近くの町内会館で市の住民集団健診が行われる日で、朝食をとらずに10時に妻と共にでかけた。ところが会場にレントゲン車が見当たらず、駐車場にも車はゼロ。固く閉ざされた玄関には、何やら貼り紙が。
「緊急事態宣言発令中のため、住民健診は中止となります」
以前は近隣地区センターで受けていたが、混雑がひどいため昨年から私だけ別の町内会館に行ってみたら、ここがガラ空き。今年は妻も誘って出かけたのに、とんだ肩透かしだった。
帰宅後にネットで調べると、確かに中止の告知がある。事前の調査を怠ったツケで、次なる会場の候補をあれこれ検索する。
同じ区でなくても健診は受けられるが、駐車場があって車で15分くらいで行けること。混まない平日開催が理想。10月中には終わらせたいが、最短でも10月上旬になりそうだ。
気を取り直し、珈琲タイム後に近隣の皮膚科へと向かう。連続肩透かしは避けたく、診察していることを確認してから出かけた。
このところ3週間に1度ペースで通っている処置だけのイボ治療だったが、今回は正体不明の発疹と頬の老人シミの再発があり、院長の診断が必要だった。 入る前に手指の消毒と体温測定があり、待合室は寒いほど強制換気がされていて、安心&信頼できる診療所だ。
休み明けとあって混んでいたが、30分後に診察室に通される。右耳裏の正体不明の突起はイボの可能性が高いが、疑わしいので液体窒素凝固法ではなく、次回に麻酔して切除することになった。
頬の老人シミは4年前にも切除手術を受けたが、最近になって再び色が濃くなり始めた。つまりは再発で、前回と同様に麻酔して切除するのか、液体窒素凝固法で処理するのかの相談。
患部を診てもらった結果、今回は麻酔による切除手術は避け、まず液体窒素凝固法で皮膚の突起を消したのち、レーザー治療でシミを除去するという方針が決まった。しばらく時間がかかりそうだが、切除手術に比べて制限は少ないのが救い。