2021年8月31日火曜日

電動雑草刈り

 少し迷ったが、電動草刈機を使った雑草刈りをやることにした。天気はよいが、気温は23度ほどで低め。外作業をするには絶好だ。
 今年は夏場に雨のない酷暑が延々続き、家庭菜園の水やりが大変だった反面、雑草もあまり生えてこなかった。数少ない酷暑の利点だったかもしれない。

 8月中旬に気温が平年並みに戻り、雨もそれなりに降って水やりからは解放されたが、同時に雑草たちも元気を取り戻した。勢いはそれほどでないが、冬を前にしていったん刈り取ることに。
 ずっと鍬を使った手作業で雑草を除去してきたが、その作業からも遠ざかっている。腰の負担を考慮し、床下から1年ぶりに電動草刈機を取り出し、作業にかかる。


 道路側は車庫を建て替えた2年前、除草シートと化粧砂利で全面的に整備してあり、雑草とは無縁な状態。雑草刈りが必要なのは西側ウッドデッキ周辺と北側の軒下だけだった。

 ライラックやグラジオラスを傷めないよう慎重に作業。簡単に終えるつもりでいたが、結果的に1時間近くを要した。ボサボサの庭がツルツル状態になり、仕上がりには満足。

やや遅れて咲いたグラジオラス。上品なピンクだ。

 作業中にウッドデッキ横に置いてあるBBQ道具を入れたプラ箱を少し移動させたら、底の隙間からエゾアカガエルがぴょんと飛び出してきて驚かされた。

 7年前にもエゾアカガエルが車庫外ムロに住み着き、数年間生息していたが、車庫建て替えで外ムロを撤去して以来姿を消した。
 その後ウッドデッキ横で数回見かけたが、今年の酷暑でてっきり死んだとばかり思っていた。

7年前、車庫に住んでいたエゾアカガエル

 今日のカエルが7年前と同じ個体かどうかは不明。どっちにしても、我が家がカエルにとって好ましい環境であることは間違いない。
 カエルが住み着く家は風水的には吉兆とされている。根っからのカエル狂なので、住んでくれることは単純にうれしい。

2021年8月29日日曜日

まとめて冬物洗濯

 天気がよく、湿度も低いので、午前中から冬物洗濯をまとめてやった。いつも夏の終わりにやっていて、今年もタイミングは例年通り。外注はせず、あくまで自力でやる。

 いつもの手順で給湯器の温度を32度に設定。21Lの大型洗面台シンクにぬるま湯を満たし、ウール専用洗剤を使ってセーター類を1枚ずつ手洗いし、真横にある洗濯機へ順に投入する。
 洗濯機が一杯になるたびに脱水し、続けてすすぎをしてまた脱水。これを計2セット繰り返した。


 今回はセーター類が7枚、コート類が2着、ハンテンが1枚、その他帽子や手袋の小物類を洗った。
 ハンテンは秋から春まで深夜時間帯に常用しているが、実は洗うのは今回が初めて。買って10年以上経っていることもあり、汚れがかなりひどかった。


 ウール系の衣料が多く、外には干せない。2階の窓を4ヶ所開放し、通風をよくして2階に設置の2本の洗濯ポールに陰干しする。
 外気温は正午過ぎに30度を超す真夏日。2階湿度が45%、室温が28度で、乾いた風が吹き抜けてどんどん乾く。あと3ヶ月もすれば、雪がチラつき始める。冬物洗濯は来たるべき冬への備えなのだった。

2021年8月27日金曜日

敷きパッドの改良

 午後から敷きパッドと敷布団カバーの改良をやる。

 シーツの代わりに敷きパッドを使い始めたのは数年前からだが、寝ているうちに中間部がずれてめくれるのが欠点だった。
 敷布団全体をくるめるタオル地のシーツが手に入ればシーツのままで構わなかったが、最近ではシーツそのものが店頭に見当たらない。修正して使うしかない。


 以前は敷きパッドの中間部に布ベルトを縫い付け、裏側でしばっていたが、どうもすっきりしない。
 次に敷きパッド中間部にボタンをつけ、敷布団カバー側にヒモをリング状に縫いつけて止めてみると、なかなか具合がよい。

