2020年2月4日火曜日

初のWiMAX速度制限

 最近になって1階で使っているMacBookの調子が悪く、文字入力のレスポンスが極端に悪い。OSはまだ10.12のままで、起動USBを使ってシステムだけを再インストールしようとした。
 ところが、「このUSBは壊れています」とメッセージが出て動作しない。インストール用のappファイルは残っているので、取り出してもう一度起動USBを作り直そうと考えたが、(この際、OS10.13にアップデートするのが賢明かも?)と考え直した。

 2階で使っているMac miniはつい先日、OS10.13にアップデートしたばかりで、特に支障なく使えている。念のためまだ動作チェックしてなかったWindows仮想マシン、バーチャルボックスの起動を確認。MacBookもアップデートすることに決めた。
 動作が安定しているMac miniは上書きインストールにしたが、問題が出ているMacBookはHDをいったん消去するクリーンインストールを選択した。
 過去にも何度か試みているプロセスに従って実行する。


1)OS10.13インストールUSBからオプションキーを押して起動。ディスクユーティリティから「消去」、オプションで「0を1回書き込む」を選択して実行。約1時間で終了。
2)そのままOS10.13をインストール。35分ほどで終わった。
3)Macの標準アプリ「移行アシスタント」を使い、すでにOS10.13にアップデート済みのMac miniから各種データやアプリ、システム設定などをそっくり移送する。

 Mac miniとMacBookをEthernetケーブルでつなぎ、Mac miniから「別のMacへ」を、MacBookでは「Macから」をそれぞれ選ぶ。1時間40分で終了した。
(移行時のホームフォルダとアカウント名設定に関しては後述)

 その後各種アプリケーションを起動して動作確認したり、ツイッターやDropboxにログインして以前の使用モードに設定し直す。
 夕方から始めて深夜にはひとまず使えるようになり、問題点はすべて解決していた。
 翌日になってホームフォルダとアカウントの名前が気になってきた。データ移行の際に仮につけた名が、なぜかそのまま使われている。動作とは無関係だったが、変更することにした。
 ところがどこかで手順を間違えてしまい、MacBookが正常起動しなくなった。詳細は省くが、いろいろやっても回復せず、OSをまたまたインストールし直すことになった。アカウント名の変更など安易にやると痛い目にあう。

 手順は上記と同じだが、3)の段階でMacBook側のホームフォルダとアカウント名を新規に「bookTOM」で統一こうするとホームフォルダとアカウント名は移行元のMac miniと同一になり、スムーズに運ぶ。
bookTOM」のユーザーは終了後に消去する
 連日のOSアップデート作業でWiMAXの「3日で10G」の通信量制限が厳しくなり、移行時にセキュリティ関連の自動更新がされないよう、Wi-Fiは切断して作業した。

 作業がようやく終わって、念のためWiMAXの通信量を確認した。すると、14G弱まではね上がっている。制限値をあっさり超えていた。
 思惑では9Gあたりでギリギリ収まっているはずだったが、完全に想定外。理由をいろいろ考えてみたが、終了後にDropboxとGoogleDriveにログインして全ファイルを同期したことが原因と思われた。
 上書きインストールなら同期のやり直しはないが、クリーンインストールの場合は同期作業が必須。合計4G弱あるので、数値のつじつまは合う。
 一夜明けてWiMAXからメールがあり、今日の18時から明日2時まで、3日で10Gを超えたことによる速度制限に入ることの連絡があった。ホームルータ本体にも黄色の警告ランプが点灯した。

 これを書いている時点で速度制限の真っ最中だが、ツイッターやニュースサイトの閲覧、ブログの記載に大きな支障はない。通信速度は実測値1Mbpsくらい。画像表示がやや遅れる程度で、インターネット黎明期のダイヤルアップ接続と比べると、はるかに快適。
 速度制限は明後日まで続く。セキュリティ関連の更新は、制限が解けてからゆっくりやる。