2015年2月3日火曜日

Netscapeメール復活

 OS10.6(Snow Leopard)から一気にバージョンを4つ上げ、最新のOS10.10(Yosemite)への脱却を目指す4つの選択肢について前回記したが、現実的なのは「エミュレータソフトを使い、仮想化したOS10.6を動かす」「全アプリをIntel対応のものに切換える」の2つである。

 現状ではまだOS10.6が普通に動いているので、来るべき日に備えてすぐに取り掛かれる準備は、Yosemiteでは動作しないアプリを、Intel対応のものに変えてゆくこと。仮想化したOS10.6を動かすのは、ひとまず具体的な方法だけを調べておけばよい。
 前回ふれた4つのアプリのうち、ストップウォッチの時測計と、古いメール閲覧に使っていたNetscapeには、代替となるIntel対応アプリがすでにみつかった。
 ストップウォッチで使えそうなものは、なんとブラウザ上で動くもの。グーグルクロームのアプリから無料でインストールできる。
 ごく普通のストップウォッチとタイマーのシンプルな機能のみだが、他のサイト閲覧中でもタブの部分にタイマーが表示されているし、なぜか一度セットすると、ブラウザを終了してもずっとカウントを続けている、という優れ物。ひとまずこれで用は足りそう。


 古いメール閲覧に使ってNetscapeの代替ソフトには、かなり悩まされた。実はこれは2008年から抱えていた難問だった。

 インターネットを始めた1996年から2007年までの全メールは、当時のブラウザとして主流だったNetscapeに内蔵されていたメーラーで閲覧保存していた。現在のようにメールがネット上ではなく、PC内のフォルダに保存されていたので、PC障害などでフォルダを丸ごと失う事故も多かった。
 仕事上重要なメールが数多く、事故に備えてメールフォルダのバックアップは日々欠かせなかった。 
 何台ものPC買い換えを重ねたいまでも、そのフォルダは大切に引き継いでいるが、たまに閲覧が必要なときは、もはや化石化したブラウザNetscapeを起動させていた。
 何とかこのメールをIntel対応のメーラーで閲覧したいと常々考えていたが、うまい方法がどうにも見当たらない。紆余曲折のすえ、ふと思いついて、全く使ったことのないMacに標準付属の「Mail」というアプリでの読み込みを試してみた。
 結論から書くと、以下の手順で見事Netscapeメールの読み込み&保存に成功した。

1)「Mail」(Ver4.6)を立ち上げ、アカウント等を設定。
2)「ファイル」→「メールボックスの読み込み」を選択。すると下のような画面が現れるので、「Netscape/Mozilla」を選択。
3)メールが格納されている「プロファイル」を選ぶ。通常は画面で指示された場所に入っている。(OSXの場合、「ユーザ」→「ライブラリ」→「Mozilla」→「Profiles」と進む)
 別の場所に保管している場合は、そこを指定する。


 読み込みと保存は、ほぼ一瞬で行われる。上記「ユーザ」→「ライブラリ」→「Mail」の中に「Mailboxes」という新しいフォルダが作られ、全メールはそこに移行されていた。
 今回、20年近くも前のメールを改めて読み返してみたが、当初の10年間で4087通ものメールがあったことを知った。
 ネット掲載のノンフィクション作品が企画出版の打診を受けたとき。ネット経由で初めて本格住宅設計の依頼があったとき。長年敬愛していたフォーク歌手、及川恒平さんの札幌初ソロライブを主催した際のご本人とのやりとりなど、人生のターニングポイントとも思える出来事がまざまざと蘇り、感慨深いものがあった。

 こうなると、もはや単なる記録上のアーカイブを超越した人生のアーカイブそのものである。

2015年2月2日月曜日

OS10.6からの脱却

 それは一通のメールから始まった。常用しているオンラインストレージサービスDropboxからの通知で、今年の5月でMacのOS10.4と10.5に対するサポートが終わるという。つまりはアクセス不能となり、利用が出来なくなるとか。

