屋外はいわゆる「三密」とは無縁と思われがちだが、散歩でも社会的距離2メートルは保つべきらしい。これがジョギングになると10メートル離れないと飛沫感染の可能性があり、自転車だと20Mに増えるという。安全なはずの屋外で感染してはたまらない。
コロナ感染リスクを下げるには、なるべく人と接しないこと。自宅は札幌北端の市街化調整区域に接していて、周辺は茫漠とした草地や川、畑に囲まれている。散歩コースには事欠かない。
整備された遊歩道には多くの人が歩いたり走ったりしているため、なるべく人が寄りつかないようなルートを選んでいる。
理想は15分歩いても全く人と出会わない道。万一出会いそうになったら、素早く脇道にそれたり、来た道を戻ったりもする。それぐらいの用心でちょうどよい。
3月上旬から2ヶ月近くも行ってない回転寿司からテイクアウトWEB注文の案内メールが届いた。多いときは月に3度は食べに通っていたが、コロナ感染が怖くて足が遠のいた。しかし、テイクアウトならリスクは少ない。
前日にネットでお好みの寿司を注文。決済はカード限定である。受取は翌日の16時を指定。いつもは昼食をかねて行くが、今回は夕食用に持ち帰ることにした。
早めに出て銀行ATMで来月分の食費などを下ろす。妻を近くのスーパーで降ろしたあと、途中の六花亭で近所の方への香典返しを買った。
駐車場に車がほとんどなく、休業を疑ったが、ちゃんと営業していた。香典返しである旨を告げたら、包装紙や袋、熨斗などを専用のものに換えてくれた。
最後に回転寿司に行って寿司を受け取る。連休中だが、平日価格がありがたい。こちらも店はガラガラで、テイクアウトで凌いでいる印象がした。
帰路に妻を拾い、その足で香典返しを2軒の家に届ける。運良くどちらも在宅していて、一気に用事が済んだ。
初めて夕食で食べる回転寿司は、普段と同じネタだったが、店とはちょっと違う味がした。ビールや他のつまみもあって、落ち着けるせいかもしれない。
家庭菜園の細ネギがいつの間にか伸びてきたので、ねぎオムレツにして美味しく食べる。長引く巣ごもり生活も、工夫次第でそれなりに楽しめる。