2021年9月11日土曜日

リバーサイドsolo_03

 河畔公園を利用した路上ライブ「リバーサイドsolo」の第3弾を実施。

 今回の場は「河畔」であることは確かだが、「公園」ではなく、単なる川沿いの土手である。遊歩道やベンチは整備されていないが、管理用の道はあって、きちんと草刈りはされていた。
 春先の散歩コースのひとつで、夏場は雑草が茂り、高木にカラスが営巣して威嚇するため避けていた。先日しばらくぶりに歩いたら、歌う条件としては悪くないことに気づいた。

雑草で隠れているが、右側に川面がある

 コロナ禍が吹き荒れる中、屋外で歌う場にはいくつかの条件がある。周囲に民家がないこと(騒音クレームの恐れ)、通行人が前を横切らないこと(飛沫が飛ぶ恐れ)は必須だった。これに風雨や気温の気象条件が加わる。
 この日は週末で、一般の河畔公園には人が多いことが予想された。単なる土手道なら人がやってくる可能性は低い。

 風は強かったが、夕方の気温はこの時期にしては高めの24度ほど。前回よりも遅れて16時25分から始め、およそ45分で11曲を歌った。


優しいあの子」スピッツ
 北海道が舞台のNHK朝ドラ「なつぞら」のテーマソング。

恋心
 岸洋子が歌ったシャンソン。

思い出のグリーングラス」森山良子
 死刑囚が処刑直前に観た故郷の夢をテーマにしたアメリカの曲。

コンドルは飛んで行く」サイモン&ガーファンクル
 稀にリクエストが出る。オリジナル訳詞で。

君をのせて」井上あずみ
「天空の城ラピュタ」のテーマソング。


時の過ぎゆくままに」沢田研二
 チカチカパフォーマンスでは1曲目によく歌った。ハズレのない曲。

ドミノ
 割と好きなシャンソン。

浜千鳥
 この歌をテーマにした推理ドラマの再放送を先日観た。

異邦人」久保田早紀
やさしさとして想い出として」ふきのとう
闇夜の国から」井上陽水

 立ち上がりで声が出ないのはいつものパターン。歌い進むうちにじょじょに調子が上がってくる。

 写真撮影を含めて1時間ほど現地にいたが、通行人はゼロだった。川向うにある市民農園は収穫時期で、長く滞在する人はいない。
 背面にある細い道路を時折車が行き過ぎるが、歌の邪魔にはならない。他を全く気にせず、自由気ままに歌えるのは大きな利点だった。

 結果的にマスクは必要なかったが、万一を考えて口周りの膨らみが大きい手製布マスクを使用。気にせずに歌えた。コロナ禍における屋外ライブの必須アイテムである。