以前から妻と、「食費と雑費とで、月額4万でやれたらいいネ」などと話していたが、思うところあって今月からそれにトライしてみることになった。月額4万×12=48万で、2万は年末年始のゼータク飲食費加算分。あわせて50万だ。
本当は年初めから始めるのが分かりやすくてよいのだろうが、思い立ったら吉日、今からが出発である。
まず、手ごろな空き缶に4万円を入れた。小銭用のガマ口もいっしょ。これが先月末のこと。食費等を使うたびに、缶の中にレシートを入れておく。自分のお金を建て替えたときは、レシートと交換で清算するという仕組み。
通帳管理でなく、現金にしたのは、その月の残額が一目瞭然で清算もしやすいから。
すでに半月以上が経過したが、いまのところうまくいっている。月定額制にしたことで、毎月の給料が決まっていたサラリーマン時代のような緊張感がある。自然に無駄遣いを控えるようになり、諸物価高騰の世情にもピタリあっている。
アルコール類はもちろん、衛生雑費も含めているが、被服費がこの中から出るかどうかは、極めて微妙。今月はシーツと夏パジャマを買ったが、夏パジャマ分の799円は「保留分」として、レシートを別保存してある。
このほか、妻の化粧品も保留となっていて、うまくヤリクリして月末に残金が出たら、晴れて清算する予定。
今月分の4万は、ひとまず私の事業費から出した。事業の低迷で、食費は長期間妻のパート代に依存していたので、せめてもの罪滅ぼしである。
来月以降、この4万をどこからどう出すかは未定。来年からは、サラリーマン時代に納めた厚生年金の「定率報酬比例分」というのが、夫婦二人分わずかだがもらえるようになるので、もう妻の助けを借りる必要はなくなるかもしれない。
といいつつも、たとえば3:1位の割合で、互いに費用を出し合いませんか?と交渉中。「共存共栄」が、私たち夫婦の暗黙の歴史でありますし。ね?