2021年4月30日金曜日

巣ごもりムース

 火曜日に実家の灯油タンク洗浄と配管修理を依頼した業者から請求書が届いたが、あいにく連休と重なり、今日になってようやくATMで振込手続きをやった。
 油量計にもヒビ割れが見つかり、急きょ交換してもらったこともあり、費用は1万7千円強。やむを得ない必要経費だろう。


 道南に住む次男から「GWは帰省しません」とのメール連絡があった。ほぼ同時に、長男のお嫁さんからGWの予定打診のメールあったが、昨年に引き続き、今年も家族交流はすべて中止。
 昨年同時期にはコロナ感染者数が連日20人を超えた、とブログ記録にある。今年はその10倍の感染者数で、しかも感染力の強い変異種が中心。動かずにじっとしているに限る。


 2日前になるが、巣ごもり料理として、久しぶりにラズベリームースを作った。いつもは6分割するが、今回は4分割にして1カップの量を増やした。作るのもすっかり慣れ、美味しくできあがった。

 こちらは昨日のハナシ。今日が雨の予報で、やりかけて中断している家庭菜園の掘り起こしを急きょやり、石灰と鶏ふんの肥料を同時にまいた。
 昨夜未明から予報通りに雨となり、昼過ぎまで間断なく降り続いた。家庭菜園には絶好のお湿りだった。連休中に、まず山東菜の種からまくつもり。

2021年4月29日木曜日

水抜き栓をプラグ止

 実家の灯油タンク洗浄をしてくれた業者から、「タンク寿命を延ばすには、水抜きをマメにすること」と言われた。タンク内に侵入した水が、内側からタンクに錆を発生させるのだという。
 自宅タンクは6年前に水抜き栓が壊れて交換した際に水抜きは実行済みだったが、家に戻って試してみると、水は全く溜まってなく、ひとまず安心した。


 ところがその後水抜き栓を元に戻すと、微妙な灯油漏れがあることに気づいた。工具を使うと壊れてしまう可能性があり、手できつく締め直しても、わずかに灯油が滲んでくる。
 夜になっても改善せず、6年前の悪夢が蘇った。応急措置としてフイルムケースにコーキング材を詰めて下からそっくりかぶせ、一晩様子をみたが、やはり漏れは止まらない。

 水抜き栓の交換をまず考えたが、動作自体に不信感があった。同じ口径のプラグを買ってきて水抜き栓と交換し、完全に止めてしまうことを決断した。
 水抜き栓の規格と付属ソケットの外形から口径を調べると、3/8インチであることが判明。
 昼食後、商品数の豊富なジョイフルAK屯田店に行く。GW真っ只中だが、予想外に空いていた。3/8亜鉛メッキ鋼製プラグを148円で入手。

3/8プラグと油止め用の棒先端部

 さっそく交換を試みる。準備として万一灯油が溢れた場合に備え、水抜き栓の直下にバケツを2個用意。タオルやモンキスパナのほか、3/8プラグには予めシールテープを巻いて準備した。

 最大の問題は水抜き栓を外したときにソケット穴から下に落ちてくる灯油を一時的に止める手段。446L灯油タンクは先日満タンにしたばかりで、吐出圧力は相当のもの。
 6年前に交換を依頼した業者は、先端の丸い棒をタンク上部の給油口から入れて下端のソケット穴に押し込み、一時的に落下を食い止めていた。真似をしてみる。


 床モップの柄が着脱式で、テーパー状の樹脂製持ち手が手頃。長さもタンクの高さにちょうど合う。持ち手の穴にビニールテープを巻いて漏れを防止し、給油口から差し込んでソケット穴を探った。
 給油口のほぼ真下にソケット穴があり、先端がピタリ収まる感触がある。スパナで既存の水抜き栓を緩めてみるが、灯油は落ちてこず、うまく止まっている。

