2021年8月11日水曜日

土手に秋の野草

 昨日から急に気温が下がり、最高気温が16度強。雨も断続的に降って、計50ミリほどに達した。
 家庭菜園の水やりからは一気に解放されたが、あまりの寒さでシャツを長袖に交換。それでも寒くて、ついにはカーディガンまではおった。
 一気に晩秋が訪れたかのような気配で、つい数日前までの暑さがウソのよう。あまりの落差に、身体がついていかない。


 今日は気温が幾分上がったが、最高気温は23度強で、平年値の27度弱には及ばない。とはいえ、過ごしやすくなったのは確かで、今日は夕方に近所の土手を散歩してきた。
 酷暑の連続で散歩からも遠ざかっていたが、しばらく歩かないうちに、土手の様子も微妙に変化している。
 秋の代表的な野草であるセイタカアワダチ草とススキが広く繁茂し始めていたが、圧倒的に優勢なのは日本の古来種であるススキ。
 一時は土手はもちろん、周辺空地でも隆盛を極めていた外来種のセイタカアワダチ草はススキに包囲され、いかにも居心地が悪そうだ。

 セイタカアワダチ草は勢力を広げすぎて土地の肥料分を取り尽くしてしまい、種の延命をはかって丈を低くし、繁茂範囲をせばめたのだという説がネットに載っていた。
 真偽の程は不明だが、いかにも生き残りをかけた生物がやりそうな手法だ。