 ディスクトップPCは3台を使用しているが、うち2台がOS10.6、残る1台がOS10.5である。いずれにもDropboxをインストールしてあり、OS10.5は妻専用でネット閲覧が中心。ファイルのバックアップ用としても使っていはいるが、転送はもっぱらLAN経由なので、実害はない。
 とはいえ、いよいよOS10.6も使えるOSとしては最後尾の位置になってしまったかと、少しばかり不安な気持ちになった。現状のOSに不満はなく、仕事も趣味もこの環境で充分やっていける。
「OSとしての機能は10.6でほぼ完成されている」と断言する記事も見受けられ、最近のアップデートはiOSとの親和性を重視したものになっているとか。

 iPadやiPhoneを所有しない私には無縁の話だが、現実にMacのOSは10.10(Yosemite)まで進んでいる。いまメインで使っているMac-miniにも無料でインストール可能とかで、どこで分かるのか「Yosemiteに変えませんか?」という誘惑メールが、Apple社からよく舞い込んだりする。

 調べてみたら、OS10.6(Snow Leopard)の登場が2009年8月。経過5年半ほどで、直近のセキュリティアップデートが2013年9月である。
 古いOSはセキュリティの更新が次第にされなくなり、ネット接続時に問題が出てくる可能性がある。XPもすでに消え去ったいま、果たしてOS10.6はいつまで現役でいられるのか?


 無料アップデートを拒否し、OS10.6にこだわっているには、使っているソフトの動作に問題があるから。最新のOS10.10(Yosemite)で動作するか否かは「Application compatibility table」という英語サイトで確認できる。
 これによると、常用する多くのソフトはYosemiteにも対応していた。しかし、以下のアプリは非対応であり、仮にアップデートする場合は、何らかの対策が必要となる。

AppleWorks:Apple社開発のバンドル総合ソフト。特にデータベースでの利用が多く、電子譜面や住所録、確定申告書類作成に必須のアプリ。

Netscape:1996〜2007年までのメール閲覧に使用。メールボックスがネット上ではなく、ローカルのPC内に保存していた時代のもの。古いメールの閲覧に、いまでもときどき使う。

時測計:ストップウォッチ。デザイン系仕事の作業時間記録や、電子譜面に搭載する曲の演奏時間計測に常用。

PhotoPathfinder:動画ビューア

 いずれもPowerPCという古いCPUの時代に開発されたもので、最新のCPUであるIntel搭載の機種では動作しない。OS10.6では「Rosetta」というエミュレータソフトをインストールDiskからオプションインストールすると、なんとか動く。
 ところがOS10.7以上になると、この裏技も使えなくなる。「同じ手法でやれる」という記載もネット上に点在するが、どうやら無理らしい。
 対応策として考えられるのは、以下のような手段か。

1)PowerPC系アプリが動作するPCを残し、上記アプリはそのPCで使用。ファイルのやりとりはLAN経由で行う。2台のPCを使い分ける煩雑さがあり、古いPCを長く維持する必要あり。

2)ハードディスクをパーティション分けし、YosemiteとSnow Leopardを共存させる。ファイルのやりとりはオンラインストレージサービス経由で。
 PCは1台で済むが、アプリを使用する毎に起動を切換える煩わしさがあり、最新機種に古いOSはインストール出来ない。現状のMac-miniをパーティション分けする作業も面倒。

3)Yosemiteにアップグレードしたのち、「VirtualBox」などのエミュレータソフトを使い、仮想化したOS10.6を動かす。ライセンスの問題がある場合、Server版のOSを使うなどして対処可能。起動を切換えずに作業可能で、ファイルのやりとりはファイル共有でスムーズにやれる。

4)この際、全アプリをIntel対応のものに切換える。抜本的対策だが、果たしてうまく運ぶのか?

