その後ジリジリと気温は上がって、11時頃には30度を突破した。午前中にどうしても投函したい郵便物があり、帽子をかぶって外に出たが、目眩がしそうになるほどの蒸し暑さだった。
一番近いスーパー横のポストが小さすぎて郵便物が入らず、やむなく店内でちょっとだけ涼んだあと、郵便局までさらに歩く。途中、木陰で座り込んでいる高齢者数人を発見。暑さに不慣れな北国人には危険な陽気で、とても人ごとではない。
帰路、少しでも日陰をと、川べりの散策路を通ったら、足元に小さな洋梨の実が散らばっている。(なんでこんな場所に…)と上を見上げると、梨の実が鈴なりである。
誰が植えたのか知らないが、この地区に10数年も住んでいて、まるで気づかなかった。秋は確かに近づいているのだ。
戻ってネットで確かめたら、都心ではすでに32度を突破している。8月最初の真夏日である。仕事をする気にはとてもなれず、そのまま予備ベットの上で昼寝。暑い日は昼寝に限る。
少し涼しくなった夕方にようやく仕事を始めたが、長いブランクのせいか、あれこれ手間取った。キリのよいところで歌の定例練習。暑くとも、こればかりは欠かせない。