 一気に水抜き栓を取り外すと灯油が少し溢れてきたが、用意したプラグを素早く差し込んで手でねじ込む。スパナで完全に締めると、灯油の漏れはピタリ止まった。

プラグ止めに変更

 取り外した水抜き栓を調べると、ゴムパッキンに多量の砂粒が付着し、ネジをきつく締めても金属部との間に隙間が出来る状態。これが灯油漏れの原因で、構造的に問題がある。
 掃除をして再利用はできそうだったが、水抜きをすれば同じトラブルが発生するのは目に見えている。使わないのが賢明だ。

 油量計と給油口にはカバーをかけてあり、今後水が侵入する可能性は低い。万一水抜きの必要が生じた場合、プラグを緩めて対処することにした。

黒いゴム部にゴミが詰まる既存の3/8水抜き栓

 水抜き栓からの灯油漏れは以前から気になっていたが、根本的に解決できたはず。業者に依頼すると5千円近くかかるが、自力でやってごく安価で済んだ。
 油を止める棒はネジで分解できる構造で、接続部から灯油が侵入して清掃に難渋した。次回はテープで封印するか、先端部だけを別の棒に挿して利用するなどの工夫が必要。

 DIY難度は5段階中最高の5。棒を使って一時的に灯油を止めるのが難しく、外注するのが無難。試みる場合は各自の判断でお願いします。

2021年4月27日火曜日

相続登記書類を提出

 午後からのスケジュールが詰まっていて、その大半を車でこなすため、昨日設置できなかった外付けのドラレコを新車に取り付けた。
 1年半前に買ったときと同じ要領で、当時のブログを参考にして作業。取付用両面テープの予備があり、本体はそれを使って固定した。2ミリほどの厚みがある柔らかな素材で、接着力は強い。



 前回はケーブルをフロントグラス上端の隙間から、いったん取り外したフロントピラーを経由して下部のシガーソケットまで導いたが、今回はフロントピラーを外すことなく、単純に専用付属工具で本体側の防水ゴムをこじ開け、中にコードを添わせることで無事に収まった。
 内装カラーがベージュから黒系に変わり、コードも目立たない。
 実家不動産の相続登記申請のため、午後から実家近くの法務局出張所にむけて出発。長丁場に備え、珈琲とオヤツを持参した。予約は14時だったが、少し早めに着く。

 提出書類は写しを含めて計17種類にも及ぶが、先月末に事前相談に行った際、詳しく説明を受けていて、不足分は整えてある。コピー書類の契印に追加があったくらいで、問題なく受け付けてもらえた。
 申請に必要な印紙代は57,900円。書類に不備がなければ、来月10日には登記申請完了となる。13年前に父が亡くなった際と同様、今回も自力での相続登記変更ができそうだ。


 15分ほどで終了し、実家へとむかう。不動産会社からの要望で、最後の片づけをする必要があった。
 まず外部散水栓のプラグを外し、保管してあった蛇口と交換して使える状態に戻す。

 その後家の中に入り、トイレ便座カバーを外したり、掃除道具や脚立を片づけたり、カーテンを取り外したりする。凍結防止用にあちこちに貼ってあった注意書きも外す。玄関マットやサンダル、スリッパや靴べらも片づけた。
 残ったのは日焼け止めのレースカーテンとトイレットペーパーくらい。いわゆる残存物は、きれいさっぱりなくなった。


 順に車に積み込むうち、灯油タンクの洗浄と傷んだ部品の交換を頼んであった業者がやってくる。過去に何度も依頼している業者で、今回もていねいな対応をしてくれた。

 30分ほどで終了。作業中に近くの姉の家に寄って実家の鍵を受け取り、今日のスケジュールを終えた。
 月末には不動産会社委託の業者による設備機器類の動作チェックがある。何もないことを祈りたいが。


 帰路にじゅんかんコンビニで不要になった鉄製脚立と丸椅子を処分しようとしたが、リサイクル品の搬出作業を大掛かりにやっている真っ最中で、ショップは一時閉鎖中。明日以降に繰り越しとなったが、全体として予定より早く終えたので、よしとしたい。

