2007年8月7日火曜日

寝耳に水

 仕事と遊び両面のハードなスケジュールをどうにか乗り切った。

 昨日はお昼頃にクライアントから電話があり、翌日の午前中納品の約束だった仕事を、夕方までに前倒しできないか?との打診である。
 聞けば、トップの住宅メーカーの会議が早朝開始となったので、資料としてどうしても間に合わせたいとのこと。作業工程が途中でもよいから、何とかして欲しいとの希望である。
 夜にはプロのライブを観に行く予定があったので作業は早めに進めてはいたが、寝耳に水の話だ。半日も納期が詰まると、かなりのオオゴトなのである。

 そこから普段はあまり出さないとっておきの「マジカルパワー」を使い、時間ぎりぎりに2棟分の仕事を完全に仕上げ、どうにか納めた。
 この「マジカルパワー」は、サラリーマンだった時にも、たまに出した。ものすごい集中力を要するので、心身共に疲れる。だから、やたらめったら使うわけにはいかない。
 ちょっと休んで早めの夕食をとり、及川恒平さんと斉藤哲夫さんのジョイントライブに行った。久し振りにプロのライブを観たが、やはりプロはすごい。場のさばきなど、とても参考になった。

 及川恒平さんのライブの終盤、こちらも寝耳に水の話で突然舞台に引きずり出され、「夏・二人で」を3年前の時計台コンサートの折、スタッフだった女性と3人で一緒に歌う羽目になった。以前にも何度か歌わせていただいたが、当時の「勘」は鈍ってなく、ぶっつけ本番の割にはいい感じで歌えた。
 アマであれプロであれ、グループで歌うのはかなりキツいのだけど、グループにはソロには不可能なハーモニーだとか、バランスを取るための息づかいがあり、それを共に乗り越えた喜びがある。昨夜、それを再認識した。懐かしい顔にも会うことができ、楽しい一夜だった。