 今回はボタンを敷布団側につけ、ヒモリングは敷きパッド側につける改良だった。こうすればヒモリングの装着だけで複数の敷きパッドに対応可能となる。


 敷布団カバー2枚、敷きパッド3枚の改良を一気にやる。従来のリングやボタンの取り外しに手間取り、夕方までかかってしまった。

 ちょっと疲れて、夕食前に居間のベンチで15分ほど仮眠。夕方の仮眠(夕寝)は短く済んで好都合だが、身体にとってはよくないとの情報もある。眠いときに眠るのが基本、自分にとっては。


 ミシン仕事の前に作っておいたラズベリームースを夕食後に食べた。
 いつものマグカップだけでなく、一部にガラス容器を使い、軒下にあるミントを予め飾ったが、さすがに見栄えがよい。味はいつも通り。

2021年8月24日火曜日

屋根隙間漏水を補修

 2年前に作った車庫屋根と母屋の間から、わずかに雨漏りがするようになった。小雨だと問題ないが、雨量が増すと部分的に漏れてくる。
 母屋外壁の車庫屋根側中間部に長めの水切りを設けてやるのが根本解決だったが、22年前の新築時には経験不足で怠った。

 コーキング剤で塞ごうとしたがうまくいかず、「ファストフラッシュ」という万能防水シートを使って隙間を封印したのが1年前のこと。
 漏水はほぼ止まったが、昨冬の豪雪で圧力がかかり、一部の接着が緩んでいる可能性が高かった。


 念のためヘルメットをかぶって車庫屋根に上り、状態をみる。予想通りシートの一部が剥離している。
 700Wのドライヤーを患部にあてて圧着部のゴムを柔らかくし、素早くドライバーの頭などを使って再圧着させた。
(メーカー仕様にはない手法です。試みる場合は各自の判断で)
 ひとまず隙間はなくなったが、同じメーカーで刷毛で塗れる防水シールがあり、再発する場合はそちらで補修すべきかもしれない。

 屋根に上ったついでに、屋根材の状態も確認。波板固定ビス頭にある樹脂製ワッシャーの一部が割れていて、計5個を交換。他に大きな問題はない。


 家庭菜園の枝豆がそろそろ食べ頃で、太くなったのを見繕って採り、さっそく茹でた。やはり採れたては美味い。
 昨年は種を何度まいてもなぜか育たず、満足に食べられなかったので、なおさら美味しく感じる。

 夕方になって急に倦怠感を覚え、居間のベンチで15分ほど仮眠をとった。
 午前中は定番食料品の買い出しに行き、午後はBS映画の「花のあと」が面白く、昼寝もせずに見入った。ワクチン接種後の体力がまだ完全でなく、あれこれ動きすぎだったかもしれない。

2021年8月23日月曜日

階段手すり高さ修正

 モデルナワクチンを接種して4日目。3日目の昼まで37度台の微熱が続いていたが、午後になってようやく平熱に戻る。その後体調に変化はなく、どうにか平常を取り戻したようだった。

 ワクチン副反応は若い女性に強く出ると聞いていて、高齢男性は軽い傾向にあるという。接種済みの高齢男性に確かめても、軽かったという話ばかり。
 なぜ自分だけが?とやりきれなさを感じるが、普段ほとんど薬を飲まず、身体が薬なれしていないからかも?細胞がまだ若いせいかも?と都合よく考えることにしよう。


 身体が平常に戻り、自重していた軽い散歩を再開。土手に咲くセイタカアワダチ草の花が見頃のため、持参のハサミで数本を摘んだ。隣で生息域を争っているススキもついでに採取。
 家に戻って玄関に置いてある備前焼の花瓶に活けてみたら、見事に治まって悦に入る。お金はまったくかけてないが、価値ある美しさだ。
 お盆に長男一家が一泊した際、「じいじ、階段の手すりが低すぎるよ」と、孫娘から鋭く指摘された。まだ5歳になったばかりだが、まるで小学生のような大人びた口をきくことがあり、驚かされる。

 調べてみると、作ったのが孫娘が階段を上り下りし始めた2019年3月のこと。はや2年半が経ち、最近の孫娘の成長は著しい。
 台所と居間の境界にある柱に定期的に記録してある孫娘の身長を調べると、作ってから16センチも伸びていて驚いた。これでは手すりが低すぎるはずだ。

