数が多いため1本ずつ囲うのは難しく、全部まとめて木材の雨よけに使った大型シートで周囲を巻いた。ロープを何本も使い、風で飛ばないよう大型のブロックやレンガを重しに置いた。端部は太い庭木に結び、シートの一部はホチキスで封印した。
苦労のかいあって、ネズミの食害は皆無。雪の重みで枝の一部が折れたが、全体からみれば問題ないレベル。今年も美味しいラズベリーにありつけそう。
続けてクレマチスやレンギョウの冬囲いも外す。こちらもネズミ食害はない。家庭菜園のネギと道路側のアジサイ周辺はまだ雪が残っているので手つかずだが、見た限りではネズミの被害は見られない。
外したシートは泥を落としてからウッドデッキで乾かし、ロープやヒモとまとめて物置に収納。冬囲い外しの第一弾は終わった。
まだ結論は早いが、2年続けてネズミの食害はなかったので、もしかするとエゾヤチネズミそのものがいなくなったのかもしれない。
南北の空地に住宅が建ってから2年が経ち、周辺の環境は大きく変わった。ネズミの巣があったらしい我が家の車庫は全面解体し、道路側の敷地はコンクリートと防草シート&砂利で全面的に覆った。暮らしにくくなったネズミが、どこかに引っ越した可能性は大いにある。