 現実的なのは3)と4)の対応。すでに具体的な作業は始めたが、長くなるので詳細は次回に。

2015年2月1日日曜日

SAPICAなら1割引

 チカチカパフォーマンスでは都心の格安駐車場をずっと利用してきたが、駐車場がどこも満車であちこち彷徨って時間を費やしたあげく、結局は通常料金の駐車場に停めざるを得なかった苦い経験が昨年2月にある。
 以降、移動手段を全面的に見直し、最寄りの地下鉄駅近くの大型スーパー駐車場に停め、そこから市営地下鉄で移動する方法に変えた。
 駐車場探しの時間ロスがなくなり、降りたあとの移動も全て地下通路で、諸手続きをする事務局ビルにも、そのまま地下からエレベーターで行ける。


 このやり方だと自宅玄関から会場に入るまで、ほぼ雨や雪を考えずに移動できるが、問題は移動費だ。駐車料金はスーパーで買物をすれば3時間まで無料。ガソリン代は往復で約100円かかる。
 これに地下鉄代往復500円が加算されるが、「SAPICA」という札幌圏の地下鉄やバス市電で共通で使えるICカードを買えば、10%引きで乗れることをしばらくして知った。
 それまで主にJRでの移動時に使っていた「キタカ」というICカードは、実は市営地下鉄にも使える。首都圏での移動手段にも使える幅広さが魅力だが、残念ながらこちらに割引制度はない。

 往復500円の交通費が10%割引で450円になるのは相当大きい。たかが50円だが、昨年はチカチカパフォーマンス系だけで29回も通っている。都合3往復分が浮く勘定だ。


 さっそくSAPICAを新たに買ったのが、昨年6月。利用していてずっと不思議だったのが、(10%のポイント還元は、いつどうやってなされるのか?)という単純な疑問。
 調べた結果、通過時に改札機に表示される引落し額と残額のほかに、残ポイントも同時に表示されることを知った。写真は前回のチカチカパフォーマンス帰路のものだが、ポイントが運賃以上に溜まっていた場合、自動的に差し引かれる仕組みとか。

 写真の場合、運賃250円に対して残ポイントが233なので足らず、普通にカードから引き落された。次回は行きに250円乗って25ポイント加算→残ポイント258に→帰りはポイントで引き落される。
 うまく出来てます。(^ ^)

2015年1月30日金曜日

シンク下水臭を自力解決

 昨夏あたりから、台所シンク回りの下水臭が気になり始めた。シンク排水口を分解し、内部はもちろん、その下につながるフレキシブル配管に至るまで清掃したが、臭いは消えない。

 夏が過ぎれば弱まることを期待したが、秋から冬に差し掛かっても、臭気は一向に衰える気配がない。シンクに付属の排水トラップに異常はなく、そこからの臭気ではなかった。
 特にシンク下のドアを開けるとひどく、どうやら排水管の収まりに問題がありそうだった。


 サラリーマン時代は汚水処理の専門会社に10年近く勤めていて、汚水関連知識は豊富。下水臭が室内まで上がってくるとすれば、最も怪しいのは床と排水管との接続部だ。何らかの理由で隙間ができ、そこから上がってくるに違いない…。
 そう目星をつけ、まずシンク下収納から物を出し、排水管を調べてみた。
 写真上の白いプラスチック板の左端を持ち上げ、手前に回転させると、排水管と床との接続部が見える。にらんだ通り、隙間を防ぐキャップが緩んでいた。これでは臭気はもちろん、虫やネズミまで入り放題である。
 本来は閉じているべきキャップが、なにゆえ開いてしまったのか、理由は不明。もしかすると、15年前の施工当初から締めが甘かった可能性もある。ともかくも、犯人はこれだ。


 カバー用のプラスチック板をいったん上に持ち上げ、開いていたキャップを床の受け枠に強くねじ込む。キャップと排水管との接続部も怪しかったので、念のためここにもビニールテープを巻いた。

 作業終了後、ドアをしばらく開放したままにして、収納内に溜まっていた臭気を抜く。数時間経って下水臭は完全に消え、快適な空間が戻った。
 本日のDIY難度、5段階中の2。作業自体は難しくないが、トラブルの原因を追い込んでいくプロセスが、やや難解か。水道屋に頼めばおそらく解決するが、街の便利屋さんあたりでは見抜けない可能性がある。