手すりをいったん外した状態

 そこで手すり高さを修正することにする。構造的な問題はなく、単に固定してあるビスを緩め、上方に平行移動するするだけ。熟慮のすえ、一気に20センチ上げることにした。
 手すりは途中でつないでいるため、接続部の段差をなくすのに時間を費やしたが、どうにか収まった。

高さ修正後の左側手すり

 今回の修正で、踏み板先端から39センチだった高さが、59センチに拡大。あと数年でまた10センチほど上げる必要があるだろう。
 右側にある大人用手すりは踏み板先端から78センチあるが、10歳過ぎたら、たぶん大人用で足りるはず。そうなれば撤去してしまう可能性大。ひとまずそれを目標に、日々健康で過ごしていようか。

2021年8月21日土曜日

ワクチン副反応で高熱

 2回目のモデルナワクチンを接種して2日目。最も副反応が激しいと言われている「2回目の2日目」だったが、いつもより早めの就寝前に測った体温に大きな変化はなかった。

 ところが、就寝後2時間ほどして、異様な悪寒に襲われた。寒さで歯がガチガチ震えるほど。日中は30度を超す真夏日を記録したので、外部の寒さからではない。
(これは発熱しているな…)と直感し、体温を測ると38.0度という予期せぬ高熱。急きょ掛け布団を1枚増やし、冷凍庫から保冷剤を出してタオルにくるみ、枕下にあてがう。

家庭菜園の枝豆がそろそろ食べ頃

 そのまま眠ろうとするが、熱は頭痛も伴って、全く眠りにつけない。2時間ほどウツラウツラし、再度体温を測ると、38.4度まで上がっていた。平熱は36.4度ほどだから、過去に記憶のない高熱だ。
 空腹状態の深夜なので迷ったが、漢方系の風邪薬を飲んで様子をみる。熟睡できないまま延々過ごし、明け方になって38.1度まで下がったが、高熱であることに変わりはない。38度台まで上がると、漢方薬では無理らしい。

 方針を変更し、7時半に起きてまず朝食をとる。妻が接種2日目に37.8度まで上がった際に飲んで効果があった鎮痛解熱剤「ジクロフェナク」を食後に1錠飲んで、再び床についた。
 鎮静作用もあるのか、これが効いて4時間ほど熟睡。パジャマがびっしょり濡れるほど汗をかき、体温を測ると36.4度の平熱に戻っていた。

 昼食にソーメンを食べたら少し元気になり、着替えて起きることにした。念のため漢方系の風邪薬を飲んだらまた眠くなり、居間のベンチで1時間ほど仮眠。
 そのまま夕方まで変化はなかったが、入浴前に体温を測ると、37.2度という微妙な数字。まだ完全復活はしていないようで、入浴は軽めのシャワーに変更し、2日続けて晩酌もナシ。

 実は前日の接種直後に予兆があって、15分間の待機中に急に鼻水と咳が出た。妻が接種2日目の朝に発症した風邪のような症状で、てっきり場内の巨大な換気設備による風のせいと思っていたが、これが副反応の始まりだったのかもしれない。
 1回目の接種後にあった下痢、耳鳴り、夜間頻尿はいまのところなく、腕の痛みも1回目に比べるとごく軽い。向こう1週間は無理をせず、ユルユルと過ごしてゆく。

2021年8月20日金曜日

モデルナワクチン2回目

 モデルナ製ワクチンの2回目を接種。妻はファイザー製ワクチンの2回接種を1ヶ月前に終えているが、実家の不動産契約や胃&大腸内視鏡検査などの事情で、遅れに遅れた。
 予約は前回と同じ13時半。13時15分に会場入りしたが、今回は50歳以上も接種対象となり、駐車場には多くの車が。待機席も相当の混雑で、時間がかかりそうな予感がした。


 予約時間より早く問診が始まったが、2回目のせいかやり取りはごく短い。待たされることなく、13時半には早々と接種を終えた。
 そのまま15分待機し、何事もなく終了。1回目に比べて20分以上も早く、やや拍子抜け。だが、待たされるより、早く終るほうがいいに決まっている。
 帰宅後、特に体調に変化はなかったが、意識して安静に努め、日々の散歩は省略。入浴も軽めにし、前回接種7時間後に突然の下痢に苦しんだ経験から夕食は軽めにし、アルコールも控えた。
「2回目のほうが副反応は強い傾向にあります」と医者からも指摘された。明日は要注意の2日目。覚悟して迎えたい。


