2022年4月29日金曜日

ラズベリー維持管理

 気温上昇に伴って、庭のラズベリーが芽吹き始めた。マジメに冬囲いをしなかったせいで枝折れがひどく、大規模な剪定作業は必須。
 完全に折れた枝はざっと剪定してあったが、芽吹くかどうか微妙な枝は様子見だった。


 芽吹きの状況がはっきりしたので、まず枯れた枝を伐採。続いて、芽吹いたが折れ方がひどくて育ちそうにない枝を伐採。真ん中から折れ、下半分は生きている枝が多い。
 枝は壊滅したが、根から新たな新芽が出ている株もけっこうある。収穫量激減も覚悟していたが、悲観するほどでもなさそう。

 折れてはいるが症状が軽い枝は、折れた箇所をガムテープでぐるぐる巻いて補強した。専用の補強テープがあるらしいが、新たに買うほどのこともない。


 珈琲タイムをはさんで、支柱の打ち直し作業にとりかかる。記録的豪雪で枝はもちろん、支柱も大きく傾いている。
 支柱をラズベリーの周囲に打ち、全体を囲むようにロープを張ったことが原因で、ロープに多くの積雪荷重が働いた。

 ラズベリーの枝は細くて折れやすく、支柱は必須だが、根の生育に伴って繁茂範囲がどんどん広がった。全体をロープで囲む手法には無理が出始め、今年から要所に支柱をランダムに打ち、数本の枝を個別にしばる方法を試すことにした。


 剣先スコップとマサカリで既存の支柱をいったん抜く。傷みのあるものは削って木酢液を再塗装。要所に打ち直したのち、使っていないインタホン用の細いケーブルで支持する。
 レンギョウの冬囲い支持に使ってみたが、細くて腐らず、適度の硬さがあって具合がいい。これまでのロープやヒモからこちらも変更だ。


 ラズベリーは敷地の西と南の2箇所にあって、かなりの手間と時間を要したが、夕方までにようやく終わった。群落からはみ出た小さな株も群落内に移植した。
 今後の成長にあわせ、ときどき枝の支持はやり直す必要はあるが、まずは第1段階終了。