2012年8月19日日曜日

ミキサーの固定手段

 昨日のライブは初めて訪問する施設だったので、用心して乾電池駆動のPAではなく、一回り大きい交流電源駆動のローランドCM-30を持参した。
 会場の大きさや聴き手の数からして、結果的に乾電池駆動PAでも足りたかもしれないが、箱の大きいCM-30のほうが音は安定する。リバーブが内蔵されてないのが小さな欠点だが、特に制限がない限り、こちらを使うべきだろう。

 札幌大谷学園百周年記念館で先月実施されたクラシック系復興支援コンサートでもこれを使ったが、ミキサーは黒のガムテープでPAの上に固定し、移動撤収がスムーズに行えるよう工夫した。
(ミキサーなしでも使えるが、あったほうが音は遥かに安定する)


 ところが、ガムテープ方式には欠点がある。ミキサーを上部に固定したままなので、自立式の脚をつける際、PAを逆さまにすることが出来ない。組立てと分解はPAを横に寝かせたままやらざるを得ず、下端の脚を広げる際にかなりの不自由とタイムロスを強いられた。
 熱に弱いという問題もあった。放っておくと30度近い夏の暑さでガムテープが緩んでしまい、その都度貼り直すことになる。便利ではあったが、限界があった。

 別の手段をずっと考えていたが、PAやミキサー本体に傷を一切つけず、かさばらず、ライブの場で短時間に着脱が可能な方法には、なかなかたどり着けなかった。
 一昨日になってゴムで止める単純な方法を思いつく。古い自転車チューブがとってあったので、PAを一周する長さに切り、リング状にしばって予めPAに巻いておく。脚の固定には支障がなく、ミキサーの固定も瞬時。色も黒でPAになじむ。
 ゴムの幅がやや広く、ミキサーの操作ボタンに少し干渉するので、その部分だけビニルテープで巻いて細くしてみると、ピタリ収まった。

 昨日のライブで実際に試してみたら、何ら問題なく使えた。高い位置にあるのでライブ中のミキサー操作が簡単で、ケーブル類に引っ張られて落下する心配も皆無。今後移動を伴うライブでも力を発揮するだろう。またひとつ前に進めた。
 機材の細かい改良、歌そのものや構成と並んで非常に重要で、DIYに勝るものはない。