 出所の確かな情報によれば、ファイザー製よりもモデルナ製のほうが特に変異種に対する感染予防効果が高いという。
デルタ株の感染予防、ファイザー製よりもモデルナ製が有効か…米研究チーム

 また、ワクチンは3回打たないと効果がじょじょに薄れるという情報もある。(ブースター接種)
米、3回目のワクチン接種へ〜デルタ株拡大でブースター

 このニュースを耳にしたときは正直ウンザリさせられたが、ワクチン接種者と未接種者とでは、重症化率と死亡率に明確な差が生じることが分かり始め、気になっていた自分の副反応が恐れていたほどではなかったこともあり、やむを得ないのかな…、と思い始めている。

2021年8月19日木曜日

リバーサイドsolo_02

  河畔公園を利用した路上ライブ「リバーサイドsolo」の第2弾を実施。初回を仕掛けてから、丸2ヶ月が経過している。当初は月イチペースでやるつもりが、連日の30度を超す暑さで、かなり間があいた。

 明日は2回目のコロナワクチン接種があり、しばらくは安静を強いられる。酷暑も峠を越し、お盆の各種イベントも無事に終えた。前日からの雨は明け方には上がり、夕方までに地面も乾いた。
 気温は22度くらいで風がやや強いが、条件としてはまずまず。やるなら今日だ。


 15時45分くらいにギターを背負って家を出る。場所は自宅北側にある2本の川に挟まれた土手の突端。
 いくつかある散歩コースのひとつで、春先には多くの釣人が訪れる川辺だが、先日の散歩で夏は誰もいないことを確かめた。公園として整備されてはいないが、開けた場所で飛沫を気にせず歌える利点がある。

 素早く準備し、16時から開始。およそ40分で10曲を歌った。

ボラーレ
 1曲目によく歌うカンツォーネ。

モルダウの流れ
 川にちなんだクラシック。この曲の熱烈なファンがいたが、元気にしているだろうか。

カントリー・ロード
バラが咲いた
 介護施設では人気の曲。路上ではあまり歌わないが、時期的にタイムリーなので。

赤い星青い星」由紀さおり


アニーローリー
 認知症カフェなどで、ときどきリクエストが出る。

大空と大地の中で」松山千春
亜麻色の髪の乙女」ビレッジシンガーズ
 以上、屋外むきの2曲。

赤い花白い花」赤い鳥
空も飛べるはず」スピッツ


 このところ家の中ではあまり歌ってなく、長いブランクがあったせいで、前半5曲くらいは声量不足に苦しんだ。後半になってようやく調子を取り戻す。
 周辺には人っ子一人いないが、川向うには2ヶ月前に歌った河畔公園があり、天気もよいので、散歩する人がけっこういる。
 対岸の真向かいにベンチがあり、そこに座って聴いている様子の人が数人いた。その距離およそ50mほど。犬やカラスの鳴き声は耳に届いていたので、もしかするとある程度は聞こえていたのかもしれない。

 誰かに聴いてもらうのではなく、あくまで自分のモチベーションを維持するための歌だったが、その目的は充分に達成できた。

2021年8月18日水曜日

長男が自宅開業

 新形コロナの日感染者数が2万4千人に近づき、(8/18現在、23917人)過去最多を更新。まさに「爆発」の危機的状況に陥った。ピークアウトの兆しは一向になく、各地で日々過去最多を記録している。
 北海道も相変わらず上位10位前後をキープしているが、過去最多はかろうじて回避。しかし、オリンピック競歩とマラソンで街に人々が溢れた反動が表れるのはこれから。最多更新も時間の問題か。

 話がすっ飛ぶが、実は1年ほど前のコロナ禍が長期化し始めた時期に長男が20年間勤めた会社を辞め、その後いろいろと準備して、今年から本格的に事業を立ち上げた。
 自宅を拠点にしたネット通販関連の仕事で、試行錯誤のすえ、まずまず軌道に乗せたようだ。同時期に妻(嫁)も販売系の会社を辞め、教育関連のネット事業を共同で始めた。(妻は青色事業専従者)


