキー代も保留にしてあったが、こちらも清算できた。やる気になればやれる。
このほか、妻の化粧品代も清算できたが、私の夏のパジャマ代だけは足が出た。わずか799円だが、アルコール類をすべてカバーできたのだからよしとしましょうな。
全レシートを保管してあったので、それぞれの比率も初めて把握できた。
(ちなみに、光熱費など下記以外の項目は、青色申告時に正確に把握、記録してある)
・主食、副食:60.3%
・嗜好品:32.1%
・衛生雑費:7.6%
予想通り、アルコール類、珈琲、菓子などの嗜好品の比重が高い。しかしこれでも、今月からかなり菓子類を抑制している。来月は発泡酒が1箱で済むので、嗜好品比率は25%程度まで下がるはず。
人生に楽しみも少しは必要だから、アルコールや珈琲そのものは、いまのところ大きく切り詰めるつもりはない。
1ヶ月やってみた印象は、そう悪いものではない。ストイックな私たちむきのやり方だ。
いよいよとなれば、嗜好品をバッサリ削る幅がこの予算にはある。つまり、まだ「余裕」があるのだ。老後をしぶとく生き抜く自信みたいなものが、何となく芽生えてきた。