2007年8月30日木曜日

忍耐と時間

 例年9月に開催される某ライター集団の総会に備え、去年いただいた「宿題」を、ぎりぎりのいまになって、ようやくやり始めた。
 その「宿題」とは、近い将来に共著で出版予定の本に使う年表作成作業である。20人弱の歴史著名人のおおまかな記録をまとめるのだが、なぜ私が指名されたかといえば、会の中では下から2番目に若いこと、そしてネット操作に詳しいことが理由である。
 50代後半であっても、この組織では単なる「小僧」に過ぎないのだ。
本が企画にあがったのは、3年前の総会である。以来、基礎資料の多くを私が作成した。年表作成を任された背景は、ここにもある。内容が結構濃いので、多くの「重鎮」から賞賛されもしたが、たいした時間はかかっていない。
 私は会の責任者でも事務局でもないが、やる気があってやれるんだから、きっとこれでいいのでしょう。


 で、その本なのだが、私のノルマ分の原稿はとうの昔に入稿ずみ。しかし、まだ書いていない人がいる。誘われて会に入ったばかりの私なので、詳しい事情はよく分からないが、どうやら一冊の出版に10年くらいかけるノンビリしたペースらしい。そのうちに企画自体が流れてしまう可能性もなくはない。
 普段の自分の仕事は、あっという間に片づけてしまうたちなので、この牛歩ペースに慣れるには、相当の忍耐と時間が必要のようだ。