 通勤がなく、仕入れも含めて人と対面しないリモート勤務が基本のため、コロナ感染リスクは低い。移動方法にさえ気を配れば、家族会なども比較的安全にやれる。

 以前の勤務は、未だにクラスターが頻発する極めて感染リスクの高い業務(医療、介護系ではない)だった。あのまま勤めていたらコロナ感染していた可能性が高い。
 コロナ禍の拡大を見越して辞めたわけではないが、結果的にそうなった。人生何が幸いするか分からない。
 私が9年間の会社勤めを辞めて事業を立ち上げたのが、39年前の夏。年齢では長男よりも10年ほど早いが、辞めた経緯やその後の事業形態は、ちょっと似ている。
 私の場合、当初の20年はアナログ的事業形態で、画材の仕入れや作品の納品に多くの時間と手間をとられた。PCとインターネットの普及でリモート勤務に切り替えてからは、運営が格段に楽になった。
 長男は最初からリモート形態なので運営は楽そうだが、時代の急速な変化を的確に読んで、乗り遅れない柔軟さが求められる。そこが私に比べて難しいかもしれない。

 事業者としては一応「先輩」なので、自宅を拠点とする場合の諸経費の按分法とか、青色事業専従者の給与設定、告知の手法など、問われるままにアドバイスしている。
 長男がまだ会社員時代、インターネットHPに公開してある私の脱サラ&事業立ち上げの長い記録を読み、感想をメールで送ってきたことがある。もしかすると(いずれは自分も…)という無意識の思いが、心の隅にあったのかもしれない。だとすれば、父親としてはうれしい。

2021年8月14日土曜日

長いお盆休暇

 お盆の家族会を実施。参加は遠方の長女夫婦をのぞく市内道内在住の子供たち一家〜計4名。都道府県境界をまたがず、全て車による移動だった。最も遠いのは次男だが、途中立ち寄ったのはコンビニでのトイレ休憩1回のみだったという。

 13日の13時からBBQをやることになる。長男一家の迎えは早く着いた次男がやってくれて、私はウッドデッキ内の常設コンロで炭おこしに専念。久しぶりだったが一発で着火した。
 お盆なので順に仏壇でお参りし、13時15分には食材を焼き始める。



 この日は風もあまりなく、ウッドデッキ横の防風シートは張らなかった。一通り食べたあと、車庫側に回ってテントを設営する。

 実は長男一家は翌日からの2日間、友人一家とキャンプを予定していた。しかし、大型車を運転する友人が事故でムチ打ち症になり、突然の中止。初めてのキャンプを楽しみにしていた孫娘を落胆させた。
 そこで急きょ予定を変更し、我が家にあるキャンプ道具を使って「キャンプごっこ」をやることに。あくまで「ごっこ」のため、キャンプの雰囲気を感じるだけの趣向だった。


 2台の車は車庫南北の予備駐車場に移動し、空いた車庫下のコンクリート床にテントを張った。
 ところが、テントを固定するペグが打てないため、風でテントが動いてしまう。周囲にレンガを置いても機能せず、テントの中で遊ぶアイデアは見事に空回りとなった。

 気を取り直し、16時過ぎから居間のテーブルで遅いオヤツタイムとする。長男が持ってきたケーキと次男が持ってきたゼリーを美味しくいただく。


 まだ明るいうちから盛んに花火をやりたがっていた孫娘、辺りが暗くなった19時ころから始めた。

 前回の反省から、花火は事前にすべて袋から出して小型バケツに入れ、取り出しやすくする。ライターでの着火に少し手間取ったため、途中から植木鉢の底にローソクを立て、花火を直接差し込んで点けるようにしたら風にも強く、スムーズにやれた。
 先月からの連続で飛び散る火花にもすっかり慣れ、孫娘は手助けを借りずに一人でやれるようになった。



 19時半から簡単な夕食。BBQで焼いたおにぎりと次男が会社の贈答品でもらった小豆島ソーメンを食べる。

 21時くらいに寝る準備を始める。長男一家は当初日帰りの予定だったが、お泊りに変更した。「キャンプごっこ」を味わうため、長男一家はシュラフで寝る。下にはマットを1枚だけ敷いた。
 このシュラフを見て孫娘は大はしゃぎ。大人たちは早々に寝ついたが、23時まで眠ろうとしなかった。