2021年4月26日月曜日

車の主役交代

 午前中に自動車工場から電話がある。納車は午後の予定だったが、午前中に行ってもよいか、との打診。昨日までに引き渡しの準備はほぼ終えており、早いほうが午後からのスケジュールが楽になる。ただちに応じた。
 古い夏タイヤの積み込みと非常用三角停止板の積み下ろし作業が残っており、急ぎ済ませて待機。11時半過ぎに業者がやってきて、新車を下ろし、旧車を積み込む。
 費用の振り込みや税金の処理、今後の整備時期などを打合せ、引き渡しは簡単に終わった。

13年乗った三菱ekワゴン

 車はスズキワゴンR_5MT_2WD。いまや希少でレトロな位置づけになってしまったマニュアル車である。
 色の選択肢は少なかったが、これまで乗ったことがない色で、晩年を明るく過ごしたいという思いもあって、シフォンアイボリーメタリックに決めた。価格はスペアタイヤと登録費用等一切を含め、100万円台前半とリーズナブル。
 冬タイヤ等を車庫内物置に収納し、シートカバー類はすべて取り外す。まずシート位置を調整したが、なぜか後部トランクのスペースがこれまでより狭い。よく調べてみると、旧車と違って後部シートの位置も調整可能だった。
 その後、昨日取り出した細かい備品類を順に積み込む。運転席周りの収納が少なめで、以前は軽く10枚ほど積めたCDが入らない。やむなくケースから出して薄いファスナー式のケースにまとめた。


 午後から買物をかねて、さっそく試乗。クラッチが滑り始めた車にずっと乗っていたせいか、クラッチをつなぐタイミングがつかめず、何度かエンストを強いられた。スーパー2ヶ所を慎重に回るうち、次第にコツをつかむ。
 最後に銀行に寄って車の代金を振り込んだ。金額が大きいのでATMが使えず、窓口で手続き。高齢者の振り込み詐欺を疑われかねないため、業者からの注文書を持参した。おかげですんなり手続き終了。

 家に戻ったあと、給油口やボンネットの開け方、サイドミラーの収納などを試す。基本的な操作方法は旧車と大きく変わっていない。
 ドラレコはまだ設置してなく、完全に慣れるまでもう少しの時間が必要だが、当分は気を抜かずに安全運転に努めたい。

2021年4月25日日曜日

納車に備える

 明日の納車に備え、13年乗った車に積んである雑多な品々を取り出し、不要な品は捨てるなどして整理した。

 燃費に関わるような大物はなく、クッションや毛布、マスクや消毒液、CDやエコバック等の細々とした日常品ばかり。まとめて大きな袋に入れ、すぐに新車に積めるよう玄関ホール内に置いた。


 1年半使った外付けタイプのドラレコも同時に取り外す。明日は旧車で近くのスーパーへ買い出しに行く予定だが、取り外しに手間取ってはまずい。
 設置時の工程がブログに記録してあり、専用のスクレイパーを使って逆の順序で作業。案外簡単に終わった。
 ドラレコのSDカードを取り出してMacBookで内容をチェックしてみると、1年半分のロックされたファイルが50近くもあり、使えるカード容量が半分以下に減っている。
 ファイルはドアの開閉等の衝撃を感知し、自動的にロックされたものばかり。事故や盗難などに対しては万全だが、あまりに感度がよすぎるのも考えもの。数ヶ月に一度はチェックし、不要ファイルは消す手間が必須のようである。


 母の一周忌は無事に済ませたが、この日は月命日だったことを思い出し、仏壇にロウソクを灯して線香をあげた。
 手を合わせ、実家不動産の行方が話し合いで決まり、揉め事なく決着しそうなことを報告する。

 夕食時には妻が近所の土手で芽を出したばかりのフキを採取し、煮付けにして並べてくれた。
 フキの採取は私の仕事だったはずが、最近は何も言わずとも自己判断でやってくれる。瑞々しい春の味だ。

