2024年3月12日火曜日

水とトイレの防災対策

 能登半島地震で最も困ったのが、水とトイレだったという。2018年の北海道胆振東部地震で丸2日間に及ぶ大停電を経験したが、幸いなことに私の暮らす地区で断水は全くなく、飲料水やトイレ洗浄水で困ることはなかった。
 ただ、地域によっては断水が発生し、給水所や給水車も出動している。ポンプ加圧で給水する高層住宅では停電で水道が使えなくなり、マンション暮らしの長男は近くの公園へ水を汲みに走った。
 地震等で断水が発生する可能性は今後もあり、備えておくべきだ。

 飲料水はポリタンク備蓄分が25Lほどあり、不足分は給水車に頼るとしても、トイレ洗浄は川の水でも充分では?と、かねてから考えていた。排水経路に異常がなく、トイレに水が流せたらという前提だが。
 幸いに徒歩3分の距離に川があり、水量もまずまず。厳寒時も凍っていないことを確かめてあり、非常時にはこの川の水を利用したい。


 積雪時に岸から水を汲むのは困難で、橋の上から汲むのが安全。橋から水面までの距離は7Mほどで、ロープでバケツを吊るして汲み上げることは可能だった。ロープの在庫も充分ある。
 問題はバケツの仕様。普通のポリバケツだと浮力で水が入りにくい。市販の釣り用バケツを調べたら、バケツの上部片側が重くなっていて、水に入れると傾いて汲める仕組みらしい。さっそく真似てみた。

 重りになる物を探し、54×54×6厚の角座金を発見。重さが120gで程よい。手持ちの8Lプラバケツの縁に外側からはめこみ、ガムテープで仮固定して浴槽でテストしてみたら、うまく汲めた。
 1回で5L汲めたとして、4回やれば20Lポリタンクが満タンになる。そこからキャリーカート等で運べば、一人1日分のトイレ洗浄水になんとか足りるのではないか。

 やれると確かめたので、バケツ上端に穴を開け、M8の短いボルトナットで固定した。普段は雨水を溜めるのに使う程度で、重りが常についていても支障はない。


 防災用飲料水対策として、10Lの折りたたみ水タンクを新たに435円で買った。町内会支給の5Lタンクもあり、計50L分の水タンクを確保。
  災害時には飲料用と調理用だけで一人当たり1日3Lの水が必要、と農林水産省のサイトにある。備蓄分は25Lで約4日分、以降は給水車に頼ることになりそう。

 水と併行して、非常用トイレも10回分417円で新たに購入。2年前に同様の品を5回分買ってあり、あわせて15回分。こちらはトイレ洗浄が全く不可能になった場合の備えである。
 可能な限り頭をひねって準備しているが、なにも起こらずに備えるだけで終わって欲しいもの。