 昼間の興奮を夢まで引きずってか、孫娘は珍しく夜泣きし、起こされた大人たちは睡眠不足気味。7時から妻を筆頭に順に起きたが、孫娘は最後まで延々寝ていた。
 接待疲れで、妻と私は午前中から交代で仮眠。孫娘の子守はもっぱら次男が担当した。

 午前中に妻が買物に出かけ、カレーライスの食材と、採れたての皮付きトウモロコシを買ってきた。長男一家が庭でトウモロコシを処理して茹で、私がカレーライスを作る。
 12時から昼食。大人数のカレーライス作りはしばし遠ざかっていたが、なかなか美味しくできた。



 テレビでサッカー中継を観たり、交代で昼寝をしたりするうち、またまた珈琲タイム。外出は一切しないので、接待=食べることになってしまう。
 前日のケーキの残りに大福、2日前に私が作っておいたラズベリームースを食べる。前回のBBQでお腹をこわした反省から、今回は飲食をほどほどに自重。体調に問題はなかった。


 昼食後に次男が市内の友人宅に行ってしまい、遊び相手がいなくなった孫娘。食べるばかりでは不健康で間が持たないと、両親が交代で近所の公園に連れ出して相手をしていた。

 前日のBBQから数えて5回目の会食となる夕食は、スパゲッティを作るという妻を押し留め、はま寿司のテイクアウトを頼むことにする。提案が遅かったが、ぎりぎりでネットからの注文に間に合った。


 19時前から夕食。途中で次男も戻ってきて、文字通り最後の宴である。
 20時半ころに長男一家を車で送ってお開き。翌日には次男も道南の街に戻って、長い長いお盆休暇を無事に終えた。

2021年8月11日水曜日

土手に秋の野草

 昨日から急に気温が下がり、最高気温が16度強。雨も断続的に降って、計50ミリほどに達した。
 家庭菜園の水やりからは一気に解放されたが、あまりの寒さでシャツを長袖に交換。それでも寒くて、ついにはカーディガンまではおった。
 一気に晩秋が訪れたかのような気配で、つい数日前までの暑さがウソのよう。あまりの落差に、身体がついていかない。


 今日は気温が幾分上がったが、最高気温は23度強で、平年値の27度弱には及ばない。とはいえ、過ごしやすくなったのは確かで、今日は夕方に近所の土手を散歩してきた。
 酷暑の連続で散歩からも遠ざかっていたが、しばらく歩かないうちに、土手の様子も微妙に変化している。
 秋の代表的な野草であるセイタカアワダチ草とススキが広く繁茂し始めていたが、圧倒的に優勢なのは日本の古来種であるススキ。
 一時は土手はもちろん、周辺空地でも隆盛を極めていた外来種のセイタカアワダチ草はススキに包囲され、いかにも居心地が悪そうだ。

 セイタカアワダチ草は勢力を広げすぎて土地の肥料分を取り尽くしてしまい、種の延命をはかって丈を低くし、繁茂範囲をせばめたのだという説がネットに載っていた。
 真偽の程は不明だが、いかにも生き残りをかけた生物がやりそうな手法だ。

2021年8月8日日曜日

リメイクして継続

 観測史上の記録を日々塗り替えていた札幌の連続真夏日が、18日間でついに途切れた。気のせいか、吹く風に幾分の爽やかさを感じてしまう。
 といっても直近の石狩アメダスでは今日も31.1度を記録。週明けからは雨と低温の予報が出ていて、感覚として今日が「夏の終わりの日」である気がしないでもない。転がるように秋がやってくるのか?

酷暑でグラジオラスの花期が短い

 30度を超す日が少ない夏は、Tシャツやハーフパンツの出番がほとんどなく、加齢で真夏でも薄着だと肌寒く感じることもあって、いよいよ処分しようかと考えていた。
 ところが今夏の記録的暑さの到来で、タンスの奥にあったTシャツやハーフパンツが大活躍。捨てずによかったと正直思った。

 長引く暑さに対処するべく、妻が2年前に買ってくれたTシャツの袖を、一部思い切って切り捨てた。
 袖の内側に七分袖がもう1枚ついているという不思議な造りで、暑苦しくて管理が面倒。しかし、色や生地は気に入っているので、普通のTシャツとしてなら充分着られる。