2021年4月24日土曜日

家庭菜園掘り起こし

 昨夕、はま寿司のテイクアウトを受け取るついでに、妻と衆議院補選の期日前投票に行ってきた。理由欄に「新型コロナの密回避」がなくて躊躇していたら、係員から適当な項目を指示され、それに従う。
 会場は密とは無縁のガラガラ状態だった。待ち構えていた全国紙の出口調査は、「協力しませんオーラ」を出してスルー。

 南東角に植えたレンギョウが花を咲かせた。3年前にネズミ食害に見舞われ、瀕死の状態だったが、よくぞここまで持ち直してくれた。
 上ではなく横に枝を広げようとマメに剪定をしているが、おおむね狙い通りに育っている。


 近隣の家庭菜園で土作りをする人の姿がチラホラ見え始めたのを真似て、いつもは連休中にやっている家庭菜園の掘り起こしを早めにやることにした。

 場所は居間南側にある5坪ほどの畑。道路側の一部は花畑にもなっている。
 昨年から掘り起こしは草取り用の小型の鍬を使っているが、掘った直後の土の塊も同時に砕けて、なかなか具合がいい。一気にやると腰を傷める可能性があり、半分ほどでやめておいた。


 掘っていて気づいたが、昨秋に種をまき、雪が降って収穫しそこねた山東白菜が再び芽を出していた。育つかどうか分からないが、ひとまず掘り終えた場所に植え替えておいた。
 今年の計画として、昨年試して大好評だった山東菜と山東白菜をまず育て、昨年は失敗した枝豆に再挑戦したい。

2021年4月22日木曜日

居間テーブルの修正

 実家不動産の処理に関連し、4月上旬に8千歩近くまとめて歩いて以来、左側の太腿と膝下が痛く、予告なしにビクリと痙攣し始めた。
 痛みを伴う痙攣は断続的に続き、一時は整骨院に行くことも考えたが、サポーターを巻いて養生し、散歩を積極的に続けてみると、痛みは徐々に和らいできた。冬の運動不足が背景にあったのかも。

 というわけで、今日も午前中から散歩に出かける。自分の場合1日1万歩は完全に歩き過ぎで、最大5千歩くらいが程よいようだ。
 好天に恵まれ、土手では水仙が咲いていた。日当たりの関係か、我が家よりもはるかに早く咲く。鮮やかな春の使者である。


 春の到来により、懸案事項だった居間テーブルの修正作業をやった。すでに終えた玄関ポーチと異なり、雪や氷塊による破損ではなく、冬の暖房による乾燥で発生したテーブル天板の隙間を解消するもの。
 居間の自作テーブルは床下暖房のパネルヒータの直上にあり、乾燥による収縮が激しい。
 作ったのは昨年夏で、その後じょじょに収縮が進み、当初910あったパイン集成材天板の幅が4ミリ縮んで906になった。


 居間の中心にある家具で、使用頻度は高い。昼食が終わったあと、珈琲タイムまでの2時間で終わらせるべく、妻には2階で本を読んでいてもらった。


 脚4本をバラし、天板を支持する枠材のうち、短辺方向の3本をいったん外し、ウッドデッキで切断する。ついでに問題のあった補助金具の一部を切断して修正。
 組み立ては室内で行ったが、長辺方向に発生していた微妙な揺れを解消するため、コーススレッドを1本追加した。


 15時ぴったりに作業終了。さっそく珈琲を飲んでみる。地味なマイナーチェンジだったが、問題点はすべて解決した。

2021年4月21日水曜日

ようやく動き出す

 以前に記したが、13年乗り続けた軽自動車のクラッチが摩耗し、交換に10万ほどかかるという。経年でドアの数カ所が錆びて穴があき、自力補修しつつ使っていた。
 今秋には車検もあり、支出が重なる。10年過ぎると次々と故障が続くことは以前に乗っていたシビックで実証ずみ。
 運転技量が年々落ちているのは間違いないが、免許を返上するには、まだ早すぎる気もする。遠出や夜間などの悪条件を避ければ、もう少し運転を続けられるのではないか…?

