2008年3月19日水曜日

あれこれ多忙

 あれこれ多忙。昨日は夕方に取引先での打合せが2件あり、都心に出たついでに知人の絵の個展をデパートで見てきた。
 一流のプロが描いた絵やイラストは、ジャンルは少し違っていても、創作のエネルギー源は同じ。忙しい忙しいとこの種の「充電」を怠っていると、デザインでも音楽でも文学でも、新しい創作イメージにつながっていかない。
 自然を対象にしたリアリズム追求の絵だったが、よいシゲキとなった。

 家に戻ったら、21時近く。前日から左の眼や肩、そして後頭部が重くて痛い。あきらかに疲れがたまっている。ゆっくりと風呂に入り、遅い夕食を食べたら少し気分がよくなった。そのまま仕事に移り、未明までかかって進行中の6件をほぼ終わらせた。
 本当は休み明けの21日までの仕事だが、毎日のように新規の仕事が入ってくるので、納期を前倒しして片づけないと、たちまちパンクしてしまう。

 実は昨日も新しい仕事が入った。電話が鳴ると、(また仕事かも…)という恐怖に捕われる。こんな複雑な心境は、本当に20年前のバブル景気以来だ。
 今日は午後から父の入院の立ち会い。膨大な量の書類や同意書に署名、なつ印をする。医療トラブルが頻発するせいか、病院側の対応は以前よりもはるかに慎重である。
 父の容態はよくない。身体のあちこちに水が溜まっていて、「低栄養」(充分な栄養がとれない)状態だそう。当分は鼻から管を通し、直接栄養分を長しこむ。
 もうすぐ93歳で、一族の過去の最高寿命を着々と更新中である。しかし、年が年だけにもう無理はきかない。幾多のトラブルを強靭に乗り越えていることが不思議なくらいだ。

 帰宅後、昨日打ち合わせた5棟の住宅集合パースの仕事にかかる。明日もまた休みなし。仕事の予定は今月一杯、すでに埋まっている。明日なき「戦いの日々」は、まだまだ続く。