先週半ばからボチボチやっている1階南側木壁のメンテナンス作業、二重張りした板の表板を5枚交換(1枚は裏返し処理)して終了のつもりでいたら、最後の最後で居間窓の東端に大きな欠損を発見した。
材料が足りなくなり、新たに1820長の構造用ヌキ板を2枚購入。断続的な雨に降られつつ、電動グラインダーでの平滑処理、木酢液の防腐処理、エコ塗料仕上げを経て、ようやくビス止めまでこぎつけた。
今日は珍しく午前中から晴れ間がのぞき、脚立を最大に伸ばしてビス止め作業をする。すでに固定してある下板のエコ塗料塗りと、雨水の通り道になっている箇所のコーキング処理を同時進行でやった。
ひとまず終えたが、木材に対するコーキングは木材の変形によって隙間ができやすく、大きな期待はできない。窓端部は木壁の弱点と知ったので、今後も定期的なチェックが欠かせないようだ。
10年を経て知ったのは、大和張りによる木壁はそれなりに持つということ。木材特有の柔らかな質感は、捨てがたい魅力でもある。
弱点は水の流れが集中する窓の上下部と窓の端部。雨水が屋内に侵入してくるわけではなく、いまのところ板の部分交換で済んでいるが、加齢による気力体力の衰えを考えると、少なくとも窓周辺はメンテナンスが楽な鋼板に変えるべきかもしれない。 代替え候補としては、角波のカラートタン。外壁の大部分が大波ガルファン鋼板張りで、材質の統一感もある。現状の色はワインブラックで、明るめの色を選べばデザイン的バランスもよい。
何より、DIYレベルでも比較的容易に施工可能なこと。表板だけを外し、下板に直接ビス固定してしまえば、手持ちの脚立と道具でも充分張れる。
自宅まで搬送してくれるネット通販を見つけたので、忘れないようにリンクを張っておく。
価格は1820長で10枚(幅6,280分)送料込み24,399円。KD材ヌキ板とほぼ同価格である。
欠点は切断処理が木材より面倒そうなこと。ネット通販ではなく、切断加工までやってくれる近場のホームセンターを探すべきかも。