2023年6月2日金曜日

大型タブレットを購入

 2012年から使い始め、通算5台目となるAndroidタブレットを購入した。
 きっかけは6年前に買った7インチタブレットが、使用中に突然電源が切れるようになったこと。2年後に同じタブレットを予備として中古で買い、交互に使ってきたが、不思議なことに両方とも同じ症状が起きている。
 すべて練習中の出来事で、リセットで復活しているが、これが仮にライブ中に起きていたら、弦が切れるのと同じくらい面倒なことになっただろう。

 原因を調べると、バッテリに寿命がくると、この症状が発生するらしい。電子譜面表示のほか、電子本閲覧などで酷使しているし、毎回100%充電していることがバッテリの寿命を早めたかもしれない。

7インチと10.1インチの新旧タブレット

 現状のタブレットはAndroid5.1で9年前の古いOS。起動が遅くなり、操作面でもたつくという問題も起こっていた。
 さらには、加齢による視力の衰えで小さい画面ではコード譜が読みづらくなり、画面ぎりぎりまで拡大表示させる操作を強いられていた。

 買い換えるならなるべく新しいOSで、画面が大きなタブレット。何かと物入りで物価高騰のご時世。価格は安いに限る。
 情報収集のすえ、ヤフオクで10.1インチのAndroidタブレット
Meize K105」を4千円弱の即決価格で見つけた。OSはAndroid9で2018年のバージョン。アウトレット品で未使用に近い商品だった。

 もう少し新しいOSはないかと、ひとまず「ウォッチ」に設定。1日様子をみるうち、「価格を10%下げました」とヤフオクからの案内が届く。これまで50回強の取引をしているが、こんなことは初めて。結果として価格は3,564円まで下がった。
 最初に新品で買ったタブレットは15,500円。現状のタブレットは同じく7,890円だったから、お買い得であることは確か。この時点で買うことに決めた。


 落札後、わずか中2日で商品が届き、さっそくセットアップに励む。ゼロ状態だった充電量は3時間40分で82%に回復。1時間22%ペースで、スマホよりは劣っても、現状のタブレットと大差ない。
(その後20%からの充電では、1時間28%ペースに回復)

 4月に買ったスマホはAndroid13までバージョンアップしているが、機能的にそう劣っている感じはなく、サクサク動く。
 通話やGPS、FM放送も可能らしいが、当分は電子譜面に特化した使い方をする予定で、最低限必要なpdfビュアーと譜面に重ね表示できる時計アプリだけをインストールした。


 画面が大きくなり、期待通りに拡大なしで譜面が読めるようになった。ただ、従来より幅が5センチ大きくなった関係で、長く使ってきた自作のマイクスタンド用ホルダを改造する必要があった。
 2ミリ厚のMDFボードをベースに、構造は従来の手法を踏襲。パーツの一部も再利用し、譜面隠しもそのまま流用した。

 重さが従来の285gから535gに増えたが、ぐらつきは一切なく、これまでと同じ調子で使える。
 古い7インチタブレットも同じホルダにセット可能なので、ライブ中は予備としてスリープ状態でスタンバイさせ、非常時に備えておく。