2024年3月25日月曜日

折れた物干し竿を修復

 先日のツララ落とし作業の際、軒先の大きな氷塊がまとめて落ちてきて、一瞬の判断で使っていた物干し竿を投げ出して逃げた。
 直下ではなく、斜め下で作業していたので直撃は免れたが、多少のツララなら解けるに任せるのが身のためのようだ。

 犠牲になったのは人間ではなく、作業に使った物干し竿。氷塊がまともにぶつかり、真ん中からポッキリ折れた。外形32ミリの薄肉鋼管にステンレス被覆したもので、強度面での期待はできない。買い替えを覚悟した。
 問題は長さで、現状品は3.6Mの1本ものを車の屋根に積んで運んだ。だが、その後買い替えた車にルーフキャリアはない。調べると、2.16〜4Mの伸縮式物干し竿が800〜900円ほど。これなら車内に入る。


 除雪を最優先し、ウッドデッキが完全に乾いて外作業が可能になった。買い替える前に、折れた物干し竿を補修してみようかと思った。

 まず損壊部分を電動グラインダーで12センチほどカットする。氷塊を突いて割れた先端部も4センチほどカット。
 切断後の物干し竿は計359センチ長となり、両端にキャップをかぶせると、現状のウッドデッキ柱間にギリギリ使えるとわかった。


 2本に分かれた物干し竿を内側でつなぐのは木製の丸棒。捨てずに保存しておいたスコップの柄などを見繕う。
 25センチ長の丸棒が使えそうだったが、直径がわずかに細い。布ガムテープを何枚か重ね貼りして調整する。

 防水と接着をかねて丸棒の周囲に防水コーキング剤を塗り、接続部の中央に入れる。その状態で一晩おいたが、微妙な緩みが発生した。
 そこでさらなる補強として木用ビスの頭にワッシャーをかまし、4ヶ所で止めた。下地が木材なので、固定はしっかりしている。


 両端にキャップをかぶせ、ウッドデッキ柱に装着してみると、大きなたわみはない。
 干すのは主にシーツやバスタオルなどの軽いものが中心で、まずまず使えそう。買い替えはひとまず回避した。