2023年6月16日金曜日

タブレットの廃棄処理

 電子譜面表示用として新しく10インチタブレットを買ったとたん、ずっと使ってきた7インチタブレットのうち、2017年に買ったほうが全く起動しなくなった。このところ調子が悪く、おそらくは寿命。
 電子譜面表示の予備としては、もう1台の7インチタブレットがギリギリ使え、スマホも充分に機能することがわかっている。起動しないタブレットは早々に処分すべきだった。

 6年前にも不注意で液晶を割ってしまい、使えなくなった7インチタブレットを処分したことがある。データ流出を恐れ、分解してストレージを取り出し、ハンマーで破壊して処分した。
 当時のブログ記録を参照しつつ、分解処理を試みる。


 まず液晶と裏蓋の隙間にスクレイパーを差し込み、少しずつこじって裏蓋を開けた。

 最初に取り外したのはリチウム電池。起動しないので確認不能だが、充電がいくらか残っているはずで、同じスクレイパーで接着剤をはがし、端子部はニッパーで切断。ケーブルを押し広げ、絶縁テープで封印した。


 続けて情報の詰まった大事なストレージを探す。前回の経験で、12×16の長方形のパーツがそれらしいと睨んだ。
「FORESEE」と記された情報をもとにネット検索すると、思った通りデータを記録するSSD(ストレージ)であることがわかった。
 マイナスドラーバーを差し込んでこじると、簡単にとれた。ハンマーで破壊して燃えないゴミ袋に投入。


 残った本体には電子基板が残っているため、蓋を戻して小型家電として「じゅんかんコンビニ」に持ち込み処分する。リチウム電池はヤマダ電機かケーズデンキに無料処分を委託するつもり。
 あれこれ面倒だが、限りある資源を有効にまわすには、必要な手順だった。