感染ルートが不明なのが特に怖い。食品や日用品の買物程度しか外出していないのだとすると、いったいどこから感染したのか?
同居する子供の情報が全くなく、周辺行動の詳細が不明なのが余計に恐怖心をあおる。これでは備えようがない。
亡くなった方(性別不明)は16日に咳が出始め、翌日に入院。その後も病状は改善せず、25日に亡くなったという。陽性反応は死後に判明したらしい。
発症9日後という、まるで転げ落ちるような死へのスピード。本当に怖いウイルスだ。
実は一昨日の3連休最終日に、長男一家を招いて久しぶりに夕食会をする予定だった。しかし、世間がこのような状況で、孫娘に咳と痰の症状が出たこともあり、来月に延期することにした。
マスクや手洗いの除菌対策は万全のようだったが、いまは全く症状のない患者も数多く市中にいるらしい。たとえ家族でも用心するべき時期だった。
私には大腸ガンと咳喘息の持病があり、妻は高血圧症で2種類の薬をずっと飲んでいる。万一罹ってしまうと、悪化するのは目に見えている。用心しすぎるくらいでちょうどよい。
延期の結論を出したその連絡メールに、「新型コロナウィルス防御対策」として、これまで自分なりに調べた手段を列記し、他の子供たちにも同時送信した。(真偽の程は各自でお確かめください)
● すべての公共の金属プラスチック(ドア取手、手すり、スイッチ、レバー、ボタン類)に直接手でふれない。 ウイルスは金属プラスチックだと最長9日生きているらしい。
やむを得ずふれる場合は毛糸などの手袋をする。衣類だと数時間で消えるとか。 手袋は定期的に洗う。
(手袋がないときは、袖などをつまんで代用)
(握ったゲンコツや肘、足を使うのも有効)
● 公共のトイレは極力使わない。やむを得ないときでも、ハンドドライヤーは絶対使わない。
● うがいで最も効果的なのは、水で直接鼻孔を洗い流す鼻うがい。
● エレベーターは乗るなら一番奥でドア方向を向く。
● 病院や宴会系の場など、不特定多数が長時間集まる場は避ける。
● 部屋の換気をよくし、栄養と睡眠を充分にとる。
究極の対策はどこにも出かけず、誰にも会わないことだが、最低限の生活を維持するため、現時点で自分がやれるささやかな防御策。なんとかウイルスから逃れ、生き延びるために。