2020年3月3日火曜日

マスクを洗って再利用

 妻が散歩をかねて近くのスーパーに買物に行くという。高血圧症の治療中で、運動が至上命令の妻。自転車は雪でまだ乗れず、徒歩での買物が実益をかねた絶好の運動機会になっている。
 3日前に私が行った際のマスク装着状況は教えてあり、普段はマスクをしない妻も、さすがにこの時期のノーマスクはまずいだろう、ということになった。

 先日自作した紙皿マスクは拒否。ストックのある市販マスクを使うことにしたが、眼鏡が曇るのがイヤだという。
 そこで1枚だけ箱から取り出し、チャック付きポリ袋に入れて持参し、入店直前に装着することに。買物が終わって外に出ると、マスクを外してポリ袋に戻し、チャックを閉めて家に戻る。
 つまりは、私が紙皿マスクを作った際に考え出したルーチンだった。


 1時間ほどして戻った妻から、ただちにポリ袋を受け取る。普通はマスクを取り出してゴミ袋に捨てるが、ウイルス騒動の長期化に備え、今回は洗って繰り返し利用が可能かどうか、テストしてみることにした。

 そのまま洗面台で袋を開け、0.5%台所用洗剤を投入してチャックを閉める。感染症疫学センターの情報では、5分間浸せば消毒できることになっているが、余裕をみて15分ほど浸す。
 その後、洗剤液は捨てて再度水で満たし、チャックを閉めて揺さぶって洗う。もみ洗いは一切しない。
 取り出して袋と共に浴室に干し、水気を切る。水気がとれたらボイラの上にある洗濯ハンガーに吊るし、ポリ袋と共に半日程度乾燥させる。

 マスクの素材は紙でなく、ポリエチレンとポリプロピレンなので、揺さぶり洗い程度なら繊維の傷みはほとんどない。消毒にさえ気をつければ、繰り返し使用にも充分耐えられそうだ。

マスクの使い回しに関する記事がこちらにもあります
マスクの洗い方に関する記事がこちらにあります