2020年4月23日木曜日

母の年金廃止手続き

 午前中の気温が5度くらいしかなく、あまりの寒さで日課としている散歩をパスしようかと迷ったが、ここでやめてはいけないと思い直し、いつもより短めのコースで15分ちょうどで終える。ラジオ体操はちゃんとやった。

 珈琲タイムのあと、正体不明の微熱のせいで先延ばししていた母の年金廃止手続きに行くことにする。
 場所は車で30分弱の年金相談センター。死亡届を提出した区役所で教えられた年金事務所に予約の電話をすると、10日ほど待つという。ところが廃止だけなら予約不要で手続き可能な「年金相談センター」なるものを紹介された。

 送ってもらった一覧を元に必要書類をそろえ、さあ行こうかと思ったとたんの微熱発症。コロナの疑いも拭いきれず、長期の巣ごもり生活を余儀なくされた。

散歩コースの土手に咲いた水仙

 体調は回復し、その後の待機期間も無事に乗り切った。一昨日から近くの金融機関を手始めに手続き再開。用心して1日休み、ようやく今日の手続きに至った。

 感染リスクを極力抑えるため、行く日時と天候は慎重に吟味した。人が集まりそうな曜日は避け、時間は高齢者が帰宅を急ぐ16時以降。天気は悪いほうがベターだった。
 幸いに朝から肌寒く、小雨に時折ミゾレが混じる悪条件。高齢者が外出を控えそうな空模様だった。


 16時ちょうどにセンターに着くと、駐車場には1台の車もなく、広い待合室に人影はない。申込書を記入して提出し、ただちに窓口に案内される。目論見通りの展開だった。

 膨大な必要書類をひとつひとつチェックされ、運転免許証やマイナンバーカード、銀行の預金通帳、戸籍謄本などを提示し、それぞれコピーをとられる。多少の記入もれなどもあり、30分ほどかかってようやく手続きを終えた。
 他の金融機関と同様、窓口はビニールで封印されていて、開いているのは下端の10センチほど。今後あらゆる窓口業務とレジ周りは、こうした透明遮へい板が標準仕様になりそうだ。

 さすがに消毒液は用意されてなく、そんなこともあろうかと、車に用意しておいた消毒液で手を洗い、ウェットティッシュで拭き取る。
 長く膠着していた母の死に伴う諸手続き、また少し前に進んだ。