食料品買い出しのついでがあり、1日早いがホワイトデーのお返しを届けに長男宅に行った。
午後からは在宅していることを前日に確かめ、昼過ぎの訪問を約束していたが、当日の朝になって息子からメールがあり、孫娘が会いたがっているので、下校後の14時以降に来られないか?との打診。学校や自宅で描いたり作ったりした創作物を見て欲しいらしい。
たまにしか行かないが、手作り作品をいつも褒めてやり、写真に撮ってブログで紹介したりしていることを喜んでいるようだ。
そういう事情ならと急きょ予定を変更し、昼食をとってから出かけることにした。
唯一の孫なので、どうしても甘くなるが、かってはデザインを生業としていた身。冷静な目で作品を評価し、ときに励ましてやる大人の存在は大事だ。
13時に家を出て手早く買い物を済ませたつもりが、到着は15時。まず最初にホワイトデーのお返しを渡す。
最近はロイズと六花亭を交互に利用していて、今年はロイズを利用。ずっと子供向きの動物型クッキーだったが、小学生になった今年からは大人っぽいタイプに変えた。
長男のお嫁さんの分もあわせて2種類選ぶ必要があり、それなりの負担。しかし物価高のご時世とはいえ、これくらいの交際費は必要経費である。 珈琲を飲みながら孫娘の作品を見せてもらう。
机には紙食器を利用して着色した人形が並んでいる。主に学校で描いたという絵画は色の選択が大胆で鮮やか。構図の一部に遠近法を使うなど、よく考えられている。強い筆圧で画面いっぱいを使っていて、のびやかだ。
自分や我が子が一年生だった頃より、はるかに優れている印象がした。「ジジ馬鹿」な評価だったとしても、将来が楽しみ。