 考えたあげく、安価で踏み間違い事故リスクの少ないマニュアル車に買い換えることにした。これが5台目の車になるが、ずっとマニュアル車である。時代はEV車だが、軽のEV車などまだ存在しない。


 そのマニュアル車、そもそも市場にはわずかしか車種が残ってなく、選ぶ余地はほとんどない。以前から勧められていたワゴンRに即決したが、これが受注生産で1ヶ月半かかるという。先月上旬に注文してじっと待つうち、ようやく来週月曜に納車されることになった。
 今日は自動車工場の担当者がやってきて、持参の書類になつ印。任意保険の車両変更手続きは、車検証のコピーを元にネット経由で済ませた。長く待たされたが、やっと動き出す。
 午後の散歩に出かけようと玄関外のポストをのぞいたら、一昨日電話して転送を依頼した実家不動産の納税通知書が届いている。これがないと不動産登記申請ができず、ずっと待っていた。

 急きょ散歩は中止し、ただちに開封して課税評価額を調べる。昨年度に比べ、家屋分は下がっていたが、土地分はかなり上がっていた。
 新しい課税価格を記入し、登録免許税を計算。印鑑証明書や遺産相続協議書など、返却して欲しい書類は写しをとって所定の記載をし、契印して提出する。登録免許税の用意もあり、散歩をかねて近くのスーパーまで出向いた。

 スーパーでコピーをとり、ATMでお金を下ろす。家に戻って写し書類の体裁を整えたのち、実家近くの法務局出張所に電話を入れた。
 連休前のせいか混んでいて、来週火曜午後の予約がとれた。膠着していたが、こちらもようやく動き出す。
 同じ日に実家の灯油タンク洗浄をやってもらえないか、先週作業を依頼した灯油業者に連絡してみると、何とか都合をつけてくれた。作業に立会い、その後実家にわずかに残っている備品の撤収、屋外散水栓の蛇口復帰、姉が使っている家の鍵の引取りなど、他の雑事もまとめて処理したい。
 月末には、不動産業者による水道光熱関連の動作チェックが予定されている。万一動かない機器が見つかれば、修理する必要がある。まだまだ簡単には終わらないが、着実に前には進んでいる。

2021年4月20日火曜日

新ねぎオムレツ

 母の一周忌が過ぎ、実家不動産の行く末に関しても方向性が固まったため、葬儀〜実家の清掃跡片付け〜不動産処理と続いた一連の作業に一区切りつけるべく、収支報告書を作ることにした。
 13年前に父が亡くなった際にも同様の報告書を作り、各相続人宛に送った。父のときは死後3ヶ月余で処理を終えたが、今回は実家の処理が伴うため、作業量や期間が大きく異る。

 青色申告書類を長く自力でまとめた実績があり、この種の作業は苦にしない。昨夜から始めて丸一日で終えたが、金額自体は実家の清掃跡片付け分が増えたくらいで、13年前と大きな違いはない。
 相続登記などの処理がまだ幾つか残っていて、あくまで中間報告の位置づけだったが、ともかくもひとつ片づいた。


 昨日やり残したアジサイの剪定を午後から実施。大雪で折れた枝と枯れた枝とを刈り取り、45Lゴミ袋に詰め込んだ。
 昨日やったラズベリーの剪定枝のうち、太い分は一緒に入れた。細い分は細かく切って堆肥にする。

 夕食時に「一品足りない」と妻が訴えるので、薄暗いなか、家庭菜園で元気に芽を出している細ねぎをひとつかみ摘んできた。オムレツにしてもらって食べたが、青くて新鮮な春の味である。

