2008年7月11日金曜日

ピック調達

 新しいオリジナル曲のギター伴奏をあれこれ試すうち、ふと思いついてこれまで使っていた手製のピックを、市販のピックに換えてみた。

 ピックはプラスチック板をくり抜いた手製のものと、普通の市販品といろいろそろえているが、ここ数年使っているのは、古いビデオケースを使った手製。
 以前から薄くてしなりのあるピックが好きだが、市販品で好きだったギブソンのTHINがもはや入手不可能。試行錯誤のすえ、一番しっくりくる手製品で凌いでいた。


 ところがこのピック、具合はよろしいが、非常に減りが早い。専用プラスチックでないからやむを得ないが、減ると音の印象が微妙に変わる。
 具合のいいビデオケースはすでにストックがなく、別のビデオケースで試しても、なぜか同じ感じにならない。手製ピックがいずれなくなるのは時間の問題で、市販の代替品を早急に調達しなくてはならなかった。

 今日は以前に買ってあったフェンダーのTHINと、クレイトンの0.38mmを試してみた。どちらもまずまずだが、しなやかさではわずかにクレイトンが勝る。そうこうするうち、フェンダーのピックが割れてしまった。
 考えたあげく、現時点で最もしっくりくるクレイトンの0.38mmピックを、ネットで12枚まとめて買うことにした。送料こみで1,020円。代金は明日振り込む。
 今日はこのほか、アルペジオ奏法で弾くときに使うサムピックの予備も大幅に改造した。
 こちらは普通のフラットピックと反対に、爪の感覚に近いなるべく固いものを好むが、これまた市販品に手ごろなものがなく、古いサムピックと割れたフラットピックを組み合わせた改造品をずっと使ってきた。(写真下左の黒いほう)

 予備に買ってあったHERCOのHEAVYはまずまずの使い心地だが、ツメが長すぎ、しかも位置が手首に近すぎて、どうにもしっくりこない。サムピックはツメが自分の親指の爪とほぼ同じ位置にくるようでないと、私には使いこなせない。
 そこでハサミで大幅にカットし、ヤスリをかけてツメをぎりぎりまで短かくしたら、やっと指になじんだ。これでしばらくは安心できそう。