2015年1月29日木曜日

過労?で結膜下出血

 先週土曜日のこと、起きて洗顔後に妻から「どうしたの?左目が真っ赤よ」と驚かれる。あわてて鏡で確認すると、確かに左目の内側(目頭側)半分が真っ赤。
充血ではなく、まさに「血まみれ」のような状態で、ただごとではない感じがした。

 痛みやかゆみ、視力低下などの自覚症状は全くなく、洗顔時にも気づかなかった。最初は眼底出血かと疑ったが、ネットで調べてみると、眼底出血は外観から出血は見えないそうで、どうやら「結膜下出血」という症状らしいことを知る。
 落ち着いて、ひとまず普通の点眼剤をさす。ネット情報によると「多くの場合は原因不明で、1週間ほどで自然治癒」とある。週末でかかりつけの眼科が休院日ということもあって、しばらく様子を見ることにした。


 週明けにチカチカパフォーマンスがあって慌ただしく、症状に変化もないので、眼科には行かずじまい。
 症状を知ったツイッターのフォロワーの方からコメントがあり、過労のせいもあるのでは?あまり軽く考えずに、少し身体を休めたほうが…、とのありがたい忠告をいただく。
 確かに年が明けてからドカ雪の連発によるハードな除雪作業と、厳しいライブスケジュールに追われ、かなり身体を傷めつけた印象がする。幸いに月末に予定されていたライブが中止となり、休むにはいい機会だった。

「蒸しタオルで目を温めると回復が早い」との情報を得て、さっそく実施。睡眠と栄養を充分にとって、極力身体も休めるようにした。
 発症から5日目となる今日、左目の状況は写真の通りで、正面を見た状態ではほとんど気にならない程度まで回復。撮影用に大きく目を見開くと、上端にわずかに出血が残っているが、全体として8割方の出血は消えた。
 その後いろいろ調べると「結膜下出血の原因のほとんどは、過労にある」と断言している眼科サイトもあり、あわてて眼科に走って「過労が原因です」と言われた方の経験談なども見つかった。
 たとえ無症状でも、出血はいわば身体から発せられた警告信号。人間の身体って、実に正直に出来ているものだなと感心してしまった。
 しばらく無理せず、養生に努めます。

2015年1月28日水曜日

冬物バーゲンに遭遇

 妻の求めに応じ、私にしては早朝となる8時半に家を出て、最寄りのハローワークを目指す。バスやJR、地下鉄を乗り継いで一人でも行けなくはないが、膝の弱い妻にとって冬は、足元があまりに悪すぎる。
 折しも、妻が昨年まで働いていた職場の同僚が凍結路で転んで膝の皿を割ってしまい、入院中とか。金は無理でも時間の融通なら効く我が身、車であれば少なくとも転倒の不安はない。

 9時半ころに終わって、さてどうしようかと思案したが、帰路にあるイオンが開いているのでは?と思って妻に問うと、確か開いているはず、という。
 冬物バーゲンをやっている時期だなと思い、売場を散策していたら、インナー付の洒落たジャンパーを発見。定価12,800円が1/3の4,200円ではないか。
 15年着た薄手のグレーのジャンパーが、つい先日ファスナーが壊れてしまい、だましだまし着ている状態。色はらくだ色でガラリ気分が変わり、インナーを外せば春先にも着られる。
 迷わず買おうとしたら、運転手をずっとやってくれたお礼にと、妻が全額だしてくれた。


 その後、別の売場で冬物ブーツのバーゲン品を発見。定価3,900円が半分以下の1,550円だ。
 除雪用長靴を除き、冬靴は一足をカタキのようにずっと履いている。雪深いときは除雪用長靴で車を運転することも多い。ブーツが一足あればバリエーションが広がる。

 こちらも長年の課題だったので、迷わず買った。ベージュ、茶、黒の3色あったが、茶を選択。上を折って裏地を見せて履けるようにもなっているが、まあ、ごく普通にヒモでしばって履くつもりでいる。
 上の写真に使ったグレー系のストールは、これまた最近アマゾンで送料込み500円と格安で入手したもの。細めで柔らかく、160センチあるので、いろいろな巻き方ができる。