2021年4月19日月曜日

ラズベリーの剪定

 2日に渡って降り続いた長雨が明け方にようやく上がった。コロナ禍が始まって以降、週初めには車でディスカウント店を回って、定番食料品をまとめ買いするよう心がけている。
「買物は3日に一度」などと庶民に要請している地域もあるが、概ねそれに沿った生き方になっている。

 気温が次第に上がり、札幌でも早咲きの桜便りが聞こえる。我が家の花壇でもチューリップや水仙の蕾が顔を出し始めた。
 2ヶ所あるラズベリーの群落にも芽が吹き始めた。枯れて芽がでない枝は、この時期に剪定バサミで順に刈り取る。けっこうな量で、ひとまず一箇所にまとめた。東の道路側にあるアジサイの剪定がまだで、まとめて来月の木の枝ゴミで出す予定。
 もし量が少なければ、裁断して堆肥にする可能性もある。


 南西角に植えたカエデの根元には、ネズミに樹皮が食い荒らされた処置として、3年前に片面コーティング仕様の端布を巻きつけてあった。樹皮被害が全周の半分以内なら、この措置を数年施せば自然復帰するというネット情報に従った。
 事前に一部をはがして観察。問題なさそうなので、思い切って全部はがした。注意深く調べてみたが、おおむね復活している。ようやくスッキリした。

3年前の樹皮
布を巻いて3年を経た状態

 実家不動産の処置に関し、仲介を依頼した不動産会社と相談しつつ、いろいろ進めている。水道光熱関連のライフラインをいったん正常復帰させ、各種機器の動作を専門家がチェックするという。

 先週末には灯油タンクの洗浄と消耗品の交換を業者に依頼。週明けの今日は水道とガスの復帰を依頼した。この日に備え、各種検針票は捨てずに保存してある。
 ガスは復帰時に立会いが必要だが、不動産業者が代行してくれる。
 令和3年度分の実家不動産納税通知書が未だ届かない。自宅の分は先週末に届いていて、通知書に記載の課税評価額がないと、いつまでも登記変更手続きができない。
 昨年分は4月上旬に電話連絡して転送してもらった。年度が変わっても同じ住所に送付してくれるはずだったが、不安になって再度の連絡をすると、通知書が宛先不明で戻っているという。どうやら年度毎に連絡する必要があるらしい。確かめてよかった。

2021年4月15日木曜日

古カメラと金券を処分

 実家不動産の行方に関してようやく方向性が固まり、かねてから折衝していた不動産業者と午後から再度の打合せをした。
 市内の不動産会社で7人の新型コロナクラスターが起きていて、感染対策は万全であっても、漠然とした不安感はぬぐえない。担当者が行動範囲の広い20代なのでなおさらだ。

 人と接触すること自体がリスクを伴う怖いご時世だが、全ての手続きをオンラインで行うことなど不可能。最低限の面会は必要だった。なるべく短時間で済ませようとしたが、マニュアルに従った説明は欠かせないようで、結局は1時間を費やす。
 方向性は決まっても、最終決着までには、まだ数多くの折衝と手続きが控えている。自分に課せられた最後の責務と言い聞かせ、乗り切るしかない。


 終了後、帰路は中心街を経由してカメラ店と金券ショップに寄る。少し外れた駐車場に車を停め、JR高架下の遊歩道をテクテク歩く。路上ライブのチカチカパフォーマンスを精力的にこなしていた時期によく通った懐かしい道だった。
 まずカメラ店に行き、もはや使う予定のない古いフィルムカメラと交換レンズ類の買取を打診。査定に30分かかると言われ、待ち時間を利用して近くの金券ショップに回る。ここでは投稿謝礼などで頂き、使う予定のない商品券や図書カード、古いテレカを買い取ってもらった。
 テレカは50度数で査定額200円だったが、商品券類はどれも90〜92%の買取査定額で、ちょっとした臨時収入になった。


