2008年3月7日金曜日

ほどほどの便利さ

 8年前に出した「父が息子に残すもの 息子が父に贈るもの」という長いタイトルの本の売上げランキングをときどき検索しているが、今日の午後、仕事の合間に調べてみたら、アマゾンの総合ランキングで3万位に入っていた。
「子育てノンフィクション」の中でも2位、「スポーツノンフィクション」の中でも7位に入っている。何十万とある本の中だから結構なもので、ベストセラーではないが、細くて長いロングセラーに近い売れ行きか。

 ところが夜9時過ぎのいま再確認してみたら、なんと13,481位にまでランクアップしている。「子育てノンフィクション」ジャンルでは堂々の首位、「スポーツノンフィクション」でも2位だ。こいつはスゴイ。
_ちなみに、私の本はいまハヤリの「自費出版本」とやらではない。レッキとした企画本で、ちゃんと印税も一括払いで8年前にいただいている。
 その後韓国でも翻訳され、その時にもありがたく印税をいただいた。貧乏暮らしが信条の私にとっては、大変な「孝行息子」なのである。

 例年、卒業を控えたこの時期にランクが上昇する。推測だが、「子育てサッカー」をテーマにしたものなので、卒業の記念にまとめて買っていただいているのかもしれない。


 昨日のことだが、2台に増えたWindows機の蓋を開け、メモリを取り出して交換した。具体的には、最近1024M(512M×2枚)に増やしたばかりのメイン機のメモリを1枚取り出し、予備機の256M×2枚のうちの1枚と交換したのだ。
 メイン機と予備機は同じメモリ仕様なので、自由に相互交換が可能だ。メイン機のメモリの使用状態をチェックしてみると、大規模な3D-CGの計算をやらせても、かなり余っている。
(もしかして、512+256=768Mでも足りるのは?)と思い、具体的に試してみた。
 交換後、最近やったばかりのかなり面倒な3D-CGデータの計算を両方でやってみた。メモリはどちらも768M。すると、1.9GHzのメイン機でおよそ24分の計算時間、そして2.4GHzの予備機が19分だった。
 単純計算でCPU能力が1.26倍の予備機のほうが、計算時間もピッタリ1.26倍速い。うまくできてますな。

 メモリを1024Mにしても、予備機の計算時間は全く同じ24分。メモリ使用状況を詳しく調べてみると、768Mの場合でもまだ使用メモリには100Mほどの余裕がある。
 つまり、現在の仕事の使用状況では、メモリは768Mで充分だという結論になる。予備機のメモリを増強することも考え、下調べもしてあったが、お金の無駄である。やめた。
 結局、2台のWindows機のメモリは仲良く768Mとなった。

 それにしても、4年も前のパソコンだが、能力はどちらも非常に高い。これがわずか1万円強で手に入る。パソコンもソフトもネット環境も、もう能力的には飽和状態に達している感がする。