 久々に衣料品関係をまとめて買ったが、いずれも弾き語り活動を意識したもの。デザイン系の仕事で外に打合せに出ることがなくなり、衣料品も以前とは選ぶ基準がガラリ変わった。これも時の流れである。

2015年1月26日月曜日

つかめない路上ライブ

 今年最初のチカチカパフォーマンスに参加。昨年暮れにエントリーしていた枠が、思わぬドカ雪で車が出せず、ライセンス取得後3年半を経て初めてのキャンセルという失態をやらかした。
 再び同じ轍を踏んではならじと、今回は数日前から天気の動向を慎重に調べ、万が一の大雪の場合でも、自力で幹線までの通路を確保する手段も会得した。

 予報通り温暖な陽気で、車の流れはスムーズ。会場は北4条広場で、エントリーが枠いっぱいの3組だったので、いつもより早めに家を出た。
 会場入りは開始20分前。まだ誰も来ていない。10分で準備を終え、到着一番の特権で14時ぴったりから歌い始めた。
 この日は初めてリクエスト用に絞り込んだ260曲入りのファイルを使って随時検索しつつ、歌ってみることにした。候補曲は事前に20曲程度に絞り込み、歌い忘れ防止に7センチ四方のメモ用紙に記して、電子譜面ホルダーの隅に挟み込んだ。
 第1ステージでは、およそ30分で9曲を歌う。

「麦の唄(初披露)」「学生街の喫茶店」「異邦人」「舟唄」「仰げば尊し」「故郷(リクエスト)」「サン・トワ・マミー」「抱きしめて(オリジナル)」「天使のウィンク」


 1曲目の「麦の唄」は、軽く100回以上は練習した難曲。転調がやたらあって、メロディ展開も複雑。満を持しての初披露だったが、立ち止まる人は皆無で拍子抜け。リスクを避けて1曲目に歌った姿勢が消極的だったのか。
 その後も閑散とした状態が続いたが、4曲目の「舟唄」で中年男性が足を止め、熱心に聴いてくれる。それに釣られるように、かなりの人が集まってきた。
(結果として、この日の集客のピークだった)

「舟唄」は自分では得意曲と思っていて、2年以上前に一度だけチカチカパフォーマンスで歌ったが、歌い始めると一斉に聴き手が消えた、という苦い経験を持つ。
 今回こりずに歌ってみると、前回とはまるで逆の反応。実に不可思議な現象ではないか。

 以降多少の出入りはあったが、まずまずの集客だった。中年女性のリクエストで「故郷」を歌ったが、ソロで歌ったことは過去に数回しかない。そもそも唱歌のリクエスト自体が稀なこと。この日の不可思議な流れを象徴している。
 14時過ぎに会場に現れた共演のトイシアターさんのパフォーマンスをはさみ、15時7分くらいから第2ステージを始める。およそ25分で7曲を歌った。

「銃爪(初披露)」「酒よ」「地上の星」「アメイジング・グレイス」「時の過ぎゆくままに」「サボテンの花」「ブルーライトヨコハマ」

 第1ステージ同様、まるで手応えがない。興味を示して視線を送る人はいるが、立ち止まる人がいないまま、曲だけが虚しく過ぎ去る、といった感。初披露の「銃爪」以外は、過去に実績のある強い曲ばかりだったが、この日に限ってはまるで暖簾に腕押し状態だった。

 6曲目の「サボテンの花」でようやくわずかな反応があったが、すでにステージは終盤である。ラストに「熱き心に」を予定していたが、あまりの手応えのなさに7曲で打ち切った。
 皮肉なことにその7曲目ラストあたりで、興味を示して近寄ってくる男女がいたが、残念ながら時間切れ。人の流れがまるでつかめず、頼みのリクエストも空振り。こんな日は早期撤収したほうが身のためである。
 前2回の集客が抜群で、記録によると昨年1月下旬のチカチカパフォーマンスも手応えはよかった。大いに期待して臨んだが、思惑は外れた。
 いつも感じるが、まるでつかみどころがないのが路上ライブの定め。まあ、あまり深く考えずに次の機会に期待しよう。