 30分後に行ったカメラ店では、カメラ本体や交換レンズ等9種類を持参したが、どれも二束三文の査定額で落胆する。査定額ゼロの品も2つあった。
 ネットで試みた査定額はそれなりだったが、どの品も内部にカビが発生していて、商品としての価値は低いという判断。全部併せてもガソリン代の足しになる程度だったが、骨董品的価値もなく、すっぱり処分した。燃えないゴミで出すよりマシと自分を慰めたい。

2021年4月14日水曜日

発酵食品で免疫力

 冬の間食卓を彩ってくれたタクアン漬が最後の1本となり、その1本も残り数切れ。漬物の主役交代時期だった。
 物置棚で冬眠させてあったぬか床容器を台所の暖かい場所に移し、カバーを外してぬかを足し、大根の捨て漬けをして備えた。

 昨夜漬けた分を夕食時に食べてみたが、味はまずまず。皿の中には新しいぬか漬けキュウリと最後のタクアン漬とが仲良く同居している。


 ウイルスに対する免疫力を高めるのに、発酵食品が効果的とか。朝食にはヨーグルトを欠かさず、夕食にはキムチを始めとする漬物類を切らしたことがない。納豆や味噌汁も定期的に食べている。
 ワクチンの割り当てがいつになるのか全く見通しが立たず、当分は個人レベルでの防衛策を強いられそうだ。
 新型コロナ対応に関連し、札幌の外出自粛要請が5/14まで延長されるらしい。 GW中の家族の過ごし方をどうすべきか、年末年始と同様の厳戒態勢で臨むべきか、あるいは完全中止にすべきなのか、またまた悩ましい問題になりそうだ。

 札幌の感染者数は爆発寸前のラインをかろうじて維持しているが、知事や市長の啓発と早めの予防策が歯止めになっている印象はする。
 北海道は感染拡大が全国に先駆けて早かったせいで、住民の危機意識が高いのも幸いしている。ガマンの日々は、まだまだ続く。

2021年4月13日火曜日

灯油消費に変動なし

 今冬最後の灯油を給油。給油量は274.7Lで、前年同時期より14L減った。前年に比べて寒さの条件は悪かったが、日平均灯油消費量も微減。(気象データは直近の石狩アメダス値を参照)

・2019.3:4.53L/日
 月平均気温1.1度、真冬日1日、日照時間160.9h
 年間灯油消費量 1130.8L
・2020.3:4.89L/日
 月平均気温2.1度、真冬日0日、日照時間172.2h
 年間灯油消費量 1181.4L
・2021.3:4.82L/日→今回
 月平均気温1.8度、真冬日3日、日照時間163.0h
 年間灯油消費量 1187.3L


 例年この時期に締めている一冬分の合計灯油消費量は1187.3Lで、過去数年と比べて大きな違いはなく、ごく平均的な数値だった。
(灯油消費量には給湯分を含む)
 数年ぶりの厳しい寒さに見舞われた冬にしては、大いに健闘した数値と評価したい。

 今回の灯油価格は80.3円/L。原油高の影響を受け、前回2月に比べて4.4円/L上がった。経済の沈滞で喫緊の原油需要があるとは思えないが、価格はコロナ禍以前に戻っている。投機資金の行き場がないのだろう。
 価格変動リスクを避けて年間消費量を4分割して給油しているので、家計へのダメージは少ない。

2021年4月12日月曜日

SAPICAの払戻し

 午前中からぐんぐん気温が上がり、札幌アメダスでは今年最高の19.0度を記録。午前中から定番食料品の買い出しにスーパー2店を回ったが、歩くと薄手のジャンパーでも汗ばむほどだった。
 地下鉄駅近くのザ・ビッグに車を停め、妻だけが店で買物。私は近くの地下鉄栄町駅まで歩き、一昨年70歳を迎えた際、市から支給された敬老パスによって不要になった地下鉄のICカードSAPICAの払戻し手続きをした。