 家の中ではハーフパンツで涼しく過ごせるが、買物等で外に出るとき、面倒でも長ズボンに履き替えている。店舗等のエアコンが寒すぎるからで、その長ズボンもなるべく薄手がよろしい。
 手持ちが少ないため、短い夏のために新たに買うのを逡巡するうち、母の衣類整理で捨てずにとってあった介護用の薄い綿パンを改造することを思い立った。


 ウエストの両側にゴムが入っていて、これが介護用たる所以だが、このゴムが少々きつい。ウエストの当該部分をほぐしてゴムを除去し、ミシンで縫い直した。ベルトは使える造りなので、はくのに支障はない。

 さらには、尻ポケットがなくて不便なため、別の廃棄ズボンから切り取った尻ポケットを内側に入れ、上端をミシンでかがる。
 上着の内ポケットと異なり、ズボンの内ポケットは普通ない。しかし、試してみると財布の出し入れには支障がなく、落とす心配も無用。介護用なので、太もも部はゆったりしている。捨てなくてよかった。

2021年8月5日木曜日

ガス欠で墓参り

 突然の豪雨で1日遅らせた墓参りを実施。昨日庭から摘み取った供花は水を張ったバケツに入れたままだったが、しおれずに元気だった。バケツごと車に積み、13時に出発。
 寄り道せず、数年前に開拓した環状通〜澄川通経由の裏道を通って向かう。途中でまた夕立に降られたが、本降りになる気配はない。

 この日も10時から30度を超す暑さ。昼には33.4度に達し、これで16日連続の真夏日だった。時間が惜しくて給油せずに走ったが、ガソリンの残りが少ない。燃費は落ちるが、たまらずエアコンを点けた。
 14時過ぎに霊園到着。1000を超す区画に、墓参者は2組のみ。うち1組が隣の墓という偶然に驚く。人は少ない屋外だが、用心してマスクをつけた。



 この日は墓石に刻んだ建立者名のうち、母の赤文字を黒に塗り替える重要な作業がある。まず墓石全体を清掃したのち、100均で買った屋外用スプレーラッカーを絵皿に吹付け、面相筆で文字の溝をていねいになぞった。
 暑さで額からは汗が滴り、塗った塗料はたちまち乾いてしまう。シンナーを浸した布ではみ出した塗料を拭い、筆も洗って終了。外注せず、手描きの建築パースで培った技術で安く済ませた。

 その後、自宅の庭から摘み取ったアジサイ、ダンスパーティー、百日草をバランス良く花瓶に挿し、お茶や菓子も供えて、実家不動産の処理を無事に終えたことを墓前に報告する。


 あれやこれやで30分が経過。墓参り後によく寄るカフェ「六花亭」へと向かう。燃料残量警告灯が点灯したため、エアコンは切って窓を開放。帰路は下り坂であることを幸いに、アクセルを離してクラッチを切り、ずっと惰性走行で走った。

 15時過ぎに六花亭に到着。外食は実に10ヶ月ぶりのこと。ワクチンは打ったが、コロナ変異種爆発の折、マスクは必須だ。
 入店前に手指の消毒と体温測定がまずある。席は以前の半分以下に減らされ、スカスカ状態。テーブル中央には全面に透明衝立が設置してあり、客が去ったあとの席と椅子は完全消毒で、感染対策は街の診療所よりもはるかに徹底されていた。
 無駄話をせず、注文したピザと珈琲を黙々と食べる。久々のピザが美味しく、妻も上機嫌だった。
 長居せず、30分ほどで退散。いつも利用するセルフGSにまっすぐ向かう途中、燃料計の「E」マークが突然点滅し始める。最終警告ともいえるEマーク点滅は、過去に一度しか経験がない。
 おそらくガソリン残量が1Lを切っていると思われ、あと20キロも走ればガス欠だが、GSは目前。何とか滑り込み、事なきを得た。


 35日ぶりの給油で、今回は平均燃費が24.0km/Lとなり、23.2km/Lだった前回からさらに3.5%向上。ついに夢の24km/L台に到達した。(ワゴンR_5MT
 条件はこれまでと同じだが、実は全て街中運転だった昨日までは23.9km/Lだった。今日は信号の少ない裏道をエアコンなしで走った関係で、やや向上したものと思われる。

 感触として、これ以上の燃費向上は難しいように思える。ただ、全車種を対象とした燃費ランキングサイトで比較しても、プリウス並みの素晴らしい数値。数字的には充分満足している。