2021年4月1日木曜日

読んでは書く日々

 深夜2時に寝て8時間眠り、おおむね10時近くに起きるのが、このところの日課になっている。もう少し早く寝て、もう少し早く起きたいところだが、仕事やライブ依頼の電話で起こされることがなくなり、気ままに自分のペースを貫いた結果、自然にここへ落ち着いた。
 妻は私より2時間早いスケジュールで、0時までには寝て、8時ころに起きる。ゴミ出しの制限時刻8時半にはギリギリだ。睡眠時間そのものは私と変わらない。

 妻は23時くらいまでテレビを観ている。同じ番組につきあうこともあるが、妻だけがチャンネルを握ることも多い。
 好みの番組が分かれたときは録画してあとで観るか、それも重なった場合、基本的には私が譲る。無料でネット配信する番組が増え、テレビ視聴は以前よりも融通がきく。


 夕食が済んだ21時以降はPCでブログを記すか、妻の観るテレビに付き合うか、はたまた借りてきた本を読むかの選択になる。

 月に最低1冊の本を読むノルマを課していた一時期もあったが、コロナ禍が始まってからは読書の時間が増し、月に2〜3冊は読んでいる。
 本は図書館で借りるのが基本で、厚めの単行本を貸し出し期限ぎりぎりの2週間で読み終える。1冊平均400枚として、1日だと20〜30枚ペースか。食卓テーブル下の棚に入れておき、時間ができたときに取り出して刻んで読む。

 妻は私の倍以上のペースで読んでいる。眠りにつく前に布団の中で1時間ほど読むらしい。目を傷めないよう、明るめのLEDスタンドをDIYで作ってある。
 ブログを記すペースが以前よりも明らかに落ちているが、すでにふれたように、このところ創作小説に打ち込んでいることが影響している。小説とブログを苦もなく併行させるプロ作家のようにはいかない。
 読む行為と違って、書く行為は日によってペースがまちまちになる。興に乗って一気に10枚書けるときもあれば、遅々として進まない日も少なくない。

 プロ作家の小説を読んでいると、その表現の豊かさに圧倒される。多くの本を読み、多数の引き出しがあるのだろうな…、と半分感心し、半分嫉妬する。
 自分に不足しているのは、おそらくこの引出しの数と深さ。容易に追いつけないと分かってはいても、未だ悪あがきの日々が続く。
 書き溜めて行李にしまっておく趣味はなく、書き上げれば推敲を重ねていずれ投稿する。それを目的として書いている。人前で歌うことを前提に歌を作るのと同じである。