 実は先月肺の2度目の精検を受けに地下鉄を利用した際、窓口で払戻し手続きを試みたが、カードの残金が500円あると係員から指摘された。SAPICAには電子マネー機能があり、地下鉄料金以外でも使える店がある。
 そのまま払戻し手続きをすると手数料200円が必要だが、コンビニ等で使い切ると無駄がないとの説明。なるほどと納得し、ひとまず近くのセイコーマートでケーキなどのオヤツ類を500円分購入。カード残金はゼロにしてあった。

 今日は残ったデポジット(発行時に払った預り金)500円の返却手続きをする。
 窓口が改札内にあり、手続きだけのために入場券を買うべきか?これではお金の無駄だ…、と迷っていたら、専用の出入口を発見。無料で入ることができて、事なきを得た。


 陽気につられて、家庭菜園のネギが順調に育ち始めた。特に手当はしなかったが、ネズミ食害はゼロ。もう少しで麺類の薬味には不自由しなくなる。

 西南の角に植えてある水仙も芽を吹いているが、昨年秋に球根を増やしたことを忘れていて、庭の手入れ時にうっかり踏みつぶしそうになった。
 ありあわせのレンガで芽の周囲を丸く囲む。なかなか見栄えがよいので、ずっとこのままにしておくのが正解かも。

2021年4月9日金曜日

冬のぶり返し

 昨日から真冬のような寒さがぶり返した。明け方には近隣アメダスで−4.7度まで下がり、 うっすら雪も積もった。
 車庫屋根の斜め樋の下には雨水を溜める容器が置いてあるが、表面には時期外れの氷が張ってしまい、午後になっても解けなかった。


 相続に関わる書類を取り寄せに区役所出張所に行く必要があり、午後から出かけたが、あまりの寒さでさすがに車を使った。

 先月中旬に行ったときは立錐の余地もないほど混雑していて、絵に描いたような三密状態だったが、打って変わって今日はガラガラ。余裕で手続きを終えた。
 転入転出手続きも、ようやく峠を越したようだ。


 妻の定額預金が満期を迎え、更新手続きを出張所に隣接する郵便局でやった。利率がそれなりの時期に預けたせいで数千円の利子がついたが、そのわずかな利子にも20%強の税金がかかっていて、ちょっと憤慨。
 気を取り直して帰路にスーパーに寄り、しゃぶしゃぶ用の肉を奮発する。気温は終日上がらなかったが、鍋物と熱燗で心も身体もすっかり温まった。

2021年4月8日木曜日

寒さに震えてDIY補修

 2日前に図書館や相続関連手続き等で8千歩近くも歩き、翌日に腰痛に見舞われた。歩くのに冬の雪かきとは別の筋肉を使っているらしく、悪化を避けて、昨日は一日中じっとしていた。

 今日は気温が3度くらいまでしか上がらず、時折雪もチラつく真冬のような寒さ。ただ、腰痛は小康状態で、昼前には薄日もさしてきた。冬の間に発生したDIY系の補修がいくつかあり、簡単に終わりそうな作業に限定してやることに。


 2年前に自作した木製の玄関ポーチ、思っていたより使い勝手がよいが、コンクリート板上に置くだけの構造のため、日々の振動で微妙にずれる。
 車庫柱にズレ止め防止用の木製ストッパーを昨秋設置したが、春先にポーチ下に溜まった氷塊と汚れを除去した際、負荷がかかって割れてしまった。
 固定のし易さから、木片をL状に切り欠いてビス止めしたが、この切り欠いた部分が欠け落ちた。


 柱への固定パーツと木製ポーチを引っ掛けるパーツを別々にし、それぞれビス固定するのが補修の方針。
 ウッドデッキ下には大量の端材が保存してあったが、カビと害虫の格好の住処となったため、昨秋大半を処分した。傷みのない一部の端材を車庫内物置に保存してあり、見繕って新しいストッパーを作る。車庫柱への墨出しは以前の分がそのまま使える。

 作業自体は簡単に終えたが、防寒装備で臨んだにも関わらず、寒さで震えた。明日も雪の予報で、大人しくしていたほうがよさそう。