ところが、就寝後2時間ほどして、異様な悪寒に襲われた。寒さで歯がガチガチ震えるほど。日中は30度を超す真夏日を記録したので、外部の寒さからではない。
(これは発熱しているな…)と直感し、体温を測ると38.0度という予期せぬ高熱。急きょ掛け布団を1枚増やし、冷凍庫から保冷剤を出してタオルにくるみ、枕下にあてがう。
家庭菜園の枝豆がそろそろ食べ頃 |
そのまま眠ろうとするが、熱は頭痛も伴って、全く眠りにつけない。2時間ほどウツラウツラし、再度体温を測ると、38.4度まで上がっていた。平熱は36.4度ほどだから、過去に記憶のない高熱だ。
空腹状態の深夜なので迷ったが、漢方系の風邪薬を飲んで様子をみる。熟睡できないまま延々過ごし、明け方になって38.1度まで下がったが、高熱であることに変わりはない。38度台まで上がると、漢方薬では無理らしい。
方針を変更し、7時半に起きてまず朝食をとる。妻が接種2日目に37.8度まで上がった際に飲んで効果があった鎮痛解熱剤「ジクロフェナク」を食後に1錠飲んで、再び床についた。
鎮静作用もあるのか、これが効いて4時間ほど熟睡。パジャマがびっしょり濡れるほど汗をかき、体温を測ると36.4度の平熱に戻っていた。
昼食にソーメンを食べたら少し元気になり、着替えて起きることにした。念のため漢方系の風邪薬を飲んだらまた眠くなり、居間のベンチで1時間ほど仮眠。
そのまま夕方まで変化はなかったが、入浴前に体温を測ると、37.2度という微妙な数字。まだ完全復活はしていないようで、入浴は軽めのシャワーに変更し、2日続けて晩酌もナシ。
実は前日の接種直後に予兆があって、15分間の待機中に急に鼻水と咳が出た。妻が接種2日目の朝に発症した風邪のような症状で、てっきり場内の巨大な換気設備による風のせいと思っていたが、これが副反応の始まりだったのかもしれない。
1回目の接種後にあった下痢、耳鳴り、夜間頻尿はいまのところなく、腕の痛みも1回目に比べるとごく軽い。向こう1週間は無理をせず、ユルユルと過ごしてゆく。